AppleWatch & iPhone6 & iPhone6Plus発表! & SIGMA dp2Qのモノクロについて。
昨晩夜更かししてまで見守ってたAppleの新製品発表イベント。
オフィシャル配信がクラッシュしまくるというまさかのアクシデントが発生したので
同時翻訳配信サイトの音声をラジオ代わりにして発表内容をチェックしてた。3Dプリントしながらね。
もう毎回の事だけど今回も事前に大小様々な情報がリークされてた。
・iPhone6は4.7インチと5.5インチの2サイズが出て、丸みを帯びたデザインになる。
・4.7インチ版はすぐ発売されるがサファイアガラスが採用される5.5インチ版は年末までずれ込む。
・NFC搭載で電子決済機能が搭載される。
・時計型端末(iWatch)も発表される。
個人的に把握してたのは大体こんな感じ
んで、結果は当たってた部分も外れてた部分もあって
・iPhoneは4.7インチの無印iPhone6にも5.5インチのiPhone6Plusにもサファイアガラスは採用されず。
・iPhone6兄弟はどちらも9/12予約開始、9/19発売。
・サファイアガラスが採用されたのはiWatch改めAppleWatchで、発売は来春。
というワケでサファイアガラス採用端末だけ発売が遅れる、という意味では当たったけど
それはiPhone6Plusの事ではなくAppleWatchの事だった、という意味では外れだった。
それぞれの端末については…
■iPhone6&iPhone6Plus
歴代iPhoneの中で今回ほど事前リークが多かった事は無いと思う。もはやインパクトは無い。
でも液晶ガラスの外周までラウンドさせて異なる素材が面一に組み合わさるデザインは美しい。
全体のシルエットが美しいからこそ、カメラモジュールの突起が気になる。どうしてこうなった。
どうしてもカメラモジュールが収まりきらないならレンズ部分だけ飛び出させずにいっそ
レンズが収まるぐらいまで厚みを増してバッテリー容量を増やしてくれた方が嬉しい。
基本的にケースに入れる派なので実害はなけど、きっとジョブズは怒ってるぞ。
個人的な予想では単純に液晶が小さいか(と言っても5Sからは大きくなる)大きいか、というだけで
基本的な機能は同じで来ると思ってた(ボディが大きい6Plusの方がバッテリー容量的にタフなのは当然)。
でも実際はカメラの光学式手ブレ補正やiPadの様に横に傾けての操作時に各種表示が最適化される
ランドスケープモードが6Plusだけに採用されたりと予想以上に差別化されてきた。
携帯する事を考えるとボディサイズに直結する液晶は必ずしも大きければ良いというワケではないし
液晶解像度も300ppi以上の領域での差がどれだけ実際の見え方に影響するんだ?とも思うけど
光学式手ブレ補正もあるしリモートライブビューモニターとして使う事を考えても
やはり気になるのは6Plusの方だな。
■AppleWatch
カメラ関係で言うとPENTAX K-01なんかを担当したりした世界的デザイナーの
マーク・ニューソンがアップルで仕事をしてるらしいって話が直前に出てた事もあって
AppleWatchのデザインを見た瞬間IKEPOD(アイクポッド)じゃん!って思ったw
AppleWatchの丸さ加減やポップな色使いは間違いなく彼の仕事だ。
でも正直アップルが「どうよコレ!」と自信満々にプレゼンしたリューズを使った操作系はイマイチ。
まだ実際に触ってないから使ってみたら印象が変わってくるのかもしれないけど
あの小さなリューズをクリクリ回しながら時計に見入る人々の姿を想像すると笑っちゃう。
いっそアンテナ伸ばしてロボットに指令を出したり、ベゼルを立てて麻酔針を発射出来れば良いのにw
勿論あの小さな画面と悪戦苦闘しながらタッチ操作するのもカッコ悪い。
時計型(時計サイズ)ガジェットの操作系の正解はバンドを使う事。
バンド上部、本体と隣接する辺りにタッチセンサーを内蔵すれば良かったのに。
確かに今回数多くバリエーションを揃えてきたバンドのデザインや形状に制限は出てくるけど
バンドをサッとスワイプして操作してこそ2015年の時計型ガジェットの正解じゃなかろうか。
今回発表された製品はどちらも世界で初めて、ってワケじゃない。
むしろ他のメーカーが既に製品化してるモノを後追いで出してきたかたちだ。
