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富士登山2011 ~感想編~

21日夜からアタックした富士登山、結果は大自然の厳しさを満喫しまくって3400mで下山。

前のエントリーでは今回の行程を記したので
このエントリーでは要所要所で感じた事を記します。

■装備品
・折り畳みイス
 こーれっは大成功。ザックに括り付けておいて休憩の時にさっと出して座れる。
 自分の体重+10kg前後の荷物を担いでの登山は足にかなりの負担がかかる。
 疲労でヒザが上がらなくなってくると岩場とかでつまずく可能性もあるしね。
 今年はこのイスのおかげでかなり足を温存出来たと思う。
・グローブ
 今回はアウターとインナーの2枚を持参。
 先にアウターのみを使用し、寒くなってきたらフリース製のインナーを装着する計画だったが
 アウターに防水機能がなかったため浸水を許し、寒くてもインナーを装着できなかった。
 小さいグローブとはいえしっかり防水機能を備えたモノを選ぶべきだった。
・ビニール袋&ポケットティッシュ
 嵩張るわけでも重くなるわけでもない。大量に持って行くべし。
 
■判断
・装備変更の判断
 今回雨具とザックカバーを着るタイミングを誤ってしまった。
 雨が降り出した時、面倒くさがらずにすぐに雨具を着るべきだった。
 結果的にミドルウェアを水に濡らし、ザック内への浸水を許してしまった。
 どれだけ面倒臭くても、雨や濃いガスが発生したら直ちに雨具とザックカバーを装着するべし。
・下山の判断
 判断材料は体力と天候。
 体力は『今まで登ってきた道のりを戻れる体力が残ってるか』ってのを判断基準にすれば良し。
 難しいのは天候。
 今回現地で下山判断する難しさを知ったね。
 友達とスケジュールを合わせてバスや山小屋を予約して色々買ったり準備をしての当日だもんね。
 そりゃ天候が荒れてきても上を目指したくなっちまいますよ。
 でもだ、少なくとも周りのツアーガイドが下山を判断し始めたら早めに下山を決断した方が良い。
 例えば今回みたいな雨風激しい真夜中を下山する事になったとして
 単独で、下山道を間違って、怪我や低体温で動けなくなって、ヘッドランプの電池が切れ、
 更にケータイが雨で壊れたら....最悪悲しいニュースが全国に流れる事になるかもしれない。

と、いうわけで前回に続き二回連続で登頂失敗に終わったけれど
果たして三回目のトライはあるのか、もしあるならば、過去二回の経験をしっかり活かしていこうと思う。


ほんと、何で人は山を登るんだろうね....(そこに、山があるからさ....)
富士登山2011 ~感想編~_b0213320_0493749.jpg

●EOS 5D MARK II / EF24-105mm F4L IS USM / F8.0・1/40秒・ISO100


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by foxfoto | 2011-08-22 00:00 | ●日記