オリンパスプラザ東京でOLYMPUS PEN-Fに触ってきた。

年始から再来週末のCP+まで続く新型カメラ&レンズの発表ラッシュの中で
今のところFUJIFILM X-Pro2と双璧を成して気になってるのがOLYMPUS PEN-F
先週末と今週末に東京と大阪のオリンパスプラザで体験イベントが開催中
昨年秋から愛用中のOM-D E-M5 Mark IIを持ってお触りしてきた。

E-M5IIユーザー目線で、E-M5IIと比較しながら感じたPEN-Fについて書いてみる。

同姓同名の先代、フィルムカメラのペンFを知る人はあまり肯定的に感じてないみたいだけど
E-P5から大幅にメカメカしく武装して来たデザインは個人的には大好物ですわ。
E-P5からの2年半の間に出したOM-D系が余程好評だったのかな。

PEN-FとE-M5IIのサイズ比較はこんな感じ。
ファインダーがレンズの真上にあってグリップの膨らみもあるE-M5IIの方が寸法的には大きい。
でも横幅に関しては若干ながらPEN-Fの方が大きいし、肩の高さもPEN-Fの方が若干高いので
他メーカーのミラーレスや一眼レフカメラも一緒に並べたら、殆ど同サイズに見えるだろう。
20160213_04_OLYMPUS PEN-F & OM-D E-M5 Mark II Side-by-side comparison

背面液晶はE-P5やE-M1のようなチルト式からE-M5IIと同じバリアングル方式のタッチパネル液晶に変更。
E-M10IIで初搭載のファインダーを覗きながら親指で背面液晶をなぞってAFポイントを移動出来る
AFターゲットパッド機能
も搭載。ファインダー位置が左上なのでE-M10II以上に操作し易い。
親指グリップ部分が大きくえぐれてるので実寸法以上にボディが薄く感じてビックリ。
20160213_03_OLYMPUS PEN-F & OM-D E-M5 Mark II Side-by-side comparison

PEN-FとE-M5IIとのグリップ部分の厚さの違いと操作レイアウトの違いを色で表すとこんな感じ。
右手側ほど薄くなるボディと親指グリップ部のえぐれのおかげでE-M5II比で2/3ほどの厚さに感じる()。
操作系で大きく違うのはE-M5IIではモードダイヤルの中にあったアートフィルター系の機能()が
ボディ前面に新設されたクリエイティブダイヤルに移設され代わりにカスタムモードC1~4()が鎮座。
20160213_02_OLYMPUS PEN-F & OM-D E-M5 Mark II Side-by-side comparison
E-M5IIには“カスタムモード”ではなく、好みの撮影設定を保存出来る“マイセット”というのがある。
E-M5IIは多機能過ぎて撮影状況の変化に対し各機能を一つ一つ変更してくなんてのは大変。
で、俺は静物を単写で撮る通常撮影以外のよく出くわす撮影状況(1.動体連写、2.人物ポートレート
3.手持ち夜景、4.三脚使用のハイレゾショット&ブツ撮り)の撮影レシピをマイセットに記録して
シャッターボタン周辺のFn2~4と動画ボタン()に配置。人差し指1本で切り替えられるようにしてる。
PEN-Fのレイアウトだと一度右手を持ち替えてモードダイヤルを沢山回しての変更になるのでイマイチ。

あと前後ダイヤルとは別に露出補正ダイヤルが独立して3ダイヤルになったのは良いんだけど
個人的には露出補正値は印字せずに好きな機能を割り当てられた方が良かったと思う。
E-M5IIはFn1ボタン横のレバーで前後ダイヤルの割り当て機能を切り替えられるので
レバーを切り替える1アクションは必要なものの実質4ダイヤルとして使えるのが素晴らしい。
新設されたクリエイティブダイヤルも今のところ印字された通りの機能しか割り当てられない。
アートフィルター機能や撮影時に積極的に色補正を使う人にとっては優れたレイアウトだけど
俺の使い方だとフィルターを掛けたり、色や露出を補正したり、トリミングして構図を調整したりは
Wi-Fiでデータを飛ばしてスマホでやったり、家のPCでじっくりやったりする方が好きなので
各部の操作レイアウトに関してはE-M5IIの方がマッチしてるな、というのが正直な所。

