フォトキナ2014開幕直前!個人的に注目のカメラやレンズはコレ!
明日9/16(火)から開催される2年に1度のカメラ業界最大のお祭りPhotokina2014。
やはり各社とも毎年開催のCP+よりも力が入ってる気がする。
9/15(月)05:00時点で既に発表された、もしくは画像がリークされた
カメラやレンズの中で気になる物について書いてみる。
■CANON EOS 7D Mark II
実はここ2~3ヶ月間ほどこのブログのアクセスランキング1位の記事は2013年7月3日に書いた
【CANON EOS 5D3と6Dと70Dから7D2のスペックを予想してみよ~!】だったりする。
なんだかんだで未だに写真を本格的に楽しんでる、仕事にしてる人達にとっての主流は一眼レフカメラで
なんだかんだで一眼レフカメラの主流センサーはAPS-Cサイズで、なんだかんだでキヤノンは強い。
そんな最大手メーカーが5年振りに主流×主流セグメントに投入するフラッグシップが7D2。
リーク画像を初めて見た時は(iPhone4の3.5インチ液晶だと)7Dとの違いが殆ど分からなかった。
5D3のテイストがちょいちょい入ってはいるものの7Dから基本的なデザインテーマは踏襲。
せっかく5年振りのフルモデルチェンジなんだからもっとガラッと変えても良かったのに!とも思うけど
全世界の大蔵大臣(奥さん)持ちのパパさん達にとっては買い替えてもバレなさそうと歓迎されるかも。
リークされてる情報も全機能は網羅してない感じだし動画用の7DCなんてのも来そうな気がする。
5D2がバリバリのメインボディだった頃はまだ見ぬ7D2を想像しては胸をときめかせていた。
1マウント2フォーマットでレンズを使い回せばあらゆる写真が撮れるだろう、撮ってやろうと思っていた。
でもここ最近はシグマDPシリーズやリコーGRみたいな高級コンデジの魅力にハマってしまい
高倍率ズームが使えるAPS-Cボディは欲しいけど7Dクラスじゃなくても良いかな…
と、今年の春にEOS Kiss X7を買ってしまったところなので
残念ながら7D2に手を出す事はなさそう。
■CANON EF-S24mm F2.8 STM
各社が換算50mm近辺になる30~35mmのAPS-C専用単焦点を用意する中
キヤノンが投入してきたのは換算38.4mm、約40mmになるパンケーキレンズ。
ウルトロン40F2を使ってたから分かるけどこの換算40mmって実に使い易いレンズ。
標準レンズのパースを持ちつつ50mm比で10mm分広い画角が汎用性を抜群に高めてくれる。
更に50mmよりも小さく、軽く、寄れる。そして今回はSTMモーターなので動画にも使い易そうだ。
フルサイズ用のEF40F2.8STMしかり、ミラーレス用のEF-M22F2STMしかり
キヤノンのパンケーキレンズは評判の良いレンズばかり。今回のEF-S24F2.8STMも期待出来そう。
上でKissX7を買ったせいで7D2は買わないと書いたけど
逆にKissX7を買ったせいでEF-S24F2.8STMは買いそうになってる。
ミラーレス並みに小型軽量のKissX7とEF-S24F2.8STMの組み合わせ、楽しそう。
ちゃんと金属マウントなのも良いね。衝動買いしちゃえる価格で出されちゃったら、危険だな。
■SIGMA dp1 Quattro & LVF-01
dp1Qはフォトキナ前に正式発表されるだろうとは思ってたけど、LVF-01には腰抜かしたw
dpクワトロシリーズの特徴である後方に飛び出したグリップによって生まれた液晶後方の空間。
俺はそこに取り付ける【のびる液晶シェード】なんて物を3Dプリンターで製作したし
写真家の三井公一氏の様に液晶ファインダーを取り付ける人も結構多い。
でも構造的にかなり出っ張るのでアフターメーカーは出しても
カメラメーカーが純正で出した事はなかったと思う。
んで、それをやっちゃうのが今のシグマ。
キャー!ヤダー!何アレー!ヘンターイ!って?いやいや実は理に適ってる。
今時ファインダー追加するならEVFだろ~と思うけど内蔵・外付け問わずEVFって電池食うんだよね。
EVFを搭載してるカメラのスペック見ると大抵背面液晶使用時よりもEVF使用時の方が撮影枚数が少ない。
メリル世代からクワトロ世代になって撮影枚数が2倍に増えたとは言えFoveonセンサーは燃費が悪い。
外付けEVFなんて装着したらま~た100枚撮る度にバッテリー交換するハメになっちゃうよ。
ちなみに恐れ多くもツイッターで山木社長にLVF-01について色々聞いてみたところ
・LVF-01はカメラ本体に取り付けるベース部分とファインダー部分の2部品構成。
・ベース部分は三脚穴を使ってカメラ本体に装着する。
