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色々と思うところがあり、かれこれもう半年以上も前の事だけど、2022年6月25日に開催された
SIGMA 新製品貸出し体験会 2022 Summer in 新本社でお試しさせて貰ったF2系のI Seriesレンズ
20mm F2 DG DN C02235mm F2 DG DN C02065mm F2 DG DN C020、の3本の写真をご紹介。
SIGMA fp + 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary 022


■SIGMA I Series 20mm F2 DG DN C022  →Flickrのアルバムはコチラ
先ずはイベント開催時点で最新の20mmF2Cの写真から。
完成したばかりのシグマの新本社内も撮って良いとの事でウキウキ気分で各所をパシャパシャと。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
長い廊下、明るく周辺の自然が良く見える環境。食堂や応接ルームも、シャレオツ。カッコ良すぎる…
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
まるで美術館やお高めのホテルのよう。「こんな職場で働きてぇぇ~」と思いながら写真を撮ってた。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
グッドデザインも受賞したLens Cellarも心地よい空間。こんな防湿庫(防湿部屋)が欲しい。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
屋上や中庭も自然で溢れてる。話によれば季節に合わせて草木を植え替えていくとの事。スゴ過ぎ。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
そろそろレンズの描写の話もしないとね。この写真↓、ピンボケ写真じゃないよ。ちゃんとピンは来てる。
画像クリックでFlickrに飛んで元データを見て欲しい。F2開放からキレッキレ。ヤベェです。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
人工物などの直線を入れると強いパースで超広角レンズだと分かるけど、自然物だと全く分からない。
20mmという焦点距離からは超広角故のユルさとか、逆にギチギチとしたカタさを想像しがちだけど
20mmF2Cはそのどちらでもない。ユルくもなく、カタくもなく、雑味(収差)もなく、ただただ写りが良い。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
この体験イベントとほぼ同じタイミングで購入した16-28mmF2.8Cも大のお気に入りのレンズになって
2022年後半は殆どこのレンズばかりになってたりしたけど、やっぱりズームと単焦点とは違うね。
今回お試しさせて貰った3本の中で描写の良さで一番インパクトがあったのはこの20mmF2C。


■SIGMA I Series 35mm F2 DG DN C020  →Flickrのアルバムはコチラ
続いてはレンズを35mmF2Cに交換して黒川駅方面へブラブラ開始。
このブログを書いてる2023年1月24日は記録的な大寒波が日本を襲っているけど
体験イベントが開催された2022年6月25日は真逆。まだ6月なのに最高気温36度という猛暑だった。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
外に出た瞬間汗が出てくる。レンズを受け取った際にシグマの方がくれた塩サイダー飴がありがたい。
こういう手に持った物を何気なしにポンと気楽に撮れるのが35mmレンズの丁度良いところ。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
陽射しも強くて日陰に退避しながらのブラブラ。超暑かったけど、今は極寒なので暑さが恋しくなる…
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
今回借りた3本の中では口径食は強め。この写真↑はF値をF8まで一段ずつ変えて撮り比べてあるので
気になる人は画像クリックでFlickrに飛んで元データをチェックされたし。右上の玉ボケの形の変化に注目。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
2023年1月時点でI seriesレンズはF2系が4本、F2.8+系が3本で合計7本。
小型軽量優先の24mm45mm90mmのF2.8+系はフィルター径55mmで統一。
サイズと描写のバランスが良い20mm、24mm、35mm、65mmのF2系はフィルター径62mmで統一…
…かと思いきや、35mmF2Cだけはフィルター径58mmでサイズ的にもF2系とF2+系の中間。
サイズや重さや描写に関しても、35mmF2CはF2系とF2+系の中間という感じ。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
とは言えそれが印象としてネガティブというワケでは決してない。
むしろI seriesレンズの中から最初に1本選ぶとしたらこの35mmF2Cがアリなのかもと感じた。
※シグマの山木社長も海外出張のお供にはfp+35mmF2Cをチョイスする事が多いらしい。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
余りに暑すぎてスーパーやコンビニを見つける度に避難して元気を補給しながらブラブラ続行。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
ウン。やはり35mmの扱い易さは鉄板だ。


■SIGMA I Series 65mm F2 DG DN C020  →Flickrのアルバムはコチラ
シグマ製品の体験イベントやシグブラフォトウォークで黒川を訪れる事はこれまで何度もあるけど
駅の北東側は未開拓。レンズを65mmF2Cに交換して向かうと…そこには広大な畑が広がってましたとさ。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
カメラやレンズを買うと家の周りの畑を撮りに行く事が多いのだけど、どこもキレイに平坦に整地されてる。
黒川駅北東の丘陵地帯に並ぶ畑の景色は新鮮で撮ってて楽しかった。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
住んで生活する上での利便性を考えるなら平地の方が楽で良いだろうけど
写真を撮る目線で見ると丘陵地帯の街並みは表情豊かでとても良いね。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
第9回シグブラフォトウォークin新本社で行ったシグマの浦山散策コースも楽しいけど、コッチもアリだな。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
安心してください。fpの電子シャッター歪みじゃありませんよ。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
65mmF2Cは友達が使っていて以前少しだけ借りた事があるので今回が全くの初体験というワケではない。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
でも前回友達から借りた時とは印象が違った。65mmという珍しい焦点距離と画角のこのレンズ
前回は中望遠レンズだと感じたけど、今回じっくり試した印象では標準域のレンズだと感じた。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
個人的にはドンピシャ50mmのレンズよりも少し広角側の40~45mm辺りの方が使い易く感じてたけど
逆の少し中望遠側になる65mmというのも標準レンズとしてとても扱い易かった。
写りも20mmF2Cと並んでI Seriesのツートップ。イイネこれ。


