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【星出宇宙飛行士長期滞在ミッション報告会 ~宇宙の家「きぼう」で過ごした124日間~】

に、行ってきた。

日本人宇宙飛行士が宇宙から日本へ帰還するとこういうイベントが開催される。
毎回貴重な話が聞けるのでよく行くんだけど今回は特に面白かった。

星出彰彦(苗字の通り、星を出た人。スゴイね。)宇宙飛行士の話はモチロンだけど
宇宙航空研究開発機構・JAXAの人の裏話や熱い情熱が沢山聞けた。
登壇したのは
長谷川義幸(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部長・理事)
上垣内茂樹(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 宇宙環境利用センター長)
東覚芳夫(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術センター きぼうフライトディレクタ)

曰く
昔は先輩(アメリカとロシア)に教えてもらい後を追うばかりだった。
船外活動用の宇宙服の技術などは自国で独占し日本に対しても未だに公開されない。
しかしISS有人実験施設「きぼう」「こうのとり」(HTV)と、日本の技術、製品が増えるに連れて
日本の技術力、JAXAや日本人宇宙飛行士の能力の高さが認められてやっと対等なところまで来れた。

今では
「こうのとり」(HTV)や小型衛星放出機構NHKが開発したスーパーハイビジョンカメラなど
他国から使わせて欲しいという要望が山ほど来ている。
しかし、ただ使わせるのではなく交換条件で日本の要望を色々通してもらっている。
もしくは機材は貸すのではなく、直接メーカーから買うように伝えてる。
上では握手しながらも下では蹴り合ってるのが実情!

確かに宇宙開発には莫大な予算がかかる。
無重力を生かしたISSでの基礎研究、先端技術開発は短期的な利益にはならないが
長期的には人類にとって有益であるし必ず日常生活へのフィードバックがある。
不景気など一時的な事情で宇宙開発から手を引いてしまうと築き上げてきたものが台無しになる。
先進国と対等の立場で先端技術を更に発展させ続けていくのが日本の役目。

....と言う訳で沢山の応援よろしくね!そうすれば予算が出るので!(てへぺろ)

といった感じw
日本のものづくりの先端を垣間見た2時間でした。
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EOS 5D MARK II / EF100mm F2.8L MACRO IS USM / F4.0 1/200秒 ISO100 ■

  

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by foxfoto | 2013-02-21 17:50 | ●日記