・同じく三脚穴を使うカメラケースHC-21との同時装着は不可能。
・ファインダー部分は横にスライドして脱着可能。
との事。
今のところ発売日や価格は未定だけど気になるアクセサリーだね。
「え~でもファインダー装着しちゃったらアングルが制限されちゃうじゃ~ん」って人には
アングルを制限せずに有害光をカットする【のびる液晶シェード】がオススメ。
シグマ純正カメラケースHC-21と同時装着出来るバージョンもあるよ。
■SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports / Contemporary
今回のフォトキナ2014関係である意味一番エキセントリックな発表はこの2本のレンズかもしれない。
まさか同じ焦点距離、同じF値でありながら全く別の光学系とデザインをした
レンズを2本同時に発表するなんてホント前代未聞。
どうやら発売は同時ではないみたいだけどこんな事が出来る社風、体制、開発&生産能力に驚く。
現在詳細スペックが公開されてるのはプロ仕様の造りとサイズ、重量をしたSportsの方。
希望小売価格は税別259000円、8%税込28万円弱と価格的もかなりの大物。
常用レンズではないので可能性があるとすればContemporaryの方。
実質的な先代に当たるAPO150-500F5-6.3 DG OS HSMが実売8万円弱で
直接的なライバルのタムロンSP150-600mm F/5-6.3 Di VC USDが実売11万円弱。
Contemporaryな150-600F5-6.3は希望小売価格約15万、実売12~3万スタートって感じかな?
■SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary
う~ん、Contemporary仕様とは言え使用頻度の低いレンズに10万円以上はやっぱり厳しい…
でも今使ってる18-200F3.5-6.3C014じゃこないだのスーパームーンみたいな天体イベントには
焦点距離が全然足りないしな…なんて人にはこの18-300F3.5-6.3C014が良いのかもしれない。
やっぱ広角域や標準域から(キヤノンだと)換算480mmの超望遠域まで1本でカバーしてくれて
しかも50-500F4.5-6.3みたいな大砲じゃなく街中で持ち歩けるサイズや重量となれば資金も出し易い。
とは言え基本的にはズームよりも単焦点の方が好きなので正直積極的に買い急ぐ物件でもない。
ある程度価格が落ち着いたら今使ってる18-200F3.5-6.3C014と入れ替えるかもね。
■ZEISS Loxia 2/35Biogon / 2/50Planar
今のところ具体的にソニーa7シリーズに手を出す事を考えてたりはしないので
(とは言え落ちてたら拾うし借りられるなら使ってみたいし貰えるなら大喜びするぐらいの興味はある)
直接的には関係ないレンズ群。でも純粋にデザインはカッコイイと思った。
正直TouitやOtusのデザインはあまり魅力的には感じないし、あのゴム製ミゾ無しフォーカスリングに
大量の埃が貼り付いてる様を店頭で見掛けると自分のモノでもないのに若干凹む。
対してLoxiaシリーズは小さくて、ギュッ!と凝縮された高級感を感じる。物欲センサーが反応した。
a7シリーズの登場でオールドレンズ市場は更に活気が出て価格も高騰してるっぽいけど
どうせだったらEXIF情報は残したいし開放測光出来た方がMFもし易くて良いよね。
更にフォーカスリングを動かすとEVFが自動で拡大表示されるなんて嬉しいじゃないか。
基本的にはシグマのレンズみたいに開放からパリッと解像してくれて
絞りは純粋に被写界深度をコントロールするためだけにあるようなレンズが好きで
味(収差)の濃い(しかもMFオンリーな)レンズはあまり好きじゃないんだけど
もしFEマウントに手を出すような事になったら1本ぐらい欲しいかも。
■CANON PowerShot G7X / Panasonic Lumix LX100
ここ数年ソニーRX100シリーズの独壇場だった階級にキヤノンとパナソニックから挑戦者が現れた。
キヤノンからは独自の1.5インチセンサーを搭載したG1X(&G1X2)も出てるけど
RX100と比べるとサイズが結構違うし多分そんなに成功してない。
今回出て来るG7XはRX100シリーズと同じ2000万画素の1インチセンサーらしい。
ってか多分ソニー製でしょ?【ソニーセンサー+キヤノンの絵作り】と想像するとワクワクしてくる。
しかもレンズはRX100M3の換算24-70F1.8-2.8に対して換算24-100F1.8-2.8。
最短撮影距離にもよるけどG7Xの方が使い勝手は良さそうだ。
