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CP+2017 SIGMAの新レンズを実際に触ってみた編

先ずはCP+2017で初お披露目されたシグマの新レンズ4本
14mm F1.8 DG HSM A017
135mm F1.8 DG HSM A017
24-70mm F2.8 DG OS HSM A017
100-400mm F5-6.3 DG OS HSM C017
についての関連動画をYouTubeからピックアップ。

それぞれのレンズ開発背景や描写に関しては変に文字起こしすると内容を間違ったり
妄想や願望が入り込んでしまったりするだろうから是非とも動画をチェックして欲しい。
三井さん、塩澤さん、そして山木社長、お三方ともとても興味深く面白いトーク内容です!

CAPAカメラネットさんがUPした新レンズについての動画4本。
【シグマ 14mm F1.8 DG HSM | Art】


【シグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art】


【シグマ 135mm F1.8 DG HSM | Art】


【シグマ 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary】


続いてがUPしたシグマブースのステージイベントの動画3本。
※iPhoneにスマホ用汎用ワイコンを装着して撮ったので歪曲や周辺画質が酷くて申し訳ない。
【SIGMA booth 三井公一 “Quattroを"H"に楽しむ” 2/24(金)12:25~13:05】


【SIGMA booth 塩澤一洋 “ブレないQuattro写真術” 2/25(土)14:55〜15:35】


【SIGMA booth 山木和人 “新製品について” 2/25(土)15:55〜16:35】



最後に実際に触ってみた新レンズ2本について。
・135mm F1.8 DG HSM A017
20170228_18_【CP+2017】SIGMA booth
自分の85mm F1.4 DG HSM A016の重みやフォーカスリングの太さを身体が覚えているので
見た瞬間『短い!』持った瞬間『細い!』両方まとめて…『小さい!』とか思ってしまった。
最大径90mm以上、全長110mm以上、質量1kg越えのレンズに何言ってんだって感じだけど
でもホント、85F1.4アートと持ち比べるとワンサイズ小さく感じた。もっと言ってしまえば
フォーカスリングが細くて持ち易かったせいか若干『軽い』とまで思ってしまった。
スペック上は全く同じ1130gなんだけどね。

まだまだファームを調整中との事でAF速度に関しては最終仕様ではないそうだけど
写真の5D3との組み合わせでもAF速度は十分速く感じたしsdQHとの組み合わせで試しても
自前のsdQ+85F1.4アートよりも若干速いかな?という速度だった。
後者の場合はボディの違いも影響してるんだろうけどね。
あとフォーカスリングの最短から無限遠までの回転角度が85F1.4アートよりも広くなってた。
正確じゃないけど180度に近い印象。MFでのピントの追い込みもし易そうだった。

今回の4本の中では一番最初に発売されるとの事だけど、実機を触っても完成間近なのを感じた。
昨年85F1.4アートを買ったばかりの身としてはなかなか複雑な心境なこのレンズだけど
上記の動画で語られている85F1.4アートとの描写特性の違いが本当なら
85F1.4アートよりも自分の好みに合ってるんじゃね?って気もしてきて困った。
山木社長も「心配する事はありません。両方買って下さい!」と言っていたしなぁ…w


・100-400mm F5-6.3 DG OS HSM C017
20170228_23_【CP+2017】SIGMA booth

20170228_21_【CP+2017】SIGMA booth

20170228_20_【CP+2017】SIGMA booth

20170228_19_【CP+2017】SIGMA booth

20170228_22_【CP+2017】SIGMA booth
135F1.8アートが思っていたよりも良くて困る…とは言え、個人的な主役はやっぱりコッチ。
パッと見た瞬間、手にした瞬間、そのサイズと軽さに『良し、コレなら問題なく扱える!』と実感。
定番望遠レンズの大体のサイズや重さに関しては100-400C正式発表時のブログに書いたけど
【70-200mmF4】や【70-300mmF4-5.6】クラスよりは大きく重いけど
【70-200mmF2.8】や【100-400mmF4.5-5.6】クラスよりは小さく軽いという
今までなかったサイズと質量と焦点距離とF値をもった新クラスの望遠レンズ。
ミラーレンズを除けばフルサイズボディで400mm、APS-Cボディで換算600mm画角を得られる
レンズの中で最も小さく軽いレンズ。“ライト・バズーカ”の愛称は伊達じゃないね。
150-600F5-6.3Cでは大きく重く、50-100F1.8Aでは望遠端が足らず
とは言え18-300F3.5-6.3Cでは物足りず…みたいな人(俺)には待望の一本。

開発者が拘ったというスリムなフードや三脚座レスによるカメラバッグ内の占有スペースの少なさは
とても素晴らしいと感じた。今使ってるMZD40-150F2.8PROは本体は凄くスリムで良いんだけど
フードが結構嵩張るんだよね。それもあってフードを自作したりもしたワケで

鏡筒の仕上げは良くも悪くも150-600F5-6.3Cとほぼ同等。唯一フォーカスリングの素材が違って
150-600F5-6.3Cではゴム(シリコン?)巻きだったけど100-400F5-6.3Cではプラだった。
150-600F5-6.3Cユーザーからフォーカスリングが細くて操作し辛いって話は良く聞くし
カメラ屋店頭に置かれてる展示機のフォーカスリングを見ると結構やれちゃってたりもするので
幅が太くなって素材も変わった100-400F5-6.3Cの方が操作性は良さそうだ。
あと150-600F5-6.3Cではズームリングに印字された各焦点距離でロック出来た機能は
100-400F5-6.3Cでは一般的なズームロック機構と同じく広角端のみでロック出来る方式に。
特徴の一つであるフードのくびれを掴んでの直進ズームは若干重いかな?と感じたけど
航空祭に行くと直進ズームのレンズを使ってる人も多いのでそういった被写体では有用なのだろう。
俺は直進ズームのレンズは使った事はなく、そもそもズーミングで伸びる望遠レンズは初めてなので
直進ズーム機能を使うかどうか、本当に便利なのかは実際に買って使ってみないとなんとも言えない。
機能として使うかどうかとは別として直進ズームをしても問題ない強度で作られているのは大歓迎。

135F1.8アートと同じくコチラもファームがまだ調整中という事でAF速度も遅く
手振れ補正効果の段数も発表出来ない状態って話だったけど写真の1D3との組み合わせでは
これまた十分速いAF速度に『製品版を早く手にして使ってみたい!』って気持ちが強まった。
とは言え重要なのは手持ちのsdQ(sdQH)やMC-11を経由してのa7IIでどれだけ使えるか。
残念ながらSAマウントの100-400F5-6.3Cの展示機は初日で調子が悪くなったという事で
2日目以降はEFマウント版だけの展示だったのでsdQ(sdQH)での使い勝手を確かめるには
発売前の体験イベント(多分あるよね?)まで待つしか無さそうだ。

発売は135F1.8アートの次、もしくは同時で4月予定との事。
価格は150-600F5-6.3Cよりもお安くなるという事なので実売初値が10万切るかもしれない。
2本の150-600F5-6.3のようにテレコンバーターKITが設定されるのかどうかも気になるけど
一番良いのはマイクロフォーサーズ向けのMC-11が出る事だよね?と本気で思っている。
このサイズ、この軽さならマイクロフォーサーズ機でも問題なくハンドリング出来るだろうし
F5-6.3と暗いっちゃ暗いのでMFになる事覚悟でテレコン噛ませて画角を稼ぐよりも
APS-Cやマイクロフォーサーズといった小さいフォーマットのカメラに装着して
使った方が折角の小ささや軽さをスポイルする事もないので良いと思うんだけどなぁ…


オマケ。


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