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7/2にpolygon青山で開催されたSIGMA sd Quattro体験イベントに行ってきました。
発売前のsdQを借りて実際に街中を撮り歩けるので購入検討中の人にとっては貴重なイベント。
俺はsdQ本体は既に予約済みなので、本体の出来栄えというよりは気になってるレンズを試すのが目的。

今までレンズ固定のDP Merrillないしdp Quattroシリーズは使ってきたけどレンズ交換式のSD系は初。
せっかくだしDP系では撮れない写真が撮れるレンズにしよう!と思いレンズラインナップを見ていたら
大きく分けて以下の4つのプランが見えてきた。

・F1.4~2.0といったDP系のF2.8レンズよりもボカしたり、夜にも強くなる、明るいレンズ。
・換算21mm、28mm、45mm、75(90)mm意外の超広角や超望遠レンズ。
・ズーミングや手振れ補正が搭載された利便性に優れたレンズ。
・マクロや魚眼といった特殊な表現が可能なレンズ。

で、俺は既に告知済みの通りボケと暗所耐性の向上を重視して
換算36mm画角になる24mm F1.4 DG HSM A015
換算75mm画角になる50mm F1.4 DG HSM A014
敢えて50mm近辺を外した2本でsdQを迎える計画。

とは言え、F1.4でDGなアートレンズはあと2本残ってる。
sdQに装着すると30mm画角になる20mm F1.4 DG HSM A015
同じくsdQに装着すると52.5mm画角になる35mm F1.4 DG HSM A012だ。
20mmF1.4DGアートは昨年シグブラフォトウォークに参加した際にお触りして以来で
使った事は全く無いし、35mmF1.4DGアートは既にEFマウント版を使ってきてるので
写りの良さは知ってるけど、Foveonセンサーと組み合わせたらどうなるのかは未知数。

そんな気になる2本を2回に分けて借りて、青山界隈を撮り歩いてみた。
全てsdQに先行する形で公開されたSPP6.4.0でRAWデータを現像して最高画質でJPEG出力。
現像と言ってもホワイトバランスを【晴れ】に、カラーモードを【スタンダード】に揃えただけで
新しく追加されたSFDモードやディテールスライダーは未使用。ノイズリダクションも初期値のまま。
普通に撮って普通にSPPでJPEG化した場合の色や解像感はこんな感じですよ~。という作例です。
Flickrに20F1.4A015での20枚、35F1.4A012での20枚、合計40枚UPした中から何枚か紹介。

まずは20mmF1.4DGアートから。
20160702_01_SIGMA sd Quattro + 20mm F1.4 DG HSM A015
sd Quattro / 20mm F1.4 DG HSM A015 / F1.4 1/60秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

SD1&SD1MユーザーにとってはF1.4~2.0辺りでのボケのフリンジの出具合が気になるところでしょう。
SD1&SD1Mに単焦点レンズを装着して絞り開放近辺で撮ると緑とピンクのフリンジが大量発生してた。
20160702_04_SIGMA sd Quattro + 20mm F1.4 DG HSM A015
sd Quattro / 20mm F1.4 DG HSM A015 / F1.4 1/1000秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

DP Merrillシリーズやdp Quattroシリーズを使ってFoveonの描写にハマって
5D2でアートレンズを使って、能力を使いきれていないクリアな写りにハマって
『この二つが組み合わさったらどんなに素晴らしいだろう!』とは考えるものの
結局SD1Mの購入に至らなかったのはあの緑とピンクのフリンジがあったから。

正直ベイヤー機と比べるとまだボケの色付きは若干多い。でも、このぐらいなら全然許容範囲内。
ピント面とボケとの分離がハッキリしてるアートレンズの立体的な描写も手伝って
ボケの色付きじゃなく、ピントの合った被写体の方に目が行く。
コレなら積極的に絞りを開けた写真を撮れるね。
20160702_11_SIGMA sd Quattro + 20mm F1.4 DG HSM A015
sd Quattro / 20mm F1.4 DG HSM A015 / F1.4 1/4000秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

むしろ今度はsdQの物理シャッターの上限が1/4000秒止まりな事の方が問題になるかもね…
意識的にF1.4での写真ばかりを撮ろうとしてたせいもあるけど、夏の日中だと1/4000秒じゃ足らない。
ブツ撮りに最適な7枚合成のSFDモードも追加されたワケだし、後々のファームアップや上位モデルの
(という位置付けになるのかは分からないけど)sdQHでは是非電子シャッターを搭載して欲しい。