対してパナソニックからのチャレンジャーLX100は換算24-75F1.7-2.8で
1インチよりも大きいマイクロフォーサーズ規格のセンサーを武器に戦うみたい。
センサーサイズに対して少し小さいイメージサークルのレンズを合わせる事で
LXシリーズ伝統のマルチアスペクト機能も搭載すると。G1X2も同じ戦法だね。
最近横構図と縦構図とで撮りたいアスペクト比が違ってきた俺としてはマルチアスペクト機能は気になる。
カメラが横の時と縦の時とで自動でアスペクト比を切り替えてくれる機能を搭載して欲しいなぁ。
GM1とか見てるとパナのデザイン最近良くなってきてる気もするしLX100がどんなデザインなのか楽しみ。
■FUJIFILM X100T
Xシリーズ発表後のフジは本当に手堅く手広く、そして真摯に貪欲だ。
競合製品が多いソニーに対するライバル製品の展開スピードの速さはスゴイ。
そしてレンズラインナップの拡充スピードも。その内魚眼やシフトレンズも出しそう。
一時期のオリンパス並みに製品を更新してユーザーの細かい要望をどんどん盛り込んでくる。
X100Sで不満だった部分の内ソフトウェアに由来するものはファームアップで解消されたし
X100Tでは更にハードウェア部分がアップデートされて弱点が殆ど無くなってきた。
APS-Cセンサー搭載高級コンデジジャンルの中では最もバランスの取れたモデルだと思う。
今まではモデル末期になってから追加される限定版のみで設定されてきた黒も今回は最初からあるしね。
■SONY QX1
以前発売されたスマホと連携させて使うレンズスタイルカメラは面白いアイデアだとは思いつつも
本格的に撮るには不便な部分が多くてコレじゃ~ちゃんとしたカメラで撮る方が良いわ…って印象だった。
今回発表されたQX1はEマウント規格でレンズ交換式(なのでaシリーズに属する)ってのが新しいね。
QX1が気になり始めたのは正直なところ先日iPhone6Plusを注文したからってのが大きい。
今まで型遅れで瀕死のiPhone4をずっと使い続けてたので『カメラと連携?ムリムリw』って感じだったけど
最新のiPhone6Plusとならスペック的なハードルは一気に下がる。結構快適に使えるかもしれない。
それにフルHD解像度の5.5インチ大型液晶搭載カメラなんて、今のところ存在しない。
『コレはカメラに非ず、スマホアクセサリーなのだ』って念じれば
購入に対する精神的ハードルもぐんと下がるしねw
などなど、そうアレもコレも買う事なんて出来ないんだけど妄想だけならプライスレス。
事前発表無し、会場でサプライズ発表される新モデルなんかもあるかもしれないし開催が楽しみだ。
写真はいつものSIGMA dp2 Quattro & SPP6.0.6でのモノクロシリーズ。
ゲリラ豪雨明けの東京&埼玉方面を千葉からパシャリ。今年の夏も全国で色んな被害が出ましたね。

■SIGMA dp2 Quattro / F5.6 1/500秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
いきなり降って、いきなり止んで、でも傘は捨てるな。折り畳み傘を持ち歩こうよ。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/60秒 ISO200■ 【等倍はコチラ】
埃を被ったランプシェード。コレもX3 Fill Light下げ下げ現像。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/50秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
新しく整備された都市や地域は電柱&電線が無かったりする。
確かに街並みはスッキリしててキレイで良いのは分かるんだけど
電柱と電線と空から成る写真が好きなので全く無くなっちゃうと寂しい。

■SIGMA dp2 Quattro / F5.6 1/2000秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
『あ~やけに低いところを飛んでる飛行機がいるなぁ…ってアレYS-11じゃん!』と咄嗟に撮った一枚。
F5.6まで絞ろうとしたのにF5.0で撮っちゃってる辺り、慌てっぷりが伺えるw

■SIGMA dp2 Quattro / F5.0 1/1000秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第1弾dp2Q用つけっぱなしフード、販売中です!◆
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第2弾dpクワトロ用のびる液晶シェード、販売中です!◆