ちなみに
65mmF2Cの最短撮影距離55cmでカメラを固定して35mmF2C、20mmF2Cの画角を重ねるとこんな感じ↓
SIGMA_I Series 20mmF2C_35mmF2C_65mmF2C_画角比較
このブログに貼ってない写真も全てFlickrのアルバムにまとめてあるので是非。  →コチラ


さて、どうして今になって半年以上前の体験イベントの写真を発掘してチェックしていたのか?
それは自分の過去のツイートの呪いに追い詰められてるから。
SIGMA 新製品貸出し体験会 2022 Summer in 新本社 でI SeriesのF2レンズ3本をお試し。_b0213320_00082044.png

前回書いた通り2/16発売予定のS5IIを予約済み……さて…どうしたもんかなぁぁ…
SIGMA fp + 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary 022
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■日本カメラ 2016年3月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
■日本カメラ 2016年4月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
■SIGMA 新製品体験イベント 2017 spring(in大阪)にオリジナルアクセサリーを出展しました!
■SIGMA 新製品体験イベント 2017 spring(in黒川)にオリジナルアクセサリーを出展しました!
■自作アクセサリーが【飛びこめ!!沼03】や【engadget日本版】にチラッと登場しました!
■3Dプリンターでこれまで製作してきたSIGMA製品用アクセサリー群のまとめ
■CP+2020シグマブースのミニステージに登壇決定!→CP+中止!→PhotoBar【sa-yo:】で新作発表!
■SIGMA fp Impressionページの新コーナー「+fp」にて紹介していただきました!
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写真・カメラ  車・バイク

皆さま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


えぇ~、3年半ぶりに、カメラを、買おうとしています。


前回購入したのは2019年10月25日発売のSIGMA fp
嵐の中レヴォーグで中野のフジヤカメラまで行ってからもう3年以上経ったとは。
この3年間という期間は、そのままコロナ禍の期間とも言える。fpというカメラはコロナ禍と共にあった。

20191026_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_09

発売した年の冬から新型コロナウイルスが世界を蹂躙し、人々はマスクで顔を覆い、CP+は中止に。
人も物も流通が滞り、様々な行動・活動が制限され、生活様式、働き方も大きく変わった。

在宅勤務に伴うオンラインミーティング増、急遽高まったウェブカメラ需要に
“無駄に高画質で高価なウェブカメラ”としてfpが注目されてたのも懐かしい。

コロナ禍前からどんどん増えていっていたYouTubeのエモ色の映像作品や配信でも
fpのティールアンドオレンジやパウダーブルーといったカラーモードが注目されていたね。

20191027_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_45

俺は「県境を跨ぐな」「人と集まるな」「お店で食事するな」という御達しに対し
「んじゃ~県内を一人でバイクで走って自分でキャンプ飯作れば文句はないべなぁ!?」と
デイキャンプ用品を買って房総半島内をツーリングして写真を撮ったりを繰り返してストレス発散してた。
小型軽量で振動による不具合が生じ易いメカパーツが少ないfpは、そんな用途にも最適だった。

20191110_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_14

fpというカメラは俺がこれまでに使ってきたベイヤーセンサーのレンズ交換式カメラの中で
最も小さく、最も軽く、最も高画質なカメラ。使っていて楽しくないワケがない。
更に3Dデータ公開によるアクセサリー製作のサポート等も加わって
購入から3年間以上、本当に楽しませてくれたカメラ。
今だって楽しい。これからも楽しむぞ。

20200214_02_帰路

…しかし、fpには小型軽量を優先してメカシャッターを排してしまった事によって
【電子シャッター歪み】と【フリッカー光源下での影の写り込み】という明確な弱点がある。
ツーリング中に食べた物の記録写真、スナップ、風景、星景はめっぽう強いけど
ヒコーキ等の乗り物や、人や動物といった動体を撮るのはめっぽう弱い。

でもコロナ禍の最初の2年間は航空祭や運動会等の学校行事が中止されていたので
fpの弱点が大きな問題になる場面は少なく、気にならなかった。
「メッチャ歪んでるw」と笑いのネタにする程度。

20220116_しんしんロケ地巡礼銚子フォトウォーク_fp_14

ところがコロナ禍3年目となる2022年になると各種イベント・学校行事が再開され始まった。
春の甥や姪の運動会、ちゃんとピントも来てる。タイミングや構図も良く撮れている。
でも背景になる他の生徒や応援する親族、校舎が電子シャッター歪みでナナメに…

写真を見せた子供らに「なんでみんな(背景の人々)ナナメなの?」とけがれなきまなこで聞かれた時は
さすがに申し訳なくなってしまった。自分一人が見るだけの趣味の写真なら歪んでても許せる。
でも家族や友人の思い出になるような写真は、ちゃんと撮ってあげないとダメだ…と。

20220116_しんしんロケ地巡礼銚子フォトウォーク_fp_29

一時は毎週末のように羽田や成田へ行き撮っていたヒコーキ写真も、いつの間にか殆ど撮らなくなっていた。
撮りたい被写体の為に機材を選ぶべきなのに、その機材で撮れるものしか撮らなくなっていた。
その事を自覚してしまった時、結構ショックだった。このままでは良くない。

