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Manfrotto MT057C3と、その他の手持ち三脚&一脚。

14日にB&Hから、そして19日にヨドバシから到着したマンフロット製品群。
今日はその中からカーボン三脚、MT057C3についてと
その他手持ち三脚や一脚との比較を書く。

まずはマンフロットの057カーボン三脚シリーズのプロモ動画をどうぞ。

今回一度にドバッとマンフロット製の三脚や雲台を買い集めた経緯は....
 ・5D2を買う前、コンデジ時代から使ってる(つまりスペック不足の)三脚&雲台をアップデートしたかった。
 ・前回は小ささ&軽さ重視で選んだので今回は大きさ&安定性重視で選ぼう。
 ・前の職場で使ってた405ギア付きプロ雲台&ジッツォのシステマティック三脚がすごく良かった。
 ・でも俺は大判や中判を使わないので405ギア付きプロ雲台は無駄に重くてデカ過ぎる。
 ・三脚もジッツォの良さは理解しつつも無骨過ぎる形状やスクリューロック式の足は好きじゃない。
 ・じゃ~410ジュニアギア雲台とマッチするマンフロット三脚にすれば頭から足までブランドが揃う!
 ・さすがにギア雲台だけじゃ汎用性に乏しいので自由雲台ビデオ雲台も買ってまえ!
 ・高さとサイズ、そしてクイックリリースプレートを揃えて運用性を高めよう!
ってな感じ。

縦グリップの無い5D2クラスのボディと410ジュニアギア雲台(全高13cm)を乗っけて
自分の身長とバランスが良い三脚の高さはエレベーターを使わない状態で130(±3)cmぐらい。
当初候補に上がってた三脚は以下の4本。
 ・Manfrotto MT057C3
 ・Manfrotto MT057C3-G
 ・Gitzo GT3531
 ・Gitzo GT3532S
スペックや信頼性、プロの現場での実績などを考えればやはりマンフロットよりもジッツォの方が上だろう。
ただ実際に自分が使う事を考えると
 ・三脚にしろ雲台にしろジッツォ製品は突起部やシャープエッジな箇所が多くて
  うっかりカメラやレンズをヒットさせた時のダメージが大きそう。
 ・足のロックがスクリュータイプなので一見しただけではロックされてるかされてないかの判別が難しい。
  うっかりロックし忘れて転倒!なんて事になったら目も当てられない。
というヒューマンエラー回避のフールプルーフ性能はマンフロット製品の方が上と判断した。

ギア付きセンターポールタイプのMT057C3-Gはブツ撮りなどの厳密な位置決めには有効だけど
ロック時の堅牢性と重量増がネック(あと価格もちと高い)。っつー事でラピッドタイプのMT057C3に決定!
20121222_01_Manfrotto MT057C3
SIGMA DP2 Merrill / F8.0 1/60秒 ISO100 ■  →等倍はコチラ←

次は今までメインで使ってたBENRO A-069M8+B-00ってアルミ三脚との比較。
(既に廃盤モデル。現行モデルだと同じBENROグループMeFOTO A0350Q0が相当品)
もうボリューム感が全く違うね!足の太さがケタ違い!
A-069M8+B-00の足の太さは22→19→16→13→10mmの5段。
対してMT057C3の足の太さは39.2→34.2→29.2mmの3段。
ベンロ三脚の一番太い足よりマンフロットの一番細い足の方が太い!
ちなみにマンフロットで1グレード下に位置する055シリーズの足の太さは29.2→24.8→20.4mm。
055シリーズの一番太い足と057シリーズの一番細い足が同じ径なんだよね。

足の太さでグレードが決まってるジッツォ三脚の規定
(5型→41mm、4型→37mm、3型→32mm、2型→28mm、1型→24mm、0型→20mm、00型→16mm)
に当てはめるとベンロは0.5型、055シリーズは2.5型、057シリーズは4.5型相当の足の太さになる。

今年のCP+でマンフロット&ジッツォブースの説明員に057シリーズの強度について聴いてみたら
「057シリーズは足の太さは4.5型相当、強度は3.5~4型相当です。」と率直な意見が出た。
(えぇ。実はこの頃にはもうどのモデルにするか殆ど決まってたんです。
でも三脚自体の使用頻度が低いので先延ばしにし続けて今やっと購入に至った、というワケ。)
20121222_02_Manfrotto MT057C3 & BENRO A-069M8+B-00
SIGMA DP2 Merrill / F8.0 1/60秒 ISO100 ■  →等倍はコチラ←

トッププレートの面積も全然違う。
ベンロは直径2.3cm、057シリーズは直径8cmもある。
これならどんなデカイ雲台でも載せられる。
20121222_03_Manfrotto MT057C3 & BENRO A-069M8+B-00
SIGMA DP2 Merrill / F4.0 1/125秒 ISO100 ■  →等倍はコチラ←

ウチにある脚モノを全部並べてみた。
ベンロとマンフロットの足の太さや高さの違いが良く分かる。
スペック上は耐荷重6kgと記載されてるベンロ三脚だけど実際の強度はかなり厳しくて
小型軽量でミラーショックの無いミラーレスやコンデジで使うなら問題ないけど
手持ち機材で一番重い組み合わせ(5D2+70-200F4ISで1.5~2kgぐらい)の時は
エレベーターを下げて、更に一番細い足をしまった腰ぐらいの高さにしないとブレてた。
新しいマンフロット三脚はエレベーターを下げた状態でビシッとアイレベルに来る。
耐荷重もベンロ三脚の3倍、余裕の18kgだ。

※三脚&雲台の高さ決めはカタログスペックだけで判断せず店頭で自分のカメラを乗せて、水平ではなく
“俯瞰(カメラをある程度前に倒した状態)でファインダーを覗けるか”で判断するのがポイント。
20121222_04_My tripod & monopod & light stand
SIGMA DP2 Merrill / F5.6 1/60秒 ISO100 ■  →等倍はコチラ←

次は収納した状態での比較。
ベンロ三脚はいわゆる“トラベラー三脚”ってヤツで
脚を180度回転させる事で雲台の高さ分だけ全長を短く出来るのが特徴。

真ん中の一脚(Velbon ULTRA STICK L50 縮長37cm)までは
普段使ってるバッグに入るからベンロ、じゃないベンリ。
20121222_05_My tripod & monopod & light stand
SIGMA DP2 Merrill / F5.6 1/60秒 ISO100 ■  →等倍はコチラ←

というワケでメインカメラ用三脚とサブカメラ用三脚が揃いました。
これで300、いや400mmクラスまでレンズ構成が拡張しても対応できるハズだ....
20121222_06_Manfrotto MT057C3 & BENRO A-069M8+B-00
SIGMA DP2 Merrill / F5.6 1/60秒 ISO100 ■  →等倍はコチラ←

シグマ デジタルカメラ DP2 Merrill 4600万画素  


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