SIGMA 新製品貸出し体験会 2017 Summer(in東京)で14mm F1.8 DG HSM A017を試写。
原宿で開催されたSIGMAの“新製品貸出し体験会 2017 Summer”で
・14mm F1.8 DG HSM A017(SAマウント・開発中ファームのβ版)
・24-70mm F2.8 DG OS HSM A017(SAマウント・開発中ファームのβ版)
・135mm F1.8 DG OS HSM A017(SAマウント・製品版)
の3本を借りて自前のa7II+MC-11(SA-E)に装着してテスト撮影してきた。
今日は最初に借りた14mm F1.8 DG HSM A017の写真。
レンズ自体のファームも開発段階で、MC-11の中にもレンズデータがないので
EXIFのレンズ名はシグマ以外のレンズを装着した時のように“DT 14-14mm F0.9-6.2 SAM”なんて
オモシロレンズ名だし、絞りも開放値はF1.8じゃなくて“F1.7”ってなってるし
残念ながらAFも殆ど動かなかったので全てMFにて撮影。
7/7の発売日までにはMC-11用の新ファームも公開するとの事でした。
RAWをLightroom CC 2015.10.1で現像してFlickrにUP。
露出がアンダーだったりオーバーだったりした何枚かの露出補正はしたけど
周辺光量とか歪曲とか色収差とかシャープネスとかのレンズ特性に関する部分はノータッチ。
14mmF1.8アートの印象に関してはもうTwitterで散々呟いたけど、スゴイっす。
今までの14mmレンズが大体F2.8止まりだった中でのF1.8って明るさは
ともすればカタログの見栄え重視のスペックで実際はまともに使えなくて
結局実用になるのはF2.8ぐらいからなんじゃね~の?って思いがちだけど
さすが発表当時から星景撮影推ししてきたレンズだけあるね。次元が違う。
被写体が近くにある時の超広角レンズとは思えないボケ量、立体感。
被写体が遠くにある時のシャープさ、各種収差の少なさ。
“開放からシャープ”って表現を超えて“開放から見た事のない描写”って感じ。
まぁ、元々超広角域を多用してきたワケじゃないので比較対象の引き出しは少ないんだけどね。
以下に何枚か貼り付けるけど、是非Flickrの方で大写しにして見て欲しい。
勿論スマホの小さい画面じゃなくPCの大きな画面でね。 →→→【コチラ】←←←
FlickrにUPした90枚の内62枚が絞り開放F1.8(EXIF上はF1.7)で6枚がF2と開放側の写真ばかり。
今回貼り付ける写真も全部F1.8のにしたのでEXIF記載は割愛して枚数を多めにね。
会場出てすぐの階段。
シグマイベントお約束の飛びこめ!!沼もしっかりw 安倍先生の新連載、楽しみだな~。
ズドーン!
今回の会場。体験イベントの看板、もっと前に出せば良いのに
元々入ってるテナントの看板の前には出さず、控えめなポジション取りだったw
超広角×大口径×最短撮影距離近辺だと像面湾曲の影響で中心と周辺でピント位置が変わってくるね。
今までにないF1.8という大口径ゆえの難しいポイント。無限遠側でなら影響は殆ど無いだろうけどね。
こういうピンポイントな被写体と遠くの背景って立体的な状況なら問題ない。
葉脈もバッチリ。
前にも書いたけど、自転車のスポークはフリンジや軸上色収差を見るのに良いので新製品を試す時は
必ず撮る被写体のひとつ。この日は明暗差がそんなになかったので発生する状況じゃなかったけど
絞り開放×近距離での描写も破綻が無い事が良く分かった1枚。リアハブ周辺のシャープさに注目。
SAマウントユーザーになってから街中に溢れる“SALE”の“SA”部分だけを撮ってしまう病気に…
イベント会場が青山から原宿に変更になったお陰で渋谷のスクランブル交差点まで来れるように。
如何にも超広角レンズで撮りたくなるロケーションだ。
スマホの画面じゃ分かり辛いけど、PCの大きな画面で見るとしっかりボケのある立体感が見えてくる。
写真を撮るのが好きでもちゃんとしたカメラじゃなくスマホで満足しちゃう人は
撮った写真をスマホでしか見ない人なんだろうね。スマホの画面がどんなに高解像になっても
あの小さい画面じゃボケ量やノイズや高解像さは見え辛い。スマホの写真との見え方の差は小さくなる。
確かにスマホ写真の画質も上がってるけど、PCの画面で見比べたら全然違うのにね。
Wi-Fi積んだり専用アプリ開発してもスマホに侵食されるカメラ市場、如何に大きな画面で
写真を見てもらう機会を作れるかどうかが重要になってるような気がしないでもない。
このカットはF1.8、F2、F2.8、F4で撮ってあるのでFlickrの方で見てちょ。
このカットはF1.8、F2、F2.8、F4、F5.6、F8で撮ってあるのでFlickrの方で見てちょ。
このカットもF1.8、F2、F2.8、F4、F5.6、F8で撮ってあるのでFlickrの方で見てちょ。
F8やF4では写り込んでくるガラス内の飛散防止鉄線がF1.8だとボケて消えてくれる。
各所の展望台のガラスも鉄線が入ってたり雨の水垢が残ってたりする事も多いけど
14mmF1.8アートなら目立たなく出来るので都市の夜景撮りとかにも良さそう。
超広角なのにこの奥行きのある描写。スマホやコンデジじゃ撮れんわな。
AFも使えないしMFでピントの山を探ってる暇もないのでココらへんは全部ノーファインダー。
いや~、14mmF1.8アート、スゴイわ。
大きさと重さに関しては良くも悪くも最近のシグマ製品はどのレンズも同じような感じなので
もう気にならないし(重症)、星景や都市夜景にはコレ以上ないレンズだよなぁ…困ったなぁ…。
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※3Dプリンターを使ったカメラ&レンズアクセサリー色々製作&販売中です!