FP005333.jpg

fpは手放さない。今後も使う。でも、fpが苦手な部分だけはもう他のカメラに任せよう。
fpを嫌いにならない為にも、写真を撮る事を嫌いにならない為にも、その方が良い。

FP004502.jpg

そうして夏ごろから動体に強いカメラ探しの旅が始まった。

ざっくりとした条件は
・APS-Cサイズ~フルサイズセンサーのミラーレス機。
・マウント直上のファインダー、可倒式背面ディスプレイ、ボディ内手振れ補正。
・自分の目(メガネ)に合うファインダーと手に合うグリップ形状。
・像が歪まない(メカシャッターor積層センサー)で10コマ/秒程度の連写速度。
・↑設定時に静止画の最高画質の記録形式で100枚程度の連続撮影枚数。
・動体AF性能に優れている事。被写体認識機能があれば更に良し。
・換算100-400mm前後の望遠ズームレンズの選択肢がある事。テレコン対応なら更に良し。
・SIGMA製レンズが使えれば最高。手持ち機材とバッテリーや記録メディアの共用が出来れば更に良し。
・スマホ用カメラ連携アプリがあり、Wi-Fi・Bluetoothで撮影画像のスマホ転送が可能。
・カメラボディ単体で30万円以内、周辺機器やレンズの入替え等も含めた最終的な出費が50万円以内。
といった具合。

具体的に候補に挙がったのは…
CANON EOS R6 Mark II
CANON EOS R6
CANON EOS R7
Panasonic LUMIX S1
Panasonic LUMIX S5
FUJIFILM X-H2s
FUJIFILM X-H2
SONY a7IV
どこがどうとかを全部書き出していたらキリがないけど、どれも良い所もあれば悪い所もある。
アレやコレやと吟味して、11~12月の時点で CANON EOS R6 Mark II or FUJIFILM X-H2s の二択に。

20191027_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_34

年末の頃にはもはや考え悩む事にも疲れ始め、歳末のバカテンションもあり、2021年の時の様に
「フジヤの初売りに行って、その場の気分で決めちゃうか!」とか思っていた時
ギリッ……ギリのタイミングで自分的に最高のダークフォースが現れた。
SIGMA fp、コロナ禍、そして…Panasonic LUMIX S5IIへ…_b0213320_21440263.jpg

Panasonic Lumix S5II & S5IIx

もうね、待望の像面位相差AFを搭載してきた時点で「コレだぁぁーーー!!!!」と。



上記リストにある通り、S1とS5は購入候補に入ってた。なんなら一番最初に思い浮かんだ候補だ。
fpやレンズといったLマウント資産が既にあり、未だ見ぬFFF(仮)を待ち望んでいる自分にとっては
S1とS5の“Lマウントである”という素性は他のカメラには無いものスゴく大きなアドバンテージ。
レンズの買増しや買替えも不要なので他マウント候補と比べて出費を大幅に抑えられるのも良い。

そんな大きなアドバンテージがありつつも候補落ちする理由はDFDというAFの、AFC時のウォブリング。
あの高速かつ強烈にウニョウニョと像が揺れ続けるウォブリング動作は個人的には耐え難いものがあった。

以前フジヤカメラ主催の体験イベントでG9をじっくり試した事がある。イベント参加者特典として
メチャクチャお得な購入プランも提示されて、当時使用していたOM-D E-M1 Mark IIからの乗り換えも
検討したけど、結局ファインダーの見え方(ウォブリングと光学系の歪み)が原因で思いとどまった。

S1もS5も実際に手に持つとガッチリした剛性感はとても好印象。他メーカーで言えばニコンに近い。
他の候補を実際に手にして感じる華奢な印象はないし、G9もAFの歩留まり自体は良かった。
実際に使用しているユーザーが口を揃えて言う発色の良さも全くその通りだった。
でも、あのファインダーを一日覗いて動体を撮り続けられる自信が無い。

あとシグマのマウントアダプターMC-21を経由してSAマウントやEFマウントのレンズを装着すると
AFCモードで撮影出来ないというのも残念ポイント。今でこそ手持ちレンズはミラーレス用のDNレンズ
が主体になってきてるけど、まだSA&EFマウントのレンズばかりだった時に発表されたS1&S1Rで
MC-21経由ではAFCが使えないと判明した時は大層落胆したものだ。「Lアライアンスって何なの?」と。

FP005489.jpg

そんな中で発表されたS5II、ウォブリングのない測距動作を見た瞬間「やった!コレでやっと買える!」と。
“メカシャッター×AFCで7コマ/秒”という連写速度は正直まだ物足りないけれど
“RAW+JPEGで200枚以上の連続撮影枚数(バッファ容量)”は大したものだ。
その他にEVFの解像度増、三角環を使わないストラップ取付、グリップの大型化&形状改善
キレの良いシャッター音、8方向ジョイスティック、リアルタイムLUT、etc.etc.どれも良いアップデート。

そしてSUMIZOONさんの先行レビューによればMC-21経由でもAFCが使用可能との事で最高に嬉しかった。
結局のところ測距時のウォブリングにしてもMC-21でAFCが使えない事にしても全てDFDが原因だったのだ
ウォブリングとMC-21、パナSシリーズを購入するに至らない2つの足枷が像面位相差AF採用で解決した。
コレでEFマウント、SAマウント、Lマウントの全ての手持ちレンズが共用出来るようになる。最高だ。
個人的には「やぁーーっとコレで本当の意味でのLアライアンスが始まったな!」ぐらいの気持ち。