◆3Dプリンターで製作したカメラアクセサリー第3弾dpクワトロ用のびる液晶シェード改、販売中です!◆





■My Photo Gallery【flickr】【FLENS】【500px】
やはり各社とも毎年開催のCP+よりも力が入ってる気がする。
9/15(月)05:00時点で既に発表された、もしくは画像がリークされた
カメラやレンズの中で気になる物について書いてみる。
■CANON EOS 7D Mark II
実はここ2~3ヶ月間ほどこのブログのアクセスランキング1位の記事は2013年7月3日に書いた
【CANON EOS 5D3と6Dと70Dから7D2のスペックを予想してみよ~!】だったりする。
なんだかんだで未だに写真を本格的に楽しんでる、仕事にしてる人達にとっての主流は一眼レフカメラで
なんだかんだで一眼レフカメラの主流センサーはAPS-Cサイズで、なんだかんだでキヤノンは強い。
そんな最大手メーカーが5年振りに主流×主流セグメントに投入するフラッグシップが7D2。
リーク画像を初めて見た時は(iPhone4の3.5インチ液晶だと)7Dとの違いが殆ど分からなかった。
5D3のテイストがちょいちょい入ってはいるものの7Dから基本的なデザインテーマは踏襲。
せっかく5年振りのフルモデルチェンジなんだからもっとガラッと変えても良かったのに!とも思うけど
全世界の大蔵大臣(奥さん)持ちのパパさん達にとっては買い替えてもバレなさそうと歓迎されるかも。
リークされてる情報も全機能は網羅してない感じだし動画用の7DCなんてのも来そうな気がする。
5D2がバリバリのメインボディだった頃はまだ見ぬ7D2を想像しては胸をときめかせていた。
1マウント2フォーマットでレンズを使い回せばあらゆる写真が撮れるだろう、撮ってやろうと思っていた。
でもここ最近はシグマDPシリーズやリコーGRみたいな高級コンデジの魅力にハマってしまい
高倍率ズームが使えるAPS-Cボディは欲しいけど7Dクラスじゃなくても良いかな…
と、今年の春にEOS Kiss X7を買ってしまったところなので
残念ながら7D2に手を出す事はなさそう。
■CANON EF-S24mm F2.8 STM
各社が換算50mm近辺になる30~35mmのAPS-C専用単焦点を用意する中
キヤノンが投入してきたのは換算38.4mm、約40mmになるパンケーキレンズ。
ウルトロン40F2を使ってたから分かるけどこの換算40mmって実に使い易いレンズ。
標準レンズのパースを持ちつつ50mm比で10mm分広い画角が汎用性を抜群に高めてくれる。
更に50mmよりも小さく、軽く、寄れる。そして今回はSTMモーターなので動画にも使い易そうだ。
フルサイズ用のEF40F2.8STMしかり、ミラーレス用のEF-M22F2STMしかり
キヤノンのパンケーキレンズは評判の良いレンズばかり。今回のEF-S24F2.8STMも期待出来そう。
上でKissX7を買ったせいで7D2は買わないと書いたけど
逆にKissX7を買ったせいでEF-S24F2.8STMは買いそうになってる。
ミラーレス並みに小型軽量のKissX7とEF-S24F2.8STMの組み合わせ、楽しそう。
ちゃんと金属マウントなのも良いね。衝動買いしちゃえる価格で出されちゃったら、危険だな。
■SIGMA dp1 Quattro & LVF-01
dp1Qはフォトキナ前に正式発表されるだろうとは思ってたけど、LVF-01には腰抜かしたw
dpクワトロシリーズの特徴である後方に飛び出したグリップによって生まれた液晶後方の空間。
俺はそこに取り付ける【のびる液晶シェード】なんて物を3Dプリンターで製作したし
写真家の三井公一氏の様に液晶ファインダーを取り付ける人も結構多い。
でも構造的にかなり出っ張るのでアフターメーカーは出しても
カメラメーカーが純正で出した事はなかったと思う。
んで、それをやっちゃうのが今のシグマ。
キャー!ヤダー!何アレー!ヘンターイ!って?いやいや実は理に適ってる。
今時ファインダー追加するならEVFだろ~と思うけど内蔵・外付け問わずEVFって電池食うんだよね。
EVFを搭載してるカメラのスペック見ると大抵背面液晶使用時よりもEVF使用時の方が撮影枚数が少ない。
メリル世代からクワトロ世代になって撮影枚数が2倍に増えたとは言えFoveonセンサーは燃費が悪い。
外付けEVFなんて装着したらま~た100枚撮る度にバッテリー交換するハメになっちゃうよ。
ちなみに恐れ多くもツイッターで山木社長にLVF-01について色々聞いてみたところ
・LVF-01はカメラ本体に取り付けるベース部分とファインダー部分の2部品構成。
