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SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014のデザイン・ボリューム感・操作性。

19日にシグマ本社で開催された新型50mm F1.4 DG HSM A014体験イベント
良いか悪いかは微妙だけどそんなに大混雑する事も無くじっくり50F1.4A014を触る事が出来た。

デザイン・ボリューム感・操作性は本来発売後に書くべきなんだろうけど
キヤノン向けに関しては発売一週間前という事もあってこういうイベントでお約束の
【開発中の試作品につき製品版とは細部が異なる可能性があります】的な注意書きは一切無し。
3日後の25日(金)には正真正銘の製品版が手元に届く予定だけど、まぁ一足先に書いちゃっても良いかな。

1月の発表時はまだ質量は公表されてなかったけど
使われてるガラスの枚数やボリューム、サイズから【800g前後は覚悟した方が良さそう。】と書いた。
旧型になる50F1.4EXが出た時も、85F1.4EXが出た時も、35F1.4A012が出た時も
その大きさや質量が話題になった。コレはもうシグマレンズのお約束。
他社の同スペックのレンズよりも大きく重い分高性能。
個人的にはそう前向きに捉えてきた。

確かに他社の近いスペックのレンズと比べると大きく重い(今回はもっと凄いヤツが居るけどw)。
でもEOS 5D MARK II(バッテリー+カード込みで905g)とかに装着するなら丁度良い。
24-105F4L12-24II(どちらも670g)や35F1.4A012(665g)と同レベル。
ボディ+レンズで1500g以上の領域の100gとか正直誤差の範囲。
一日持ち歩いた時の疲労度の違いも多分分からないよ。

三井公一氏がトークショーで言ってたけど
SIGMA GLOBAL VISION以降のレンズはカッコイイだけじゃなくて操作性も良くなった。
・フィルター径(前玉部分)は大きいけどフォーカスリング部分はスリムで某50F1.2より操作し易い。
・フォーカス切り替えスイッチも以前の形状は不意に切り替わってしまう事があったが今は無い。
・旧スイッチは切り替えのし易さを重視したんだろうけど現場では意図せず切り替わらない事の方が重要。
・今回からフルタイムマニュアルフォーカスのカスタマイズが可能になったので操作性が更に向上した。
全く同意です。

個人的に付け加えるなら35F1.4A012比でフォーカスリングが手前に移動したのが凄く嬉しい。
左手はレンズ側を持つんじゃなくマウント部分を中心にボディとレンズ両方支えるように持つんだけど
35F1.4A012のフォーカスリングは正直ちょっと遠かった。50F1.4A014は凄くMFし易いよ。
その他AF速度やフォーカスリングの感触、フードの装着感、ボリュームは35F1.4A012とほぼ同等。
旧型になる50F1.4EXのAFはガタガタ音がするしスピードも決して速くはなかったけど新型なら大丈夫。

それでもまだ大き過ぎる!重過ぎる!(あと高過ぎる!も?)って思う人は是非試写してみて下さい。
『大きい!重い!高い!…けど、コレだけ写るなら…仕方ないかぁ…』ってなると思いますw
20140422_01_SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 + CANON EOS 5D MARK II
SIGMA DP3 Merrill / F2.8 1/8秒 ISO200■  【等倍はコチラ】

  

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