3Dプリンターで作るカメラアクセサリー第12弾!EF50F1.8STM用つけっぱなしフード!

25年ぶりに更新されたキヤノンの新型撒き餌レンズEF50F1.8STM
小型軽量安価かつ約30年前に設計された光学系をずっと継承し続けるこのレンズは
CANON EFマウント沼への撒き餌であると同時に実はオールドレンズ沼への撒き餌でもあるのかも…
というのが今のところの印象。


兎にも角にもこの価格。まずは1本お試しを!なレンズ。
でも実は使い勝手と純正フードES-68に関しては思うところもありまして
ソレを解決するべくいつもの様に自前の3Dプリンターを使ってオリジナルのフードを作った次第。
20150611_05_CANON EF50mm F1.8 STM + DIY Hood
まず使い勝手に関してイマイチだな~と感じてるのはレンズが伸びる事と電源OFFで縮まらない事。
保護フィルターとレンズキャップを装着して光学系を最大まで伸ばした状態が上の画像。
元がコンパクトなレンズなだけに結構な繰り出し量に思える。ちょっと厄介。
新型になって最短撮影距離が45cmから35cmに短縮された事と
AF用モーターがSTMになった事が影響してる。

EF50F1.8STMを使い始めてから既に何度も経験してる事だけど
例えば外食で注文したメニューが出て来たらとりあえず食べる前に2~3枚撮るじゃない?
んでカメラの電源をOFFってバッグにしまおうとした瞬間、伸びたままになってるレンズに気付くワケです。

最短撮影距離が短縮された事で近接撮影時の繰り出し量は旧型よりも増えてるし
直前に撮ったのは目の前にあるメニューだから、光学系は最も繰り出した状態のまま。
旧型のEF50F1.8IIならレンズのフォーカススイッチをMFにしてフォーカスリングを回せば
繰り出した光学系を縮める事が出来る。

でも新型はSTMモーターになったのでカメラの電源を入れて通電させてあげないと
フォーカススイッチをMFにしてもフォーカスリングは空回りするだけ。
カメラの電源をON/OFFする手間が余分にかかるワケだ。
コレだけの事だけど、さぁ食うぞ!という時のこのひと手間は結構ストレス。
AF動作でレンズの全長が変わるレンズは他に持ってないのでついつい同じ事を繰り返しちゃう。

普段カメラをバッグに入れて持ち歩く時、RICOHのGRTHETAみたいに薄いカメラ以外は
イメージセンサーが下を向くような(レンズが下になるような)向きにしてる。
移動時の振動でセンサーに付着したホコリを落とすのが目的。
長く使ってる5D2もこの持ち歩き方(収納のし方)にしてからセンサーにゴミが付着する事は減ったし
一昨年の春から使ってるKissX7に関してはセンサーゴミが写り込んだ事は一度もない。
レンズを下にして収納したいというのも伸びるレンズに抵抗を感じる要因。
繰り出した光学系にカメラの重みが圧し掛かって故障したらどうしよう…とか考えちゃう。

じゃ~どうするか?フードを装着してれば良いんです。
EF50F1.8STMは繰り出さないベースの部分にフード用のバヨネット爪がある。
保護フィルターやレンズキャップを装着して、光学系が最も繰り出した状態よりもフードが長ければ
レンズが伸びた状態のままバッグに収納しても光学系に負荷が掛かる事は無い。

純正フードES-68もこれに十分な長さがあるけど
ES-68は逆付けする事を想定してるので径が大きくて嵩張るのが難点。
それに50mmって画角に対しても径が大き過ぎる。
APS-Cボディと組み合わせて80mm画角で使う時の遮光性能なんて殆ど無いだろう。
それにこれから梅雨やら台風やらで雨風やホコリが舞い散る季節になってくる。
保護フィルターや前玉を保護する意味でもフード開口部は小さい方が良い。


というワケで
・フルサイズボディとAPS-Cボディそれぞれの画角に合わせた開口面積。
・雨風やホコリから保護フィルタや前玉を保護する小さい開口部。
・繰り出す光学系へのストレスを回避させられるだけの長さ。
・指当たりが良くレンズの保持をサポートする側面形状。
・フードを装着したままレンズキャップ脱着が可能。
・つけっぱなしにしても邪魔にならないサイズ。