・ベース部分は三脚穴を使ってカメラ本体に装着する。
・同じく三脚穴を使うカメラケースHC-21との同時装着は不可能。
・ファインダー部分は横にスライドして脱着可能。
との事。
今のところ発売日や価格は未定だけど気になるアクセサリーだね。
「え~でもファインダー装着しちゃったらアングルが制限されちゃうじゃ~ん」って人には
アングルを制限せずに有害光をカットする【のびる液晶シェード】がオススメ。
シグマ純正カメラケースHC-21と同時装着出来るバージョンもあるよ。
■SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports / Contemporary
今回のフォトキナ2014関係である意味一番エキセントリックな発表はこの2本のレンズかもしれない。
まさか同じ焦点距離、同じF値でありながら全く別の光学系とデザインをした
レンズを2本同時に発表するなんてホント前代未聞。
どうやら発売は同時ではないみたいだけどこんな事が出来る社風、体制、開発&生産能力に驚く。
現在詳細スペックが公開されてるのはプロ仕様の造りとサイズ、重量をしたSportsの方。
希望小売価格は税別259000円、8%税込28万円弱と価格的もかなりの大物。
常用レンズではないので可能性があるとすればContemporaryの方。
実質的な先代に当たるAPO150-500F5-6.3 DG OS HSMが実売8万円弱で
直接的なライバルのタムロンSP150-600mm F/5-6.3 Di VC USDが実売11万円弱。
Contemporaryな150-600F5-6.3は希望小売価格約15万、実売12~3万スタートって感じかな?
■SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary
う~ん、Contemporary仕様とは言え使用頻度の低いレンズに10万円以上はやっぱり厳しい…
でも今使ってる18-200F3.5-6.3C014じゃこないだのスーパームーンみたいな天体イベントには
焦点距離が全然足りないしな…なんて人にはこの18-300F3.5-6.3C014が良いのかもしれない。
やっぱ広角域や標準域から(キヤノンだと)換算480mmの超望遠域まで1本でカバーしてくれて
しかも50-500F4.5-6.3みたいな大砲じゃなく街中で持ち歩けるサイズや重量となれば資金も出し易い。
とは言え基本的にはズームよりも単焦点の方が好きなので正直積極的に買い急ぐ物件でもない。
ある程度価格が落ち着いたら今使ってる18-200F3.5-6.3C014と入れ替えるかもね。
■ZEISS Loxia 2/35Biogon / 2/50Planar
今のところ具体的にソニーa7シリーズに手を出す事を考えてたりはしないので
(とは言え落ちてたら拾うし借りられるなら使ってみたいし貰えるなら大喜びするぐらいの興味はある)
直接的には関係ないレンズ群。でも純粋にデザインはカッコイイと思った。
正直TouitやOtusのデザインはあまり魅力的には感じないし、あのゴム製ミゾ無しフォーカスリングに
大量の埃が貼り付いてる様を店頭で見掛けると自分のモノでもないのに若干凹む。
対してLoxiaシリーズは小さくて、ギュッ!と凝縮された高級感を感じる。物欲センサーが反応した。
a7シリーズの登場でオールドレンズ市場は更に活気が出て価格も高騰してるっぽいけど
どうせだったらEXIF情報は残したいし開放測光出来た方がMFもし易くて良いよね。
更にフォーカスリングを動かすとEVFが自動で拡大表示されるなんて嬉しいじゃないか。
基本的にはシグマのレンズみたいに開放からパリッと解像してくれて
絞りは純粋に被写界深度をコントロールするためだけにあるようなレンズが好きで
味(収差)の濃い(しかもMFオンリーな)レンズはあまり好きじゃないんだけど
もしFEマウントに手を出すような事になったら1本ぐらい欲しいかも。
■CANON PowerShot G7X / Panasonic Lumix LX100
ここ数年ソニーRX100シリーズの独壇場だった階級にキヤノンとパナソニックから挑戦者が現れた。
キヤノンからは独自の1.5インチセンサーを搭載したG1X(&G1X2)も出てるけど
RX100と比べるとサイズが結構違うし多分そんなに成功してない。
今回出て来るG7XはRX100シリーズと同じ2000万画素の1インチセンサーらしい。
ってか多分ソニー製でしょ?【ソニーセンサー+キヤノンの絵作り】と想像するとワクワクしてくる。
しかもレンズはRX100M3の換算24-70F1.8-2.8に対して換算24-100F1.8-2.8。