更に今使ってるレンズが比較的大きく重いPROズームレンズの3本だってのも相性が悪かった。
小さく軽く選択肢も豊富な単焦点レンズをメインで使ってたんなら問題ないんだけど
PROズームレンズを装着する事を考えるとボディ前面に突起のない裸のPEN-Fでは不安定。
で、追加グリップのECG-4(青線の位置)を装着する事になるワケだけど、そうすると
中指の背がクリエイティブダイヤルのチェッカリングに当たって痛いんだよね…
クリエイティブダイヤルの位置がもう少し斜め上、青〇の位置辺りなら良かったんだけどね。
20160213_01_OLYMPUS PEN-F & OM-D E-M5 Mark II Side-by-side comparison

と、ちょっとシビアな書き方をしてしまったけど、それだけ買うか否かを真剣に考えた結果というワケで。
『アートフィルターや色補正を使わない身としては邪魔臭いクリエイティブダイヤルも
案外実際に買ってみたら積極的に使い始めるかもしれないな…』とか
『今後のファームアップでクリエイティブダイヤルや露出補正ダイヤルに他の機能を
割り当てられるようになったら逆にPEN-Fの方が扱い易いんじゃね?』とか
『PROズームレンズじゃなくて単焦点レンズ用のボディと考えれば万事OKだべ!』とか
買うための理由を勝手に吹き込んでくる悪魔(天使?)なもう一人の自分が脳内にいるのも確か。
ここ数年ずっと1600万画素止まりだったセンサーがついに2000万画素になって
ハイレゾがJPEGで5000万、RAWで8000万画素で撮れる事を考えるとやっぱり使ってみたくなる。
細かい操作系の不満点はさて置いて、このメカメカしいデザインは好きだしなぁ…

PEN-Fはまだ発売前って事もあってE-M5IIは勿論フラッグシップのE-M1よりも高く
PEN-FのボディだけがE-M1+MZD12-40F2.8PROレンズキットとほぼ同価という状況。

今もしどれか1台買い足すとすればE-M1ないしE-M5IIをもう一台、って方を選ぶし
E-M5IIを下取りに買い替えようとも思わないけど価格が落ち着いてきたら…
CP+のオリンパスブースでもう一度じっくり触らせてもらうとしよう。
20160213_05_OLYMPUS PEN-F + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 + ECG-4
OM-D E-M5 Mark II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO / F2.8 1/80秒 ISO200■

※3Dプリンターを使ったカメラ&レンズアクセサリー色々製作&販売中です!
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第1弾 dp2Q用つけっぱなしフード
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第2弾 dpクワトロ用のびる液晶シェード
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第3弾 dpクワトロ用のびる液晶シェード改
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第4弾 DPメリル用フードセット
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第5弾 dp1Q&dp2Q用つけっぱなしフード
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第6弾 THETA&THETAm15用スタンド
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第7弾 DPメリル用バッテリー収納グリップ
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第8弾 SIGMA LVF-01用アクセサリーセット
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第9弾 SIGMA dp3Q用つけっぱなしフード
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第10弾 dp3Q+FT-1201用フードアダプター
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第11弾 DPメリル用LVF-01ブラケット
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第12弾 EF50F1.8STM用つけっぱなしフード
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第13弾 SIGMA dp0Q用つけっぱなしフード



■My Photo Galleryflickr500px

写真・カメラ  車・バイク
[PR]
by foxfoto | 2016-02-13 20:00 | ●撮影機材ネタ | Comments(0)