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シグマの2023年一発目の新製品、SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023
羽田空港周辺で開催された体験イベントでお試しさせてもらったので
写真をお見せしつつインプレッションを書いてみる。

先ずは60-600DNスポーツの発表プレゼン動画を改めて↓


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…の前に、UPした写真を見ていれば直ぐにバレてしまう事なので先に書いておく事があります。
この体験イベントの貸出し時間は本来180分間でしたが、訳あって丸一日お貸しいただく事が出来ました。
俺がムリを言って丸一日貸してもらったワケでもないし、シグマさんが俺を特別扱いしたワケでもない。
予約枠に関してシグマさん側から小さなお願い事があり、俺がOKをしたのでそのお返しとして、です。
イベント前にも後にも何も影響を及ばさない、当日だけで完結する小さなGIVE & TAKEがあっただけ。
勿論このレビューを書く事やその内容に関してシグマさん側から何かお願いされたワケでもない。
当然金銭や物品の授受があったワケでもない。結果的に俺は気になってるレンズの良い部分も悪い部分も
よりしっかりと確かめる事が出来たし、今コレを読んでる60-600DNスポーツに興味があるであろう
アナタは多くの作例を見る事が出来ているワケです。なので要らぬ詮索はいたしませぬように。
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UPした写真は全てRAWで撮ってLightroomClassicで現像。発売前のレンズ故補正プロファイルもない。
写真によってアスペクト比を変えたり、水平を調整したり、多少の露出補正をしたりはしているけど
レンズの焦点距離が変わるようなトリミングや描写の特徴を変えてしまうような手は加えてない。
WB晴れ、カラーモードは弱めのT&Oで統一。fpで撮って出てくる画のほぼそのままと言える。

当日fp+60-600DNスポーツで撮った写真はFlickrのアルバムにまとめてあるので、文章ではなく
撮られた写真でこのレンズの描写を確かめたいんじゃ!という人は →コチラ← をどうぞ。


“標準域から超望遠域をカバーする10倍ズームレンズ”はシグマが開拓したジャンル、のハズ。
初代は2010年に発売された一眼レフ用のAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (1970g)。
二代目は2018年に発売された同じく一眼レフ用の60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports (2700g)。
三代目が今回ミラーレス用として生まれ変わった60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports (2495g)。
その他のミラーレス用のDNレンズの望遠ズームは
昨年末の体験イベントでお試しした150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports (2100g)
俺も愛用している100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary (1135g)

愛用している100-400DNコンテンポラリーの描写やサイズ・重さ・使い勝手は勿論把握しているし
このイベント参加直前に昨年末お試しした時の写真を見直してブログにまとめていたので
150-600DNスポーツの描写やサイズ・重さの感覚もしっかり思い出してある。
この2本と比較して60-600DNスポーツは一体どうだったのか?


端的に言えば
AF速度・精度、手ブレ補正、10倍ズームの使い勝手、どれも最高でまんまと欲しくなってしまった。


受付でレンズを借りてfpに装着した瞬間のインプレッションは…当然「デカイ!」と「重い!」でしかない。
きっと今150-600DNスポーツを使ってる人からしたら+400gの重量増を認識出来るだろうけど
俺が普段使ってるのは1kg強の100-400DNコンテンポラリー・ライトバズーカなので
良くも悪くも「両方デカくて重いレンズ」で150-600も60-600も同評価。
持ち歩いて使う事によるストレスやハードルはどちらも同じ。

ただし価格は実売15万強の150-600に対して60-600は初値とはいえ約2倍の30万弱。
実売10万強の100-400と比べたら約3倍。一眼レフ用の旧60-600スポーツの初値は19万だった。
様々な物品・サービスがどんどん値上げし続けるご時世とはいえ、購入するハードルが高い事は否めない。
150-600と60-600の価格差約15万円あればアート単焦点レンズが1本、又はIseries単焦点が2本は買える。
シグマレンズユーザーにとって60-600の“30万”、150-600との“価格差15万”という数字の意味は大きい。