LUMIX BASE TOKYOで開催されたタッチ&トライイベントで実機を触ってきたけど、概ね好印象だった。
AF測距中のファインダー&背面液晶のフレームレートが30fpsに落ちたり、露出の常時プレビューが
キャンセルされてしまう、といった動体スチル撮影ではものスゴく不便な仕様もあるけれど
ソレをパナの中の人が問題点として認識し、今後ファームアップで改善させるべく
動き出している事を明言しているので、ちゃんと改善されると信じてる。

20191027_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_13

カメラ業界全体としてもS5IIの像面位相差AF搭載と本体&レンズセットの戦略的な価格設定と
太っ腹の予約&キャッシュバックキャンペーンが話題になっているようで、供給不足のリリースも出た
SIGMA fp、コロナ禍、そして…Panasonic LUMIX S5IIへ…_b0213320_21404865.jpg

S5IIの性能をアッパーエントリー機として見るか、ボトムミドル機として見るかで評価は変わるだろうけど
2023年始時点の感覚からすると本体で25万弱、レンズ2本セットで30万弱というのはかなりお得感がある。
更に2~3万円のキャッシュバックと予約特典で予備バッテリーまでプレゼントとなればもうビックリ価格。
発売がCP+開催前という事で他社の新製品待ちによる買い控えを防止する為とはいえ、超気合が入ってる。

一見20-60mmF3.5-5.650mmF1.8の2本セットの方がお得に見えるけど、俺はボディ単体を予約。
予約開始直後からレンズ2本を転売する気でダブルレンズキットを予約してる人も結構多いみたいだけど
カメラ屋さんもバカじゃないので予約開始からの2週間弱で20-6050の買取査定額はどんどん下がってる。
S5II発売までまだ1ヶ月弱、S5IIx発売まではまだ5ヶ月以上ある。査定額・市場価値は今後更に下がりそう。

更に初期不良リスクを考えるとレンズセットは厄介。例えばボディだけ、レンズだけに問題があったとしても
ソレだけを交換はして貰えない。セット丸々の交換になる。内容物が多いほど初期不良を引く確率も上がる。
幸い最近はそういう報告は出てきてないけど、過去には埃まみれの個体が出荷されちゃったりしてるしね…
勿論20-60mmF3.5-5.6や50mmF1.8が欲しい、必要だって人はそのセットを買うのが正解だしお得だけど
転売目的でレンズセットを予約してるって人は……今後更に査定額が下がっていかない事を祈りましょうね。

FP004439.jpg

今フルサイズミラーレスカメラを牽引してるキヤノンやソニー機との性能比較も沢山UPされ始まってるけど
その殆どが動画に関する比較ばかりでスチルオンリーマンな自分にとっては興味が無い。
S5IIの評価は動画機として見るか写真機として見るかでも変わりそう。

S5IIを写真機として見て、AF&連写性能のみで評価するなら…正直S5IIよりも優れた候補は他に沢山ある。
でも、個人的にはもう他のマウントのライバル機との性能の優劣はどうでも良くなってきている。

重要なのは“S5IIが現状のLマウントカメラの中で最も動体スチル撮影に優れたモデルなのか否か”という事。
この点に関しては間違いないでしょう。やっとスチルで動体をまともに撮れそうなLマウント万能機が来た。
とても良くまとまっているけどDFDが足枷になっていたS5が、像面位相差AF搭載で一気に魅力的な存在に。

FP006577.jpg

更に今年後半にはフラッグシップのS1シリーズのモデルチェンジもあるかも?って噂もある……けど
もう気持ち的に限界なのだ。とてもじゃないけど待ってられない。春にはまた運動会がやってくるのだ。
それに3年以上小型軽量なfpをメインで使ってきた身としては、もうS1系のサイズと1kg越えの重さはムリ。

20191026_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_36

これで動体撮影はS5II、その他の撮影はこれまで通りfp、と役割分担が明確になる。
心を落ち着けて未だ見ぬFFF(仮)をじっくりと待つ事が出来るハズだ。
FFF(仮)が揃って初めて自分的Lアライアンスが完成する。

画質のFFF(仮)、小型軽量のfp、動体のS5II。
Lマウントの三賢者、三権分立。

シグマさん、待ってますよ…いつまででも。

S5II & S5IIxの登場でLマウントのユーザー数やシェアが少しでも伸びてくれる事を切に願ってる。
後々のファームアップでの機能向上も含めて、今日から丁度4週間後の発売が楽しみだ。


※写真は全てこの3年間で撮ってきたSIGMA fpの写真

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※2023/02/21  追記。  遂に発売されたS5IIは…残念ながら地雷だらけのカメラでしたとさ…

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毎年恒例、撮影機材の売った・買ったのお話です。

ちなみに過去は↓
【2011年】【2012円】【2013年】【2014年】【2015年】【2016年】
【2017年】【2018年】【2019年】【2020年】【2021年】

2022年は手放した機材は無し。購入したのはレンズ1本のみと大変寂しい…
とはいえ、購入してからコレばっかりになるほどお気に入りになったレンズなので
単純な購入報告としてではなく、作例も沢山UPしつつ購入半年後のレビューとしてご紹介。


SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN A022 (Lマウント)
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN C022 + WR-PROTECTOR Filter 72mm
まず今年の年始の時点での手持ちLマウント用のレンズラインナップは…
・広角単焦点 → SIGMA 24mm F3.5 DG DN C021
・標準単焦点 → SIGMA 45mm F2.8 DG DN C019
・中望遠単焦点 → SIGMA 90mm F2.8 DG DN C021
・標準ズーム → SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN A019
・望遠ズーム → SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020
と一通り買い揃えてあった。
装着するボディ(SIGMA fp)にマッチする小型軽量系のラインナップだ。
強いて言えば広角ズームレンズが足りないけれど、正直広角は苦手なので優先度は低かった。