◆dpクワトロ用のびる液晶シェード改
◆DPメリル用フードセット
◆THETA&THETAm15用スタンド
◆DPメリル用バッテリー収納グリップ
◆SIGMA LVF-01用アクセサリーセット
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◆EF50F1.8STM用つけっぱなしフード
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■日本カメラ 2016年3月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
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■My Photo Gallery【flickr】 【500px】
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今日は最初に借りた14mm F1.8 DG HSM A017の写真。
レンズ自体のファームも開発段階で、MC-11の中にもレンズデータがないので
EXIFのレンズ名はシグマ以外のレンズを装着した時のように“DT 14-14mm F0.9-6.2 SAM”なんて
オモシロレンズ名だし、絞りも開放値はF1.8じゃなくて“F1.7”ってなってるし
残念ながらAFも殆ど動かなかったので全てMFにて撮影。
7/7の発売日までにはMC-11用の新ファームも公開するとの事でした。
RAWをLightroom CC 2015.10.1で現像してFlickrにUP。
露出がアンダーだったりオーバーだったりした何枚かの露出補正はしたけど
周辺光量とか歪曲とか色収差とかシャープネスとかのレンズ特性に関する部分はノータッチ。
14mmF1.8アートの印象に関してはもうTwitterで散々呟いたけど、スゴイっす。
今までの14mmレンズが大体F2.8止まりだった中でのF1.8って明るさは
ともすればカタログの見栄え重視のスペックで実際はまともに使えなくて
結局実用になるのはF2.8ぐらいからなんじゃね~の?って思いがちだけど
さすが発表当時から星景撮影推ししてきたレンズだけあるね。次元が違う。
被写体が近くにある時の超広角レンズとは思えないボケ量、立体感。
被写体が遠くにある時のシャープさ、各種収差の少なさ。
“開放からシャープ”って表現を超えて“開放から見た事のない描写”って感じ。
まぁ、元々超広角域を多用してきたワケじゃないので比較対象の引き出しは少ないんだけどね。
以下に何枚か貼り付けるけど、是非Flickrの方で大写しにして見て欲しい。
勿論スマホの小さい画面じゃなくPCの大きな画面でね。 →→→【コチラ】←←←
FlickrにUPした90枚の内62枚が絞り開放F1.8(EXIF上はF1.7)で6枚がF2と開放側の写真ばかり。
今回貼り付ける写真も全部F1.8のにしたのでEXIF記載は割愛して枚数を多めにね。
会場出てすぐの階段。
シグマイベントお約束の飛びこめ!!沼もしっかりw 安倍先生の新連載、楽しみだな~。
ズドーン!
今回の会場。体験イベントの看板、もっと前に出せば良いのに
元々入ってるテナントの看板の前には出さず、控えめなポジション取りだったw
超広角×大口径×最短撮影距離近辺だと像面湾曲の影響で中心と周辺でピント位置が変わってくるね。
今までにないF1.8という大口径ゆえの難しいポイント。無限遠側でなら影響は殆ど無いだろうけどね。
こういうピンポイントな被写体と遠くの背景って立体的な状況なら問題ない。
葉脈もバッチリ。
前にも書いたけど、自転車のスポークはフリンジや軸上色収差を見るのに良いので新製品を試す時は
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このカットはF1.8、F2、F2.8、F4で撮ってあるのでFlickrの方で見てちょ。
このカットはF1.8、F2、F2.8、F4、F5.6、F8で撮ってあるのでFlickrの方で見てちょ。
このカットもF1.8、F2、F2.8、F4、F5.6、F8で撮ってあるのでFlickrの方で見てちょ。
F8やF4では写り込んでくるガラス内の飛散防止鉄線がF1.8だとボケて消えてくれる。
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by foxfoto
| 2017-06-27 20:00
| ●撮影機材ネタ