…が、城南島海浜公園へ移動して実際に撮り始めると60-600が新世代のレンズになっている事が分かった。
150-600と60-600を同世代のレンズとして見ると2倍の価格差は大きいが
製品性能の世代が違うとなれば話も変わってくる。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

100-400と150-600はAF速度や手ブレ補正に関しては同等という印象だった。でも60-600は完全に別物。
60-600から新採用されたHLAによるAF速度、OS2に強化された手ブレ補正、どちらもハッキリ実感出来る。
撮った写真をチェック・選別していても100-400や150-600と比べて歩留まりが格段に良い。
AF速度だけでなくAF精度も良い印象。とにかくブレボケ失敗写真が少なかった。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

このレンズをfpで使う人は少ないだろうけど、fpのAFCは正直あってないようなものなので
fpで動体を連写する時は “AFSで測距→数枚連写→AFSで再測距→数枚連写” という撮り方になる。
100-400や150-600は “再測距で大ボケしてMFでリカバリーも出来ずそのまま終~了~” となる事が多い。
しかし60-600はAF速度も速く再測距で大ボケかます事も少ないので最後まで被写体を追い続けられる。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

そこに標準域60mmから超望遠域600mmまで10倍の画角変化が加わるので
4倍ズームの100-400や150-600とは撮れる被写体・場面・機会が桁違いに違ってくる。
実際に写真を撮っていると望遠端が600mmである事よりも広角端が60mmである事の方に感動する。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

例えばこの写真は望遠端600mm。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

この写真は約150mm。150-600だったらここまでだ。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

でも60-600なら更にここまで広げられる。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

今度は逆に広角端60mmから~
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

望遠端600mmドーン。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

数百m先、数km先の被写体をドドンと写し撮ったそのレンズで、自分の足元を普通に撮る事が出来る。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

でもズーム倍率が広がった分だけ描写が悪化しちゃったら意味が無い。
100-400DN、150-600DN、60-600DN、一眼レフ用の旧60-600のMTF曲線を並べるとこんな感じ。
発売前のSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023を羽田空港周辺でお試し。_b0213320_11095336.png

旧60-600よりは確実に良くなってるけど、100-400や150-600と比べて飛び抜けて良いワケじゃない。
むしろシビアに見れば一番良いのは150-600DNスポーツの方だと分かる。
でも少なくともベイヤー2400万画素のfpで撮り比べた限りでは3本の描写の優劣は感じない。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

それよりも上記の通り60-600の歩留まりの良さ、撮れる被写体・機会の幅広さのインパクトの方が大きい。
同じ場所で同じ時間だけ撮り比べたら、成功写真を一番多く持ち帰えれるのは60-600で間違いない。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

更にLマウント限定にはなるけどUSB DOCKを使ってカスタムモード1/2により踏み込んだ値の
フォーカスリミッターを設定すればAFの歩留まりは更に向上するだろうし、1.4倍&2倍のテレコンを使えば
84-840mmや120-1200mmという自分にとって完全に未体験の領域にまで踏み出せる…ヤバイね。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

Lightroomで選別をしていて気付いたけど、広角端60mmや望遠端600mmだけでなく
その中間の領域もしっかり使って沢山枚数を撮っていたのが興味深かった。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

ズーム倍率約2倍の広角ズームや約3倍の標準ズーム、4倍の望遠ズームだと広角端と望遠端だけ使いがち。
特に動く被写体の場合は「とりあえず一番広く」や「とりあえず一番狭く」と撮ってしまいがちだ。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

でも60-600はAF速度が速く、大ボケ誤測距も少なく、手ブレ補正も強力なので心に余裕が生まれる。
落ち着いて少しずつ画角を変えながら被写体を追い続ける事が出来る。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

羽田は家から一番近い空港なのでこれまで幾度となく通ってきた。でもレンズは
一眼レフ時代も今のミラーレス時代も、換算含めてずっと100-400mm相当で撮ってきたので
今回の60-600mmというレンズでは文字通りに世界が広がったように新鮮で撮っていて本当に楽しかった。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

100-400mmライトバズーカにテレコンを装着して望遠端を560mmや800mmにして撮る事もあるけど
その分広角端が140mmや200mmになってしまうので一長一短。150-600が気になりつつも
購入に至っていないのは結局ココなのよね。何かを得る代わりに何かを失う。
60-600mmなら何も失わない。100-400を丸々内包している。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