今年の始めの時点でのLマウント用の広角ズームレンズは
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN A019
Panasonic LUMIX S PRO 16-35mm F4 S-R1635
の2本(ライカはお高いので除外)が発売済みだったけど
シグマ14-24はF2.8だけど出目金レンズなので取り扱いに気を遣うし
パナ16-35はフィルターが装着出来るけどF4だ。個人的には両者の良いトコ取りしたレンズ
“前玉が出目金じゃなくてフィルターが装着出来るF2.8通しの広角ズームレンズ” が欲しいな~
な~んて事を年始に呟いていたらその半年後、ドンピシャのレンズが発表されてしまったというワケだ。
勿論発表後即予約して発売日に購入したけれど、まさか本当に出てくるとはね…やってくれるぜシグマさん。
FP004135.jpg
レンズを開封して、fpに装着して、外に持ち出して、最初に撮った正真正銘の1枚目がコレ。
広角端16mmの絞り開放F2.8。撮って、背面液晶で確認して、お、このレンズ、イイぞ、となった。

FP004140.jpg
コレも同じく広角端16mmの絞り開放F2.8。中央周辺はバッチリシャープだし、ボケも柔らかい。

FP004170.jpg
続いて望遠端28mmの絞り開放F2.8。スナップの王道28mm。使い勝手が良い。

FP004207.jpg
広角端16mmのF8。カリカリだ。そしてfpのアスペクト比21:9と超広角の相性も抜群だ。

FP004231.jpg
コレも広角端16mmのF8でアスペクト比21:9。こういうの撮りたくなるよね。
歪みは電子補正で消されてるんだろうけど、Lマウントの場合は補正をOFFには出来ないので気にしない。

FP004245.jpg
そしてまた望遠端28mmの絞り開放F2.8。最短撮影距離は25cm。十分だ。使い勝手ヨシ。

FP004369.jpg
保護フィルターが装着出来るので被写体に寄る事に不安が無い。前玉が出目金のレンズだとこうはいかない。

FP004432.jpg
逆光にも強いね。ゴーストも赤い小さいのがポツッと出るぐらいなので状況によっては消すのも簡単。

FP004512.jpg
今までずっと広角レンズは苦手だった。苦手だけど、必要な場面はある。ので、買う。

FP004543.jpg
で、どうせ買うなら一番広く撮れるヤツを…って感じで選べる中で一番広いレンズをチョイスしてきた。

FP004586.jpg
そういうレンズは大抵前玉が出目金で保護フィルターが装着出来ず、使える場面が限られ、扱いに気を遣う。

FP004607.jpg
それが使い辛さや面倒くささに繋がって、広角レンズの苦手意識が余計に深まるという悪循環。

FP004624.jpg
そしてそういうレンズは望遠端でも24mmぐらい。個人的には24mmはまだ超広角。

FP004647.jpg
そしてF値も4.5~5.6ぐらい。ギリギリまで寄ってもボケないし、出目金なのでギリギリまで寄りたくない。

FP005233.jpg
そういう諸々の扱い辛さが、今回の16-28mmF2.8は皆無。コレがものすごく新鮮で楽しい。

FP005404.jpg
小さく軽いという物理的な軽快さ以上に、使い勝手の軽快さがとても良い。

FP005604.jpg
苦手だけど、必要な場面はあるからまぁ1本は持っておかないとね…と渋々使ってきた広角レンズだけど

FP006571.jpg
気が付けば購入してからの今年後半、一番使ったのは16-28mmF2.8だった。もうコレばっかり。

FP006664.jpg
星だってバッチリだ。広角端16mmの絞り開放F2.8。イイじゃん。イイじゃん。全然イイじゃん。

FP006674.jpg
でもシビアに見れば、やっぱりシャープさは以前借りて使った事のある14-24mmF2.8の方が上だし

FP006772.jpg
広角端が12mmなのか、14mmなのか、16mmなのか、はやっぱり大きな違い。

FP000767.jpg
でも同時に望遠端が24mmなのか、28mmなのか、というのも大きな違いだ。

FP000773.jpg
12-24mmや14-24mmは“超”広角ズームレンズ。16-28mmは広角ズームレンズ。別物だ。

FP000792.jpg
“超”広角ズームは多分まだ苦手だけど、広角ズームとは友達になれた気がする。

FP000822.jpg
素晴らしいレンズと出会えて良かった。来年はどんなレンズ、どんなカメラと出会うのだろうか…楽しみだ。


この他の写真もFlickrのアルバムにまとめてあるので、16-28mmF2.8Cに興味が出たら是非見てみてちょ。


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「スマホではなくちゃんとしたカメラを買って写真や動画を撮ろう。
どうやら今はミラーレスカメラってのが主流らしい…」…ぐらいまで調べれば
間違いなくそのブランド名に辿り着くであろうレベルまでメジャーになったピークデザイン
俺もいくつか愛用していて、ストラップやカメラバッグに関しては現在ほぼピークオンリーという状況。

