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CANON EOS-1D X 発表!!

キヤノンの新フラッグシップが予定通り発表された。
まぁ今回に限らず最近は発表直前にスペックの概要は漏れ出てしまうのが通例になりつつあるので
どうしてもサプライズ感は薄れるよね。
今回のサプライズは【EOS-1D Mark V】ってネーミングじゃなかったって事ぐらいかw

とりあえずEOS-1D Xの公式ページを斜め読みして個人的に「おっ!!」って部分を抜き出す。

●【デュアルDIGIC 5+】
 すでに海外では発表済みで、国内発表が11月10日っぽいPowerShot S100に初搭載された
 キヤノンの新型映像エンジン“DIGIC5”の上位モデル?的な“DIGIC5+”をデュアル搭載。
 そもそも元のDIGIC5自体が国内では発表されてないので“+”が付くと何がどう違うのかは不明だけど
 フラッグシップモデルに相応しい響きだw

●【ISO感度100~51200(L→50、H1→102400、H2→204800)】
 いやいや途方もない数字が出て来たよ。ISO20万て!!
 デジカメWATCHの記事によると
 「ノイズ感のイメージ例として“EOS-1D XのISO51200”≒“EOS-1D Mark IVのISO12800”」
 と、あるけどそれってつまり5D2だといくつさ?ってのが気になる。
 仮に“1D4のISO12800”≒“5D2のISO6400”のノイズ感だとしたら
 5D2と1DXのノイズ感には3段分の差がある事になる。
 って事は単純計算で5D2のISO800ぐらいのノイズ感で1DXならISO6400が使えるって事かっ!?
 スゴイ!!スゴ過ぎるぞ1DX!!たまらーん!!(>▽<;)

●【意図に応じた設定が可能なISOオート】
 [ISOオート低速限界]も設定可能となりました。
 あらかじめシャッター速度(1/250~1秒)を設定しておくと、
 それよりシャッター速度が遅くならないようISO感度をシフト。
 例えば広角レンズ使用時、被写体ブレを防ぐため、
 速めのシャッター速度を確保したい場合などに効果を発揮します。

 前にも書いたけどこの機能が凄く欲しい。5D2のISOオートはおバカ過ぎる。
 1DXのISOオートは“自動”じゃなくて“自働”だな。

●【レンズ光学特性補正機能】
 周辺光量補正、歪曲収差補正に加え、新たに色収差(倍率/軸上)補正を可能としています。
 いずれもEFレンズの光学特性データに基づく効果的なもので、
 新旧のレンズの優れた描写力を、さらに磨き上げることが可能です。

 ついに搭載って感じだな。良い。良いぞぉ。

●【クアッドアクティブミラーストッパー】
 ミラーの質量が大きい35mmフルサイズ機は、バウンドやショックも大きく、
 高速化と安定化の両立が課題となっていました。
 そこで、メインミラーとサブミラーそれぞれに、バウンドを抑え込むためのロック機構と、
 衝突エネルギーを効果的に逃がすためのバランサーを搭載。

 まずネーミングが無駄にカッコイイw これは5D3にも是非搭載して欲しいなぁ。
 12コマ/秒もの連写性能は要らないけど気持ちの良いシャッター音&ショックは欲しい。
 でもお高いんでしょうなぁ....

●【EOS iSA System】
 これは、10万画素のRGB測光センサーとAE専用のDIGIC 4を採用した、新しいAEシステム。
 明るさの分布だけでなく、映像としてシーンを捉え、解析することにより、
 顔や色認識に基づく被写体検出と的確な評価測光、画作り機能の効果アップを実現しています。

 え、え~と、もはやDIGIC4チップとかサブキャラ的役割っすか?( ̄□ ̄;)

●【AFマイクロアジャストメント】
 え?もう5D2に付いてるって?いやいや更にパワーアップしてる!!
 EOS-1D Xでは、ズームレンズの場合、ワイド端とテレ端で、それぞれに調整可能としています。