でも『他のメーカーを後追いするなんてアップルも終わったな…』なんて思わない。
(そもそもアップルに対してアレコレ言える程ユーザー歴は長くない)
もう今のアップルはジョブズ(やウォズ)が次々に世界を変えていった頃の様に
いつまでもベンチャーでいられる状況ではない。世界中に数えられない程のユーザーが居て
数々のアイデアやサービスを提供してきた結果、その多くのユーザーの個人情報や
財産、更にはライフラインまでしっかり管理しなくてはならないのだから。
アップルは今後も沢山の美しいアイテムやサービスを世界に提案してくれるだろう。
既にベンチャーではなく、数多くのライバルと向き合うアップルにとって
デザインの重要性はこれまで以上に増してくる。
ジョニー・アイヴとマーク・ニューソンのコンビが今後どんな未来を見せてくれるのか楽しみだ。
んで
結局iPhone6やAppleWatchは買うのか?何で未だに瀕死のiPhone4を使い続けてるのか?
に関してはまた今度書く…かもしれないし、書かないかもしれない。
写真はシグマdp2Qで撮ってSPP6.0.6で現像したもの。今日はモノクロ。
正直メリル世代までの印象だと『Foveonはモノクロ“が”良い』って感じだった。
クワトロ世代になってカラーの発色が凄く素直になったのでdp2Qではカラー写真中心でUPしてきた。
最新のSPP6.0.6環境で現像してみて改めて思った。『Foveonはモノクロ“も”良い』ってね。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/60秒 ISO160■ 【等倍はコチラ】
今回も縦構図写真はアスペクト比4:3。
SPP6から追加された調色機能でマゼンタ+1に。温かみが増すでしょ。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/60秒 ISO160■ 【等倍はコチラ】
同じくSPP6から追加された周辺減光効果は正直まだイマイチ。
強くかけると暗部にはトーンジャンプの境界線がハッキリと出て来ちゃうし
明部も均等に(そして無理やり)減光させるのでこういう端に白飛び部がある写真には使えない。
Foveon+SPPのモノクロ現像は凄く楽しいし周辺減光効果は好きなので今後の改善に期待。

■SIGMA dp2 Quattro / F5.6 1/125秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
アスペクト比4:3と調色機能でイエロー+1。
イエローはノスタルジックな感じが増すのでこんな感じのレトロな街並みにピッタリ。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/50秒 ISO640■ 【等倍はコチラ】
SPPの調整パラメータX3 Fill Lightはプラス方向に振ると明瞭度増し増しの所謂HDR風になる。
元々高解像なFoveonの特徴がより分かり易くなってくるのでついついプラス方向にしちゃいがち。
でもアウトフォーカス部分も浮き立ってくるので全体的な立体感は落ちてパンフォーカスちっくになる。
逆にX3 Fill Lightをマイナス方向に振ると細かいディティールは抑えられていく。
一見情報量が減っていく様に感じるので『せっかく高解像のFoveonで撮ったのに勿体無い!』と思うけど
ピントが合ったメインの被写体の情報はちゃんと残ってて、それ以外の部分がとろけていく。
結果的に全体的な立体感は上がってくる。色を捨てたモノクロ写真だと、それがより際立つ。
正直X3 Fill Lightを上げていった時の仕上がりはLightroomでも近い感じにもっていける。
でもX3 Fill Lightを下げていった時の仕上がりはLightroomでは難しい。
【モノクロ写真 × マイナスX3 Fill Light】是非お試しを。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/30秒 ISO800■ 【等倍はコチラ】
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◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第2弾dpクワトロ用のびる液晶シェード、販売中です!◆
