FUJIFILM X100Sの特徴。【操作性編】

昨日はX100Sの描写について書いたので今日はX100Sの操作性、使い勝手について。
20130302_FUJIFILM X100S撮影体感セミナー_22_cow
FUJIFILM X100S / F4.0 1/60秒 ISO250 ■  →等倍はコチラ←

X100Sに限らずX-Pro1X-E1X20などXシリーズのカメラに共通してるのは
絞り、シャッタースピード、露出補正の3ダイヤルを使った操作系
ファインダー(OVF、EVF、ハイブリッド)の存在でしょう。

開発者も設計思想やデザインのこだわりを熱く説明してくれました。
・電源が入っていないと設定を確認できないカメラは嫌だ。
・腕を伸ばして背面液晶で撮るスタイルはカッコ悪い。
・撮影範囲“外”が見えるファインダーの優位性。
などなどなど。

実際のところ
一度設定を詰めればメニュー画面を開くことなんて殆ど無い。
右手親指は露出補正ダイヤル
右手人差し指はシャッターボタン
右手中指はファインダー切り替えレバー
左手は絞りリングとフォーカスリングに集中するのみ。
実にシンプル。ファインダーを覗いたままブラインドで操作可能。

もちろんどんなカメラだって使い込んでいけばそうなるけど
パッと渡されても直ぐに馴染む。直感的に操作出来るカメラは魅力的。

ただし心地よいクリック感や回転トルクの基本ダイヤル系に対して
背面のコマンドダイヤル(EOSで言えばサブ電子ダイヤル)辺りは安っぽくて残念。
ここら辺のパーツはX100T(サード)でのアップデート要項かな。
20130302_FUJIFILM X100S撮影体感セミナー_28_Lotus Elan
FUJIFILM X100S / F4.0 1/30秒 ISO800 ■  →等倍はコチラ←

X100Sの一番の魅力はやっぱりハイブリッドビューファインダーだよね。
EVFを内蔵or外付け出来るカメラはあるけどOVFとEVF両方をボディに内蔵してるのはX100Sだけ。
特にOVFの方がやっぱり気持ち良い。表示ディレイや残像の無い見たままの世界に
露出設定やヒストグラム、グリッドや水準器などの情報を重ねて見てると
戦闘機のHUD(ヘッドアップディスプレイ)やAR(拡張現実)の気分。
クラシックなデザインに反してファインダーの中はハイテク。

今回は試せなかったけど
1枚目のデータを投影しながら構図を合わせられる
多重露出撮影機能もファイブリッドビューファインダーならではの機能だね。
20130302_FUJIFILM X100S撮影体感セミナー_30_No Parking
FUJIFILM X100S / F4.0 1/60秒 ISO320 ■  →等倍はコチラ←

まぁ~不満が無いワケでもない。
一つ目は富士フイルムのデジカメの売りであろうフィルムシミュレーション機能について。
その画質、色調チューニングの良さは昨日の【描写編】で書いた通りだけど
問題は1枚の写真から3パターンのフィルムシミュレーションを書き出す
フィルムシミュレーションブラケット機能がJPEGオンリーの時にしか設定出来ない事。
富士は専用現像ソフトを持ってないのでPCでRAWデータに施す事も出来ない。
RAWで撮って後で自分で調整するか、富士のチューニングに全てを任せてJPEGで撮るかの二択だ。
出来たらRAW+JPEG3パターンで書き出せるようになって欲しい。

二つ目はファイル名称について。
撮影後にデータをチェックして驚いたのだけど
単写で撮ると【_DSF000x】、連写で撮ると【_S0x000x】という別々のファイル名で記録される。
例えば単写で3枚、連写で3枚、単写で2枚、連写で2枚、単写で1枚撮るとすると
 _DSF0001
 _DSF0002
 _DSF0003
 _S010004
 _S010005
 _S010006
 _DSF0007
 _DSF0008
 _S020009
 _S020010
 _DSF0011
といった感じになる。最後の四桁は通し番号になってるけど最初の4桁が違うので
PCでファイル名順にソートすると時系列が崩れるのだ。
撮影日時順でソートしても撮影時刻が分単位まで同じだと名称のアルファベットが影響して
_DSF0011が_S020009の前に来たりする。
この仕様、ファイル管理の観点からすると凄く厄介なのでやめて欲しい。
ファイル名を一括返還するソフトはいくらでもあるけど無駄な工程が増えるのは好ましくない。

三つ目は上記二つを合わせたような感じだけど
RAWで撮っておけばカメラ内現像機能を使って
複数のフィルムシミュレーション写真を書き出す事が出来るんだけど
そのファイル名が全く新規のファイル名になってしまう事。
例えば上記の_S010005をカメラ内現像して新しく書き出すと_DSF0012というファイル名になる。
コレだとどのRAWデータから書き出されたファイルなのかが凄く分かり辛い。
単写で撮ったものなら同じ構図のモノを探すのは比較的簡単だけど
連写で撮ったものの中の1枚だったりすると判別が難しい。
他にもA地点で撮ってB地点で撮って、C地点までの移動中に
A地点で撮った写真をカメラ内RAW現像したりすると
BとCの写真の間にAの写真が紛れ込む事になる。
_S010005をカメラ内現像したら_S010005_1とか_S010005Rとか
とにかくオリジナルの写真がどれなのか直ぐに判別出来る名称にするのが正解だと思う。

上記の問題点がファームアップとかで改善される事を願ってますよ富士フイルムさん。
20130302_FUJIFILM X100S撮影体感セミナー_35_Please wait
FUJIFILM X100S / F4.0 1/60秒 ISO320 ■  →等倍はコチラ←

  

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by foxfoto | 2013-03-06 17:50 | ●撮影機材ネタ | Comments(0)