初めてピークデザインの製品を購入したのは2016年12月
シグマのdp Quattro系4台にsd Quattro、ソニーのa7II、オリンパスのE-M5IIなど手持ちカメラの数が
とても多く増えていた時期で防湿庫内は常にギュウギュウ詰め。そうなると各カメラに装着されている
ストラップがとても邪魔になってくる。そこでピークのアンカーリンクスとマイクロアンカーを購入して
ストラップの数を減らして防湿庫内の空間に余裕を持たせようとしたのが始まり。

続いて
2017年4月からエブリデイバックパック30LチャコールV1 BB-30-BL-1を使い始め
2017年12月から今回の主役エブリデイスリング10LブラックV1 BSL-10-BK-1とスライドライトを使い始め
2018年8月には耐久性不足が発覚したマイクロアンカーV3からV4への全数無料交換対応に感動し
2018年12月からカメラキューブM BCC-M-BK-1を使い始め
2020年11月からfpのような軽いカメラ用に細いストラップのリーシュを使い始め
2021年3月に銀座にオープンしたPeak Design Tokyoでディバイダー(仕切り板)を買い足したり
2021年7月からエブリデイスリング6LブラックV2 BEDS-6-BK-2を使い始めたり
などなど。

バリエーションの豊富さ・使い勝手の良さ・デザイン・手厚いサポート体制に惚れ込んでいき
気が付けば4サイズのカメラバッグと2サイズのカメラストラップが揃い
全てのカメラにはマイクロアンカーが装着されている。



そんなピーク製品の中で、購入から現在までの4年半最も頻繁に使用してきた、背負い続けてきたバッグ
2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1 _1/3
EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1が…………いよいよ壊れた。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1 _2/3
先月某日の朝、メイン収納部のジッパーが「ぶりりっ!」と剥がれて閉じられなくなってしまった。
幸い出先ではなく、カメラやレンズを収納して「さぁ行くぞ!」というタイミングだったので被害はゼロ。
何の前触れもなくある日突然…というワケではない。使用していく中で徐々に動きが渋くなってきていた。

元々エブリデイシリーズのV1(バージョン1)バッグに使用されている止水ジッパーはキツめで
モデルチェンジされたV2(バージョン2)ではジッパーの改善がアナウンスされていた。
ネットで検索してもジッパーが壊れたという報告が多くヒットする。どうやらV1系の弱点のようだ。

いよいよピークデザインのLifetime Warranty、生涯保証の力を試す時が来たのだ。

ピークデザイン製品日本総代理店は様々な海外ブランド製品を扱っている銀一株式会社
検索すると「日本国内の店舗で購入した製品は銀一が対応してくれるけど、海外の店舗で購入した製品は
アメリカのピークデザインと直接やり取りする必要がある」といった内容をアッチコッチで目にした。

今回壊れたエブリデイスリング10LブラックV1はキックスターター経由でピーク公式から購入した物なの
だけど…「ものは試しだ!」と銀一のピークデザイン保証受付フォームに諸情報を入力して送ったら…
「交換対応します。V1は既に生産終了しているのでV2との交換となります(要約)」との返信が!
メールの内容は書きませんが銀一さん、しっかり&柔軟に対応してくれます。素晴らしい!頼もしい!


「“生涯保証”って書かれてるんだから何年使っても交換されて当たり前でしょ?」と思う人もいるかもだけど
世の中そんな優良ブランドばかりじゃない。耳聞こえの良いワードで客を集めておいて、実際は詐欺紛いとか
今回みたいな製品の保証についてだと責任の擦り付け合いが始まって全然対応してくれないとか、交換はする
けど1回切りで2回目以降は有料だぞ…とか。いつの間にか契約内容が改悪されてたりとか、最近ホント多い。

でも今回のピーク&銀一の保証対応ではそんな「えー!?そんなの聞いてないよ~!」みたいな事は皆無。
諸情報を入力して、購入証明書類と故障個所の画像を添付して送信したら即「交換します」と返信が来た。
そして交換品にも生涯保証が適用されるから、また数年後に何かしらの不具合が出た場合、再度交換して
もらえる(ハズ)。本当に素晴らしい。ピークと銀一の経営と関係が今後も健全であり続け、ピークの生涯保証
サービスが今後も末永く継続されていく事を切に願います。


2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1 _3/3
無事に後継モデルと交換してもらえる事になりホッとした反面、4年半の間最も多く背中を預けてきた
このバッグは廃棄処分されてしまう…別れを惜しみながらしっかり手洗い洗濯。ジッパーこそ壊れてしまった
けれど、その他に関してはまだまだ問題なく使える…けど…ゴメンな。お分かれだ…今までありがとう…

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _1/7
そんなこんなで交換された新しいEverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2がコチラ。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _2/7
以前カメラ屋さんで自分のV1と比べた事があるので知ってはいたけど、改めて手にするとV2は…大きい。
V1はメイン収納部は8Lで、マチを拡張出来るサブ収納ポケットの2Lを足した合計で10Lなのよね。
対してV2のサブ収納ポケットはマチも無く拡張も出来ないのでメイン収納部だけで10L。