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第3弾dpクワトロ用のびる液晶シェード改、販売中です!◆
















■My Photo Gallery【flickr】【FLENS】【500px】
オフィシャル配信がクラッシュしまくるというまさかのアクシデントが発生したので
同時翻訳配信サイトの音声をラジオ代わりにして発表内容をチェックしてた。3Dプリントしながらね。
もう毎回の事だけど今回も事前に大小様々な情報がリークされてた。
・iPhone6は4.7インチと5.5インチの2サイズが出て、丸みを帯びたデザインになる。
・4.7インチ版はすぐ発売されるがサファイアガラスが採用される5.5インチ版は年末までずれ込む。
・NFC搭載で電子決済機能が搭載される。
・時計型端末(iWatch)も発表される。
個人的に把握してたのは大体こんな感じ
んで、結果は当たってた部分も外れてた部分もあって
・iPhoneは4.7インチの無印iPhone6にも5.5インチのiPhone6Plusにもサファイアガラスは採用されず。
・iPhone6兄弟はどちらも9/12予約開始、9/19発売。
・サファイアガラスが採用されたのはiWatch改めAppleWatchで、発売は来春。
というワケでサファイアガラス採用端末だけ発売が遅れる、という意味では当たったけど
それはiPhone6Plusの事ではなくAppleWatchの事だった、という意味では外れだった。
それぞれの端末については…
■iPhone6&iPhone6Plus
歴代iPhoneの中で今回ほど事前リークが多かった事は無いと思う。もはやインパクトは無い。
でも液晶ガラスの外周までラウンドさせて異なる素材が面一に組み合わさるデザインは美しい。
全体のシルエットが美しいからこそ、カメラモジュールの突起が気になる。どうしてこうなった。
どうしてもカメラモジュールが収まりきらないならレンズ部分だけ飛び出させずにいっそ
レンズが収まるぐらいまで厚みを増してバッテリー容量を増やしてくれた方が嬉しい。
基本的にケースに入れる派なので実害はなけど、きっとジョブズは怒ってるぞ。
個人的な予想では単純に液晶が小さいか(と言っても5Sからは大きくなる)大きいか、というだけで
基本的な機能は同じで来ると思ってた(ボディが大きい6Plusの方がバッテリー容量的にタフなのは当然)。
でも実際はカメラの光学式手ブレ補正やiPadの様に横に傾けての操作時に各種表示が最適化される
ランドスケープモードが6Plusだけに採用されたりと予想以上に差別化されてきた。
携帯する事を考えるとボディサイズに直結する液晶は必ずしも大きければ良いというワケではないし
液晶解像度も300ppi以上の領域での差がどれだけ実際の見え方に影響するんだ?とも思うけど
光学式手ブレ補正もあるしリモートライブビューモニターとして使う事を考えても
やはり気になるのは6Plusの方だな。
■AppleWatch
カメラ関係で言うとPENTAX K-01なんかを担当したりした世界的デザイナーの
マーク・ニューソンがアップルで仕事をしてるらしいって話が直前に出てた事もあって
AppleWatchのデザインを見た瞬間IKEPOD(アイクポッド)じゃん!って思ったw
AppleWatchの丸さ加減やポップな色使いは間違いなく彼の仕事だ。
でも正直アップルが「どうよコレ!」と自信満々にプレゼンしたリューズを使った操作系はイマイチ。
まだ実際に触ってないから使ってみたら印象が変わってくるのかもしれないけど
あの小さなリューズをクリクリ回しながら時計に見入る人々の姿を想像すると笑っちゃう。
いっそアンテナ伸ばしてロボットに指令を出したり、ベゼルを立てて麻酔針を発射出来れば良いのにw
勿論あの小さな画面と悪戦苦闘しながらタッチ操作するのもカッコ悪い。
時計型(時計サイズ)ガジェットの操作系の正解はバンドを使う事。
バンド上部、本体と隣接する辺りにタッチセンサーを内蔵すれば良かったのに。
確かに今回数多くバリエーションを揃えてきたバンドのデザインや形状に制限は出てくるけど
バンドをサッとスワイプして操作してこそ2015年の時計型ガジェットの正解じゃなかろうか。
今回発表された製品はどちらも世界で初めて、ってワケじゃない。