大きく写せないからと見送りがちだったB737やA321(320)も600mmあれば積極的に撮りたくなるし
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

もうコレ以上後ろに下がれないからと諦めていた100mm以下の広角域も同じレンズでそのまま撮れる。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

勝手知ったる馴染みの場所でじっくり試して、「あぁ、やっぱりコレか。」「そうだね。コレだね。」と。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

写真を撮っていても、家で撮影データをチェック・選別していても、心がどんどんソッチに向かってしまう。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

150-600と60-600の価格差は約15万円。約2倍だ。それは変わりようがない。
でも新世代の性能や使い勝手を考えたら…流石にゼロにはならないまでも、ハードルはかなり低くなる。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

ライトバズーカは大好き。1kg強で100-400mm。普段から持ち歩くのが苦にならない自分の上限はココ。
ライトバズーカにHLAやOS2が投入されないかな~とか、広角端が拡張されないかな~とか妄想もするけど
それとは別のヒコーキ撮りに特化したレンズとしてもう一本追加するとしたら、60-600DNスポーツ一択だ。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

デカイし、重いし、高い。防湿庫も買い足さないといけないし、カメラバッグも買い足さないといけない。
105mm径の保護フィルターも高い。一脚や三脚に頼る場面も増えるから色んな意味で大きく重く高い。
でも、そのハードルを乗り越える覚悟を決めれば、コレ以上の1本はない。欲しい。スゴク欲しい。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

来週は3年半ぶりに購入する新カメラPanasonic LUMIX S5IIの発売が控えてるので今すぐは厳しい。けど
どう転んでもfpよりは動体撮影に優れているであろうS5IIを使っていれば自ずと動体撮影欲も高まるだろう。
また毎週末のように羽田や成田へ通うようになるかもしれない。そして秋になれば航空祭シーズンが始まる。
そうなってしまえば、もう抗えないだろう。覚悟を決めて、新しい扉を開く。開いてしまう。気がするぞ。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

このブログを書いていて、自分で自分の背中を押しているのが分かる。はぁぁぁ………やれやれだ。
今回のように実際の使用シーンに則したシグマの体験イベントは本当に危険で困る。
20230204_SIGMA fp + 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS S023

シグマめぇぇぇ………


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折角製品をお試しさせてもらったのに写真をUPしてなかったシリーズも今回でラスト。
2022年12月3~4日に二子玉川 蔦屋家電で開催された【SIGMA Touch & Try】で
お借りしたSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021で撮った写真です。
SIGMA fpに装着して二子玉川界隈と多摩川の河川敷をブラブラしてみた。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  150mm】

シグマの150-600mmと言われると2014年の9月12日、一眼レフ用のコンテンポラリースポーツ
そして1.4倍と2倍のテレコンも含めた望遠系機材がドドンと同時発表された衝撃を今でも覚えてる。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

コンテンポラリーは105×260.1mm、1930g、フィルター径95mm、税込希望小売価格165000円。
スポーツは121×290.2mm、2860g、フィルター径105mm、税込希望小売価格284900円。
150-600mmでF5-6.3という焦点距離とF値、そして基本的な機能と操作系は共通としながら
コンテンポラリーは小型軽量安価、スポーツは大きく重く高価だけど防塵防滴で堅牢という差別化だった。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  546.2mm】

発売から8年以上経過した今の状況は…コンテンポラリーの方は健在。なんならEFマウント用は
未だに売上ランキング上位にあったりするのに対して、スポーツの方は残念ながら結構前に販売終了。
スポーツの防塵防滴性能は重要なれど、コンテンポラリーのハンドリングの軽さが勝ったという事でしょう。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

そんな経緯も影響してか、ミラーレス用の150-600mmはスポーツに一本化しつつも
109.4×263.6mm、2100g、フィルター径95mmとコンテンポラリー並みに大幅に小型軽量化して登場。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

