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Lightroom5.4でX100SのRAWデータをフィルムシミュレーションしてみた。(その1)

Adobe Photoshop Lightroom5.4が発表された。
いつも通りの対応カメラやレンズプロファイルの追加に加え
今回の大きなトピックはiPad用アプリ、Lightroom mobileとの連携と
FUJIFILM Xシリーズに搭載されてるフィルムシミュレーション機能に対応した事。

今年創立80周年を迎えた富士フイルムの開発スピードは驚くばかり。
高級コンデジやミラーレス市場への進出は比較的遅かったけど
フィルムを作ってきたという他社にない強みを活かして
今や両ジャンルでしっかりとした基盤を築いてる。

その強みたるフィルムシミュレーション機能がJPEGでしか楽しめないのがジレンマだった。
購入当初はJPEGの画質に満足して『コレならJPEGでも良いかも~』と思うけど
使ってる内にRAWで撮ってPCでの現像も楽しみたくなってくる。
でもJPEG撮って出しのあの色が再現出来ない…と。
Lightroomさえあればもう大丈夫だよ。

今回の5枚は分かり易く全てVelvia/VIVIDを適用してみた。
フィルム経験が浅いので正直どれだけ再現されてるのか判断出来ないけど
青や緑は奥深く、逆に赤は誇張され、コントラストやシャープネスも高めのキリッとした描写。
Velvia/VIVIDのセッティングはPCのモニターで見るにも見応えがあるね。

クラシックベントレーのコクのある青が良い感じ。もう少し絞ればレンガや柵もキッチリ撮れたかな。
20140409_01_Bentley S3 Saloon 1964
FUJIFILM X100S / F2.8 1/120秒 ISO200 Velvia/VIVID■

目黒川。赤い橋と白い桜の花のコントラストが何だかすごく日本的。
20140409_02_Meguro River × Cherry blossom
FUJIFILM X100S / F5.6 1/80秒 ISO200 Velvia/VIVID■

X100SのレンズはF2と明るいのでボケを出して被写体を立たせられる。マクロ域だとソフトだけどね。
20140409_03_AVIREX AR-260
FUJIFILM X100S / F2.0 1/600秒 ISO200 Velvia/VIVID■

歌舞伎座。この江戸紫、たまらん。Foveonとは違うX-Transの線の細い独特な解像感もなかなか。
20140409_04_Kabuki-za
FUJIFILM X100S / F5.6 1/80秒 ISO200 Velvia/VIVID■

下北沢に停まってたベスパ。高感度性能は今の所X-Transの右に出る者(物)は居ない。
20140409_05_Piaggio Vespa GTS250ie
FUJIFILM X100S / F2.8 1/18秒 ISO3200 Velvia/VIVID■

  

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