しっかし、この20mmF1.4DGアートはホントに化物レンズだな。
驚く事に開放近辺でのフリンジはより画角が狭い35F1.4DGアートよりも少ない。
sdQに装着すると28mmに近い換算30mm画角という使い易い“普通の広角レンズ”だけど
本来はフルサイズセンサーのカメラに装着して“超広角レンズ”として使うレンズ。
中央の美味しい所だけを使っているとはいえ驚きの描写。あのデカイ前玉は伊達じゃないね。
20160702_15_SIGMA sd Quattro + 20mm F1.4 DG HSM A015
sd Quattro / 20mm F1.4 DG HSM A015 / F1.4 1/4000秒 ISO100■  【等倍はコチラ】


続いては35mmF1.4DGアートの写真。
20160702_26_SIGMA sd Quattro + 35mm F1.4 DG HSM A012
sd Quattro / 35mm F1.4 DG HSM A012 / F2.0 1/1600秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

4年前、2012年のフォトキナで発表されたSIGMA GLOBAL VISIONシリーズの最初の1本。
俺は2013年の6月にEFマウント版を購入して5D2に装着して使って“良く写るレンズ”の基準が変わった。
それまで使ってきたレンズとは明らかに違う解像度と立体感に驚いた。その前年に購入した初Foveonの
DP2Mの印象と合わさって『シグマってスゲェ!シグマって面白ぇ!』って気持ちが高まったレンズ。
20160702_27_SIGMA sd Quattro + 35mm F1.4 DG HSM A012
sd Quattro / 35mm F1.4 DG HSM A012 / F1.4 1/4000秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

APS-CセンサーなsdQで使うと換算52.5mmの標準レンズ。最短撮影距離30cmだから
フルサイズセンサーのカメラに50F1.4DGアートを装着した時よりも寄れて使い勝手は良いかもね。
フルサイズで使うと開放近辺は周辺光量落ちが結構激しいんだけど、sdQなら気にならないね。
DGレンズをAPS-Cで使うのを『勿体無い!』ととるか『中央だけを使えて贅沢!』と考えるかは人次第。

sdQのキットレンズは30F1.4DCアート。今のシグマのレンズラインナップの中では小さく軽く安いレンズ。
DP2Mやdp2Qと同じ50mmよりも少しだけ広い換算45mm画角は使い易いしF1.4と明るいので
暗所に弱いFoveonの弱点を補う意味でも最初の1本には良いレンズだと思うけど
一緒にイベントに参加して30F1.4DCアートを借りた友達の写真を見せてもらった限りでは、解像度も
フリンジの量も35F1.4DGアートの方が良さそうだ。コレがイメージサークルの違いからくる余裕というか
大きく重く高いだけの事はあるという事だな。この2本は焦点距離も近いし両方F1.4だけど
他社のF1.8とF1.4(1.2)レンズの関係と思った方が良いのかもね。

とは言え実売4~4.5万のレンズがsdQとのセットなら実質3万で手に入るとなれば心がグラつく。
sdQとレンズのセットで11万。縦グリを合わせても15万で一式が揃うなんて…やっぱりバーゲンだと思う。
きっとこのsdQ+30F1.4DCアートが初Foveon!って人も今回沢山居ると思う。
で、他社製カメラとの違いに「なんじゃあ~コリャ~!」となって直ぐに手放しちゃう人も多いでしょう。
俺もキヤノンの一眼レフの便利さしか知らない状況でDP2Mを使い始めた時は衝撃だった。
正直何度も手放そうと思った。でもその描写はスゴイ。でも…ぐぬぬぬぬ…と悩みながら使ってく内に
操作(というかリズム)に慣れて、カメラも現像ソフトもファーム(バージョン)UPで扱い易くなっていった。
きっと今回のsdQも、現像ソフトのSPPも、今後どんどんアップデートされて使い易くなっていくハズだ。
そうやって成長していく過程を共に歩んでいくのも結構楽しいもんだよ。
20160702_38_SIGMA sd Quattro + 35mm F1.4 DG HSM A012
sd Quattro / 35mm F1.4 DG HSM A012 / F2.8 1/800秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

sdQの発売日、7/7まであと3日。“七夕”という一般的な記念日でもあるけど
俺にとっては3Dプリンターを使ったカメラ&レンズアクセサリー製作と販売を始めた日でもある。
sdQ用アクセサリーのアイデアも既に色々思い付いてはいるので、お楽しみに!
20160702_39_SIGMA sd Quattro + 35mm F1.4 DG HSM A012
sd Quattro / 35mm F1.4 DG HSM A012 / F2.0 1/1000秒 ISO100■  【等倍はコチラ】

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