全体のシルエットも下すぼまりの台形からよりスクエアな形状に変更されているので
V1よりも大きなノートPCを収納出来るし、A4サイズの書類やカタログなんかも角が折れずに済みそう。
V1と比べるとかなりの容量増と使い勝手の向上に繋がってる印象。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _3/7
メイン収納部のジッパーは軽くスムーズになり、引き手が2つになったので左右どちらからでも開閉可能に。
左右入れ替えられるショルダーストラップと合わせて右利き・左利き、右肩・左肩それぞれに対応。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _4/7
実質的な容量増(=中に入れる機材の重量増)に合わせてショルダーストラップのパッドが
幅広&厚みのあるシッカリした物に変更されているのも良い改善点。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _5/7
ただ、バッグ外側に三脚を装着・固定する方法については、ストラップが幅広でバッグ本体に固定されていた
V1の方が優れていたかも。V2はストラップが着脱式で細い。ストラップ固定用ループは左右3ケ所にあるが
どれも位置が左右端にあるので縮長が40cm未満の小さめのトラベラー三脚とかだとしっかり装着・固定
出来なさそう。逆にトラベラー系ではない重めの三脚とかだとストラップが重さに耐えられず緩んできそう。
手持ち三脚のサイズや重さとの相性次第ではあるけど、個人的には三脚のキャリー性能に関してはV1の方が
使い勝手が良かったように思う。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _6/7
V2になって実質的な容量増となっているエブリデイスリング10Lだけど、同梱されているディバイダー
(仕切り板)はV1と同じく2枚。容量をフルに活かそうとすると…正直もう1枚ぐらいあった方が便利。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _7/7
ちなみに今回のような交換対応となる場合、必要なのはバッグ本体のみでディバイダーは不要との事。
長年気に入って愛用したV1を忘れたくないし、他のピークのバッグにも流用出来るし…と手元に残して
正解だった。ファブリックや厚さに微妙な違いはあれど、この通りV1用もV2用も全くの同形状。



カメラもレンズも、三脚やストラップやカメラバッグも、製品は丈夫で壊れないのが一番だけど
ピークデザインや銀一みたいに手厚いサポート体制がしかれているブランドは安心して使い続けられるね。
とは言え、いくら【Lifetime Warranty、生涯保証】と宣言してもブランドが潰れてしまえばそこで終わり。
今持っている製品を大切に使うのは勿論、より良い製品が出ればちゃんと追加購入していかないとね。



最近発表された中だとモバイルシリーズの【1" BALL ADAPTER】が凄く気になってたりする。

バイク用のスマホホルダーはRAMマウントのを使用してるので、その1インチボール規格に対応してて
しかもショックアブソーバー機構を内蔵しているこのアクセサリーは待望の新製品。
今度スマホを新しくしたらスマホケースとセットで購入するつもり。
今後もピークデザインの意欲的な新製品に注目&期待だ。



【2022/07/22 追記】
上記の通り今回はキックスターター経由でピーク公式から購入した製品でも銀一が交換対応してくれましたが
銀一の【ピークデザイン 保証制度について】のページには “また、国内正規販売店様を除く並行輸入品および
国外でのご購入につきましては、弊社での保証対象外となります。” と明記されています↓

ピークデザインのエブリデイスリング10L(V1)が壊れ、新型(V2)に交換してもらえた話_b0213320_03295333.png

ので、今回と同様の状況だったとしても「本国のピークの方でやってもらって」と対応を断られてしまう
場合もあるかもしれません。むしろ↑と明記している以上、断って当然と言える。銀一は何も悪くない。
もし断られてもこのブログを例に出して「俺も同じように対応しろよぉ!」と面倒臭くゴネたりしないでね。
「対応してもらえたらラッキー!ダメだったら…まぁ、しゃ~ない」という気持ちでね。諦めてピークに
対応してもらいましょう。先の見えない不安定な世の中、保証内容や対応はいつ変わってもおかしくない。

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世界がコロナ禍で翻弄され始めてからかれこれもう丸2年以上…まだまだ終息は見えないけれど
だからって何もせずにずっと留まり続けてるワケにはいかねぇのよ!と
春以降徐々に各活動が再開し始め、そしてついに…

2020年末開催で企画・参加者募集されていたけど残念ながらコロナ禍で中止になってしまった
第9回シグブラフォトウォークin世田谷・砧」が「第9回シグブラフォトウォークin新本社」として復活!

イベント復活にあたり、新規で参加者を募集するのではなく中止になった「in世田谷・砧」に参加予定だった
メンバーに声をかけてくれるという配慮が嬉しかった。こういう心遣いがシグマの素晴らしいところ。好き。

今回は第1回シグブラフォトウォークと同じくシグマ本社を起点に黒川・町田の多摩丘陵を廻るルート。
コロナ禍後の復活第1回目という意味でも、完成したばかりの新本社で開催という意味でも、最適なプラン。

シグブラフォトウォークはブラブラのプロ、三井公一さんに引率してもらいながら撮影スポットを
開拓出来て、気になってるカメラ・レンズ、発売前の新製品が存分にお試し出来るという最高のイベント。
今回は発表直後で発売前で俺も予約済みの16-28mm F2.8 DG DN C022が5本も用意されていた。

俺は
SIGMA fpL、EVF-11、HG-11
SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021
SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020
をお借りして、自分のfpと合わせて2ボディ2レンズでブラブラ。

EFマウントやSAマウントがメインだった頃は大きく重いアート単焦点シリーズをメインで使っていたけれど
Lマウントのfpを使い始めてからはサイズ的にマッチするI seriesレンズばかりを使うようになってたので
ミラーレス専用に開発されたDN世代のアート単焦点レンズをちゃんとお試ししてみたかったのよね。
そしてfpLの6100万画素も…これまで他人が撮った作例をDLしてチェックしたりはしてたけれど
やっぱり最後は自分で撮ってみない事には良い部分も悪い部分もちゃんと把握出来ないよね。

今回の「第9回シグブラフォトウォークin新本社」で撮った写真はFlickrのアルバムにまとめたので
上記機材の描写やシグマ新本社周辺の街並みや自然にご興味のある方はチェックを。 →【コチラ


