SPP5.5と新モノクロームのファーストインプレッション(問題発生)。
昨日公開されたSIGMA Photo Pro 5.5.0(以後SPP5.5)
今日アップデートしてDP2Mの手持ちデータで色々試してみた。
今バージョンの一番のトピックは新モノクロームモードの実装。
今までのモノクロとは違うプロセスを開発した事で
・カラーミクスチャーとフィルムグレインによる表現の拡大。
・高ISO感度撮影でのノイズ量の低減。
・ダイナミックレンジの拡大。
等が可能になるとの事。
せっかくなのでカラーや旧モノクロとどう違ってくるのか、テストしてみた。
(各画像左下の【等倍表示】をクリックするとFlickrの等倍表示が別ウィンドウで開きます。)
選んだのはこの写真。夜の新宿をF2.8、1/60秒、ISO1600で撮ったもの。
【等倍表示】
【1枚目】中央部を100%表示させたものを画面キャプチャしたのがコレ。カラーノイズがひどい。
【等倍表示】
【2枚目】彩度を-2.0にしたのがコチラ。当たり前だけどカラーノイズは消える。でもまだぼんやり。
【等倍表示】
【3枚目】更にホワイトバランスをモノクロームにしたもの。今となっては旧モノクロ。
ヒストグラムを見ると分かるけどコントラストと露出が少し上がって多少シャッキリした。
【等倍表示】
【4枚目】新モノクロモードにした状態。
2枚目から3枚目の変化とは逆で露出は暗くなってコントラストは下がりノイズも増える....
最初はアレ!?って感じだけど是非等倍で見て欲しい。今までとはディティールの残り方が桁違い。
旧モノクロよりもナチュラルに情報が詰まってる感じ。凄く良い!なるほど!さすが!と納得。
【等倍表示】
色んな写真を新モノクロームにして楽しんでたら
ka_tateさんのブログ、【写真あれこれ】の
【SIGMA Photo Pro Monochrome Mode ブルー100%で高感度を堪能する!】を発見!
要約すると新モノクロームのカラーミクスチャー機能をR0.G0.B100に設定する事で
三層センサーの一番上、青の層に記録された情報のみを使えるという!
なるほど!と早速試したのがこの【5枚目】
まるでISO100や200で撮ったんじゃねーの!?ってぐらいノイズが消えた!!
三層の内の状態の良くない二層のデータを捨てる事で結果的に最も情報量のある画になった!!
【等倍表示】
今度は逆にR100.G0.B0で、一番下の赤の層だけにしたのがこの【6枚目】
う~ん、ひどい。やっぱFoveonは赤が苦手。
【等倍表示】
ん で だ。
ここからが今日の本題。
この青100%のバージョンを今日の一枚にしようとJPEG保存して絶句した....全然画が違う!!
左がJPEG保存したモノ、右がSPP上の画面。左の方がノイズレスで一見キレイだけど
等倍で見るとノッペリしてディティールが消えちゃってる!!なんてこった!!
【等倍表示】
最初は青100%ってセッティングがやっぱまずかったのかな?と
カラーミクスチャーをリセットした状態で再度JPEG保存したけどやっぱり同じ!!
んで、今までの各バージョンでJPEG保存して比較してみたら
新モノクロームモードで出力したモノだけノッペリした画質になっちゃう。
同じSPP5.5でもカラーや旧モノクロモードで出力したモノは
キレイかどうかは別としてSPP上の表示との差は無い。
....う~ん、正直今の状態だと、新モノクロームモード、使えないっす。
Twitterとか検索してみると他の不具合も出てるみたいだし
バグフィックス版が公開されるのを待つしかない。
シグマさ~ん、宜しくお願いしま~す!!