などを意識しながら試作とテスト撮影を繰り返して
製作したのが以下のEF50F1.8STM用つけっぱなしフード

20150611_04_CANON EF50mm F1.8 STM + DIY Hood
まずは50mm画角に最適化したスクエアタイプ。フルサイズボディとAPS-Cボディの両方で使用可能。

20150611_03_CANON EF50mm F1.8 STM + DIY Hood
そしてAPS-Cボディと組み合わせた80mm画角に最適化したドーム(フジツボ)タイプ。
※フルサイズセンサーボディとの組み合わせ時は四隅がケラレます。

20150611_02_CANON EF50mm F1.8 STM + DIY Hood
純正フードES-68も含めて3つ並べるとこんな感じ。
開口部面積はES-68(中央)を100とするとフルサイズ用のスクエアタイプ(左)は約55
APS-C用のドーム(フジツボ)タイプ(右)は約40という数値。
前玉の見え方からも遮光性能や雨風ホコリからの保護性能は勝ってる。
外寸もES-68の約36mm×約84mm(高さ×最大径)に対して
つけっぱなしフードはどちらも30mm×71.8mmと全長・最大径共に小さい。

20150611_01_CANON EF50mm F1.8 STM + DIY Hood
上から見るとこんな感じ。上記の通り指当たりの良い側面形状にしてあるので
横構図の時も縦構図の時も安定してレンズを保持出来る。
フードのコンパクトさも伝わるかな。

フードとしての性能は純正を上回ったと思うけど、装着感に関しては正直一歩劣る。
ES-68のネジやバネも含む複数のパーツを使ってのカチッ!とロックが掛かる精密感はさすが純正。
残念ながら家庭用3Dプリンターでの一発出力品で再現するのは難しかった。
とは言え簡単に外れたり回ったりしないように寸法を調整して設計してあるのでご安心を。
センター指標もあるのでソレをガイドにしてもらえればケラレたりもしない。
※フード脱着時の回転方向は純正と逆になるのでご注意下さい。


そんなEF50F1.8STM用つけっぱなしフード、ご希望の方には下記の通りで出力・販売いたします。
また質問などありましたら下記アドレスやこのブログへのコメント、ツイッターで何なりと。


【CANON EF50mm F1.8 STM用つけっぱなしフード(フル・APS-C兼用スクエアタイプ)】【3400円】
【CANON EF50mm F1.8 STM用つけっぱなしフード(APS-C専用フジツボタイプ)】【3400円】

の購入をご希望の方は詳細説明をご確認の上
【氏名、郵便番号、住所(発送先)、希望アクセサリー名、カラー(黒)、注文数、希望発送方法】
などを記入してコチラのアドレスまでご連絡ください。 → order.foxfotofactory@gmail.com

■発送方法・送料
 ・注文品はレターパックライトorレターパックプラスにて発送いたします。
 ・レターパックライトにて発送の場合の送料 → 360円
 ・レターパックプラスにて発送の場合の送料 → 510円
 ・注文品合計金額が5000円以上であれば国内に限り送料無料にて発送いたします。

 ・レターパックライトはポストへの配達、レターパックプラスは対面での配達となります。
  在宅状況などに合わせてご希望の発送方法をお選びください。
 ・注文品の内容・個数によりレターパックライトの規定【厚さ3cm以内】に収まらない場合は
  自動的にレターパックプラスでの発送とさせていただきます。

■支払方法
 ・支払い方法は三菱東京UFJ銀行口座への振込みとなります。
 ・振込手数料は別途お客様のご負担となります。
 ・ご注文メール確認後、振込み先口座などを返信いたします。
 ・入金履歴順に出力・発送し、追跡番号をメールいたします。

※選択カラーはAFINIA純正プレミアムABSフィラメントに設定のある【黒】の6色となります。
※遮光性能を重要視する場合は無難ですが黒を選択される事をオススメいたします。
 黒以外のカラーで出力した場合、遮光性能の低下、色被り、AWBへの悪影響、などが発生する
 可能性が考えられます。黒以外のカラーを選択した場合は
 機能部品としてではなくドレスアップパーツとしてお楽しみ下さい。


それではご注文、お待ちしております。


※2016/01/06追記
価格・カラーバリエーション・発送方法などを最新の情報に更新しました。


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by foxfoto | 2015-06-11 20:00 | ●モノ作り | Comments(0)