●【多重露出撮影】
 複数の画像を重ね合わせ、実際にはないシーンを表現したり、軌跡を記録したりできる
 多重露出撮影機能を搭載しました。重ね合わせ可能枚数は2~9枚。
 JPEG(全サイズ)だけでなく、RAWも多重露出画像となります。
 4種類の露出制御方法、2つの優先モードを用意。
 重ね合わせる画像の露出を、加算/加算平均/比較(明)/比較(暗)から選べます。

 つまりGRD4に搭載されて話題になったアレですよ。 露出オーバーにならずに星の軌跡を写せる機能。
 これも今後発売されるモデルに搭載してって欲しいなぁ。

●【EOS MOVIE】
 正直ここはもっと進化して来るかと思った。
 “All-I”と“IPB”っちゅ~新圧縮方式を採用した事でより高画質化&省ファイルサイズ化を実現するも
 1080pで30/25/24fps、720pで60/50fps、480pで30/25fpsと1D47D等と変わらず。
 1080pで60fpsや720pで120fpsは実現せず。
 ま、デュアルDIGIC5+のスペック次第では後々ファームアップで機能拡張される可能性はあるかもね。

●【ファイル4GB制限の解除】
 ファイルサイズが4GBになると、新しいファイルを自動的に作成。
 1カットを複数のファイルに分割して保存できます。
 また、高画質ながらファイル容量が大きいALL-Iでも、ファイル容量への気遣いを軽減でき、安心です。
 
 いや、便利なのは分かるけど熱問題的に大丈夫なの?ってちょっと心配。
 発熱量の多いであろうフルサイズセンサーで大丈夫か?ソニーの二の舞にならないか?

●【システムアクセサリー】
 ・ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E6B ¥60,000(税別)
 ・GPSレシーバーGP-E1 ¥25,000(税別)
 いや、そこは多少値上がりしてでも内蔵してくれよ....
 ※追記※
 マグネシウム合金のボディは電波を遮断してしまうので通信系デバイスは外付けにするしかないみたいね。
 GPS搭載コンデジを見てもエンプラボディだったり金属ボディのカメラもGPS部分はエンプラになってる。
 う~ん、となると5D3へのGPS搭載は厳しいかな。残念。
 7Dはマグネシウム合金のボディだけど内蔵ストロボ部分はエンプラだからもしかしたら実現するかもね。

●【デザイン・外観】
 う~ん、正直1Ds3&1D4の頃の方が好きかも。
 なんか1D&1D2の頃の丸々としたデザインに先祖返りしちゃってるような....
 1Ds3&1D4はEOSの特徴でもある流麗なシルエットをしつつも
 メリハリのある稜線がスッと通る事でシャープで緊張感のあるカッコイイデザインをしてたけど
 1DXのデザインはちょっと節度感に欠けるというか、ぽっちゃりし過ぎな気がするなぁ。
 まぁデザインは個人の好き嫌いが激しいからコレが良いって人もモチロン居るんだろうけど、
 もし5D3までこの方向性のデザインで来られちゃうとちょっと悩むかもなぁ....

●【Digital Photo Professional(DPP)】
 1DX本体の事じゃないけど
 “新レンズ補正機能”、“HDR(High Dynamic Range)機能”、“画像合成機能”
 が追加される模様。
 コレは1DX以外のEOSユーザーも恩恵に与れるハズなのでアップデートが楽しみだ。

全体を通して堅実かつ実直なモデルチェンジって感じかな。
間違えなく全方位的にスペックアップしているものの、
コントラストAFスピードの遅さなど他社と比較して負けている部分の革新は残念ながら無かった。
まぁココラ辺は11月3日にハリウッドで開かれるって噂の歴史的な発表会でリリースされるのかもね。


あ~あ、てっきり“1D5”ってネーミングで来ると思ってから
5機でVの字を描いてるブルーインパルスの写真を用意したのになぁ。
CANON EOS-1D X 発表!!_b0213320_16144183.jpg

●EOS 5D MARK II / EF70-200mm F4L IS USM / F8.0・1/800秒・ISO100


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