(SPPがこんな状態じゃDP3M買えないよ~)
今回のテストデータはFlickrのSetsにまとめました。 → コチラ
※2013/03/26追記 SPP5.5.1で問題解決しました。
■My Photo Gallery【flickr】【FLENS】【500px】
今日アップデートしてDP2Mの手持ちデータで色々試してみた。
今バージョンの一番のトピックは新モノクロームモードの実装。
今までのモノクロとは違うプロセスを開発した事で
・カラーミクスチャーとフィルムグレインによる表現の拡大。
・高ISO感度撮影でのノイズ量の低減。
・ダイナミックレンジの拡大。
等が可能になるとの事。
せっかくなのでカラーや旧モノクロとどう違ってくるのか、テストしてみた。
(各画像左下の【等倍表示】をクリックするとFlickrの等倍表示が別ウィンドウで開きます。)
選んだのはこの写真。夜の新宿をF2.8、1/60秒、ISO1600で撮ったもの。
【等倍表示】
【1枚目】中央部を100%表示させたものを画面キャプチャしたのがコレ。カラーノイズがひどい。
【等倍表示】
【2枚目】彩度を-2.0にしたのがコチラ。当たり前だけどカラーノイズは消える。でもまだぼんやり。
【等倍表示】
【3枚目】更にホワイトバランスをモノクロームにしたもの。今となっては旧モノクロ。
ヒストグラムを見ると分かるけどコントラストと露出が少し上がって多少シャッキリした。
【等倍表示】
【4枚目】新モノクロモードにした状態。
2枚目から3枚目の変化とは逆で露出は暗くなってコントラストは下がりノイズも増える....
最初はアレ!?って感じだけど是非等倍で見て欲しい。今までとはディティールの残り方が桁違い。
旧モノクロよりもナチュラルに情報が詰まってる感じ。凄く良い!なるほど!さすが!と納得。
【等倍表示】
色んな写真を新モノクロームにして楽しんでたら
ka_tateさんのブログ、【写真あれこれ】の
【SIGMA Photo Pro Monochrome Mode ブルー100%で高感度を堪能する!】を発見!
要約すると新モノクロームのカラーミクスチャー機能をR0.G0.B100に設定する事で
三層センサーの一番上、青の層に記録された情報のみを使えるという!
なるほど!と早速試したのがこの【5枚目】
まるでISO100や200で撮ったんじゃねーの!?ってぐらいノイズが消えた!!
三層の内の状態の良くない二層のデータを捨てる事で結果的に最も情報量のある画になった!!
【等倍表示】
今度は逆にR100.G0.B0で、一番下の赤の層だけにしたのがこの【6枚目】
う~ん、ひどい。やっぱFoveonは赤が苦手。
【等倍表示】
ん で だ。
ここからが今日の本題。
この青100%のバージョンを今日の一枚にしようとJPEG保存して絶句した....全然画が違う!!
左がJPEG保存したモノ、右がSPP上の画面。左の方がノイズレスで一見キレイだけど
等倍で見るとノッペリしてディティールが消えちゃってる!!なんてこった!!
【等倍表示】
最初は青100%ってセッティングがやっぱまずかったのかな?と
カラーミクスチャーをリセットした状態で再度JPEG保存したけどやっぱり同じ!!
んで、今までの各バージョンでJPEG保存して比較してみたら
新モノクロームモードで出力したモノだけノッペリした画質になっちゃう。
同じSPP5.5でもカラーや旧モノクロモードで出力したモノは
キレイかどうかは別としてSPP上の表示との差は無い。
....う~ん、正直今の状態だと、新モノクロームモード、使えないっす。
Twitterとか検索してみると他の不具合も出てるみたいだし
バグフィックス版が公開されるのを待つしかない。
シグマさ~ん、宜しくお願いしま~す!!
(SPPがこんな状態じゃDP3M買えないよ~)
今回のテストデータはFlickrのSetsにまとめました。 → コチラ
※2013/03/26追記 SPP5.5.1で問題解決しました。
■My Photo Gallery【flickr】【FLENS】【500px】
by foxfoto
| 2013-02-22 17:50
| ●撮影機材ネタ