シグマ本社新社屋、外壁からもうカッコイイ。
周辺の緑や空を鈍く映し込む半艶の金属パネル、たまりませぬ…良いFoveon物件。
中も美術館か、はたまたリゾートホテルか、といったクリーンで落ち着きのある心地よい空間でした。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_3/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F4.0

サプライズで山木社長も登場。
旧社屋よりも里山の自然に近い新社屋の立地。建設時にはカメ、タヌキ、イノシシなどが現れたとの事。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_1/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

社屋と同じく新しくなった営業車などを撮りつつ、敷地内から伸びる階段で直接浦山へアクセス。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_4/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F2.0

過去に本社で開催された体験イベントでも少しブラブラした事のある場所だけど
近景・遠景共に撮り甲斐のある被写体が多くて楽しい場所。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_5/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

伝説の秘宝、FFFを求めて三井探検隊はジャングルの奥地へと突き進むのであった…
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_14/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

今回の写真は全てカラーモード フォレストグリーン をベースに素材としての見え方を重視した現像。
アスペクト比の変更や多少の構図調整、露出補正はしてるけど、周辺光量などはいじってないので
Flickrで等倍で見てもらえば35F1.4DNアートと85F1.4DNアートの描写の特徴が掴めるハズ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_8/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

関東平野の中でもかなり真っ平な辺りに住んでるので
多摩丘陵の緩やかなアップダウンが重なる景色は新鮮で魅力的。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_15/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

前日・前々日は関東各地で雹が降ったり、翌日からは本格的な梅雨入りを思わせる雨続きの予報だったり
果たして無事にブラブラ出来るのか…と不安だったけど、イベント当日は奇跡的に丸一日良い天気でした。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_9/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

噂には聞いていたけど…85F1.4DNアート、ホントすごいレンズだ…
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_21/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

6100万画素のfpLで撮っても近景も、遠景も、絞り開放F1.4から鬼シャープ。ボケもキレイ。
俺も使ってた一眼レフ用のアートと比べて大幅に小型軽量化されて、もう文句なしだわ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_22/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

重箱の隅を突つくんであれば口径食、四隅のボケのぐるぐる感だけは一眼レフ用の方が優れてたかも。
ここら辺は小型軽量化とのトレードオフの部分なのかもしれない。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_26/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

超絶大きく重いけど絞り開放から四隅まで玉ボケが丸いのが特徴のボケマスターこと105mmF1.4
その内ミラーレス用のDN仕様になってモデルチェンジしてくるんだろうけど…口径食とサイズと重さ
それにAFスピード等も含めたバランスをどう落とし込んで出て来るのか…今から興味津々。

35F1.4DNアートのF1.4絞り開放の口径食はこんな感じ。Flickrの方にはF2.0とF2.8もあるよ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_15/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

神奈川(黒川)と東京(町田)の国境警備隊……ではなく、先頭でみんなを待つ三井さん。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_31/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

俺はポートレートは殆ど撮らないけど…このレンズでなら撮ってみたい。そう思わせる1本。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_35/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

SGV第一弾として2012年に発売された初代35mmF1.4アートは周辺光量落ちがかなり激しい
穴蔵レンズだけど(とはいえ当時としては最高の1本だった)、新しいDN版は周辺光量もたっぷり。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_24/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

旧社屋にも立ち寄りました。今後は改装してまた新しい使われ方をするとの事。これまた楽しみ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_25/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F5.6

旧社屋内に展示されていたシネレンズシリーズ。コレもSGV以降のターニングポイント。
シネレンズで映像・映画製作業界に進出した事でfpシリーズのコンセプトが生まれたんだと思う。
最近では絶賛公開中のトップガン・マーヴェリックでシグマのシネレンズシリーズが使われていると話題。
俺も見てきた。最高だよ。近い内にまた見に行くつもり。未見の人は是非映画館へ。
その内各所で配信も始まるだろうけど、きっと「あぁ…なんで俺は映画館で観なかったんだ」と後悔するよ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_28/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F4.0

そして旧社屋から新社屋へ戻り、撮った写真を選別して講評会へ。
今回貸出し機材がLマウント用だった事もあって皆fpやfpLを中心に使っていたけれど
シグブラフォトウォーク参加者はLアライアンスやfpが出る前からのシグマファンばかり。
シグマへの要望としてはやはりFFF、フルフレームFoveonに関する事が多かったのが印象的。

今回試した2本を含めDN版の新レンズはどれも高評価だし、fp系でシグマのカメラユーザーが一気に増えて
かなりメジャーになったと思う。素晴らしい事だ。けど、やぱり皆の心はFoveonの描写に魅了されている。
それは俺も同じ。急かす気持ちは全く無い。いつまでだって待ちます。FFFが世に出て、手にするその日を…
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_30/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F2.8

今回のシグブラフォトウォークも実に楽しかった。次はどこで開催されるのか…
静鉄とのコラボで開催されたシズブラのように泊まりでの撮影旅行ブラブラも良いな…
コロナ禍が終息して、そういうイベントがまた気兼ねなく開催出来る世の中になりますように…

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■3Dプリンターでこれまで製作してきたSIGMA製品用アクセサリー群のまとめ
■CP+2020シグマブースのミニステージに登壇決定!→CP+中止!→PhotoBar【sa-yo:】で新作発表!
■SIGMA fp Impressionページの新コーナー「+fp」にて紹介していただきました!
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