最短撮影距離にもよるけどG7Xの方が使い勝手は良さそうだ。
対してパナソニックからのチャレンジャーLX100は換算24-75F1.7-2.8で
1インチよりも大きいマイクロフォーサーズ規格のセンサーを武器に戦うみたい。
センサーサイズに対して少し小さいイメージサークルのレンズを合わせる事で
LXシリーズ伝統のマルチアスペクト機能も搭載すると。G1X2も同じ戦法だね。
最近横構図と縦構図とで撮りたいアスペクト比が違ってきた俺としてはマルチアスペクト機能は気になる。
カメラが横の時と縦の時とで自動でアスペクト比を切り替えてくれる機能を搭載して欲しいなぁ。
GM1とか見てるとパナのデザイン最近良くなってきてる気もするしLX100がどんなデザインなのか楽しみ。
■FUJIFILM X100T
Xシリーズ発表後のフジは本当に手堅く手広く、そして真摯に貪欲だ。
競合製品が多いソニーに対するライバル製品の展開スピードの速さはスゴイ。
そしてレンズラインナップの拡充スピードも。その内魚眼やシフトレンズも出しそう。
一時期のオリンパス並みに製品を更新してユーザーの細かい要望をどんどん盛り込んでくる。
X100Sで不満だった部分の内ソフトウェアに由来するものはファームアップで解消されたし
X100Tでは更にハードウェア部分がアップデートされて弱点が殆ど無くなってきた。
APS-Cセンサー搭載高級コンデジジャンルの中では最もバランスの取れたモデルだと思う。
今まではモデル末期になってから追加される限定版のみで設定されてきた黒も今回は最初からあるしね。
■SONY QX1
以前発売されたスマホと連携させて使うレンズスタイルカメラは面白いアイデアだとは思いつつも
本格的に撮るには不便な部分が多くてコレじゃ~ちゃんとしたカメラで撮る方が良いわ…って印象だった。
今回発表されたQX1はEマウント規格でレンズ交換式(なのでaシリーズに属する)ってのが新しいね。
QX1が気になり始めたのは正直なところ先日iPhone6Plusを注文したからってのが大きい。
今まで型遅れで瀕死のiPhone4をずっと使い続けてたので『カメラと連携?ムリムリw』って感じだったけど
最新のiPhone6Plusとならスペック的なハードルは一気に下がる。結構快適に使えるかもしれない。
それにフルHD解像度の5.5インチ大型液晶搭載カメラなんて、今のところ存在しない。
『コレはカメラに非ず、スマホアクセサリーなのだ』って念じれば
購入に対する精神的ハードルもぐんと下がるしねw
などなど、そうアレもコレも買う事なんて出来ないんだけど妄想だけならプライスレス。
事前発表無し、会場でサプライズ発表される新モデルなんかもあるかもしれないし開催が楽しみだ。
写真はいつものSIGMA dp2 Quattro & SPP6.0.6でのモノクロシリーズ。
ゲリラ豪雨明けの東京&埼玉方面を千葉からパシャリ。今年の夏も全国で色んな被害が出ましたね。

■SIGMA dp2 Quattro / F5.6 1/500秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
いきなり降って、いきなり止んで、でも傘は捨てるな。折り畳み傘を持ち歩こうよ。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/60秒 ISO200■ 【等倍はコチラ】
埃を被ったランプシェード。コレもX3 Fill Light下げ下げ現像。

■SIGMA dp2 Quattro / F2.8 1/50秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
新しく整備された都市や地域は電柱&電線が無かったりする。
確かに街並みはスッキリしててキレイで良いのは分かるんだけど
電柱と電線と空から成る写真が好きなので全く無くなっちゃうと寂しい。

■SIGMA dp2 Quattro / F5.6 1/2000秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
『あ~やけに低いところを飛んでる飛行機がいるなぁ…ってアレYS-11じゃん!』と咄嗟に撮った一枚。
F5.6まで絞ろうとしたのにF5.0で撮っちゃってる辺り、慌てっぷりが伺えるw

■SIGMA dp2 Quattro / F5.0 1/1000秒 ISO100■ 【等倍はコチラ】
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by foxfoto
| 2014-09-15 12:50
| ●撮影機材ネタ