むしろ他のメーカーが既に製品化してるモノを後追いで出してきたかたちだ。
でも『他のメーカーを後追いするなんてアップルも終わったな…』なんて思わない。
(そもそもアップルに対してアレコレ言える程ユーザー歴は長くない)
もう今のアップルはジョブズ(やウォズ)が次々に世界を変えていった頃の様に
いつまでもベンチャーでいられる状況ではない。世界中に数えられない程のユーザーが居て
数々のアイデアやサービスを提供してきた結果、その多くのユーザーの個人情報や
財産、更にはライフラインまでしっかり管理しなくてはならないのだから。
アップルは今後も沢山の美しいアイテムやサービスを世界に提案してくれるだろう。
既にベンチャーではなく、数多くのライバルと向き合うアップルにとって
デザインの重要性はこれまで以上に増してくる。
ジョニー・アイヴとマーク・ニューソンのコンビが今後どんな未来を見せてくれるのか楽しみだ。
んで
結局iPhone6やAppleWatchは買うのか?何で未だに瀕死のiPhone4を使い続けてるのか?
に関してはまた今度書く…かもしれないし、書かないかもしれない。
写真はシグマdp2Qで撮ってSPP6.0.6で現像したもの。今日はモノクロ。
正直メリル世代までの印象だと『Foveonはモノクロ“が”良い』って感じだった。
クワトロ世代になってカラーの発色が凄く素直になったのでdp2Qではカラー写真中心でUPしてきた。
最新のSPP6.0.6環境で現像してみて改めて思った。『Foveonはモノクロ“も”良い』ってね。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/60秒 ISO160■ 【等倍はコチラ】
今回も縦構図写真はアスペクト比4:3。
SPP6から追加された調色機能でマゼンタ+1に。温かみが増すでしょ。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/60秒 ISO160■ 【等倍はコチラ】
同じくSPP6から追加された周辺減光効果は正直まだイマイチ。
強くかけると暗部にはトーンジャンプの境界線がハッキリと出て来ちゃうし
明部も均等に(そして無理やり)減光させるのでこういう端に白飛び部がある写真には使えない。
Foveon+SPPのモノクロ現像は凄く楽しいし周辺減光効果は好きなので今後の改善に期待。

■SIGMA dp2 Quattro / F5.6 1/125秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
アスペクト比4:3と調色機能でイエロー+1。
イエローはノスタルジックな感じが増すのでこんな感じのレトロな街並みにピッタリ。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/50秒 ISO640■ 【等倍はコチラ】
SPPの調整パラメータX3 Fill Lightはプラス方向に振ると明瞭度増し増しの所謂HDR風になる。
元々高解像なFoveonの特徴がより分かり易くなってくるのでついついプラス方向にしちゃいがち。
でもアウトフォーカス部分も浮き立ってくるので全体的な立体感は落ちてパンフォーカスちっくになる。
逆にX3 Fill Lightをマイナス方向に振ると細かいディティールは抑えられていく。
一見情報量が減っていく様に感じるので『せっかく高解像のFoveonで撮ったのに勿体無い!』と思うけど
ピントが合ったメインの被写体の情報はちゃんと残ってて、それ以外の部分がとろけていく。
結果的に全体的な立体感は上がってくる。色を捨てたモノクロ写真だと、それがより際立つ。
正直X3 Fill Lightを上げていった時の仕上がりはLightroomでも近い感じにもっていける。
でもX3 Fill Lightを下げていった時の仕上がりはLightroomでは難しい。
【モノクロ写真 × マイナスX3 Fill Light】是非お試しを。

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■My Photo Gallery【flickr】【FLENS】【500px】


by foxfoto
| 2014-09-10 17:50
| ●撮影機材ネタ