更に新たにAFLボタンとズームトルクスイッチが追加された。
特にズームリングの回転トルク調整とロックを兼ねたこの機構はとても良かった。
一眼レフ用ライトバズーカにはあったのにミラーレス用ライトバズーカで無くなってしまった
カスタムモードスイッチの存在も羨ましい。USB DOCKを使えば任意のフォーカスリミッターが設定可能。
しっかりとした防塵防滴構造である事もコンテンポラリーシリーズのライトバズーカには無い長所。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

俺は一眼レフ用の時もミラーレス用の今も、ワンサイズ小さく軽い100-400mmF5-6.3ライトバズーカ
使っているので、正直なところ小型軽量化されたとはいえ2kg越えのレンズはやはり大きく重く感じる。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

大きく重い…が、やはり望遠端400mmと600mmとでは撮れるものが違うね。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

でも同時に広角端が100mmか150mmかというのも使い勝手に大きく影響してくる。悩ましいね。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  150mm】


ココからは番外編。150-600mmの事ではなく、fpのオートフォーカスについて。
fp購入当初はMC-21経由で一眼レフ用のライトバズーカでヒコーキなどの動体を撮っていた。
2020年発売のミラーレス用のDN版ライトバズーカに買い替えた直後はAF性能が向上したと思ったけど
残念ながら今の評価は逆。AFSの速度と精度自体は確実にDN版の方が良くなってる。でも歩留まりは悪化。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

歩留まり悪化の原因は、AFで上手く測距出来なかった時にMFでリカバー出来なくなってしまったから。
一眼レフ用の時はフォーカスリングと測距レンズが機械的に繋がっていたのでAFが外れても
「ソッチじゃなくてコッチだよ!」とフォーカスリングをグイッと回してやれば最短から無限遠まで
一気にピント位置を移動させる事が出来た。そうしてやればまたAFで被写体を捉え直す事が出来る。
でもDN版のフォーカスリングは電子リングで機械的に繋がってないのでフォーカスリングを大きく回しても
移動量が足りない。ピントが最短側で止まっているのか無限遠側で止まっているのか一瞬では確認出来ない。
そうこうしている内に被写体はもうどこかへ行ってしまう。だから結果的に歩留まりは悪化してしまった。
ずっとコレはDN版ライトバズーカ側の問題だと思ってた。なにせ他の望遠レンズを持っていなかったので。
でもfpのファームウェアVer.400でレンズの撮影距離(ピント位置)を常時表示させられるようになった事で
原因はfp側のAF制御の問題である事が見えてきた。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

fpはAFで被写体を補足出来なかった時、必ず最短側にピントを移動して測距動作を諦める。
例えばDN版ライトバズーカの望遠端でAFが合わせられなかった時は最短撮影距離の1.6mで止まる。
そしてレンズのフォーカスリミッタースイッチを“6m-∞”に設定するとその最短側の6mで止まる。
何度試しても結果は同じだった。そしてこの動作は今回借りた150-600mmDNスポーツでも同じ。
望遠端600mmでAFが合わなかった時は最短撮影距離の2.8mで止まった。
フォーカスリミッタースイッチを“10m-∞”に設定するとその最短側の10mで止まった。
20221203_SIGMA Touch & Try_SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021
【SIGMA fp + 150-600mm F5-6.3 DG DN OS S021  600mm】

ヒコーキなどの乗り物系の被写体に限って言えば、最短側じゃなくて無限遠側で止まってくれた方が助かる。
ピントが無限遠側に来ていれば多少ピントがズレていても被写体の動きを追いながら再測距させられる。
寸分のズレ無く正確に無限遠である必要はない。おおよそでも良いからAFが合わなかった時に止まる位置を
無限遠側になるようにAFの制御を変える、もしくは最短側か無限遠側かを選択出来るようにして欲しい。
それだけでfpのAFの歩留まりはかなり向上するハズ。シグマさん、次のファームに期待してます。


今回UPした以外の写真はFlickrのアルバムにまとめてあります。    →コチラ


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前回書いたシグマ新本社での体験イベントと同様、参加からもう5ヶ月近くも経っちゃったけど
2022年9月10日に参加した【第10回 シグブラフォトウォーク in 彦根】の写真をご紹介。

シグブラフォトウォークとはシグマの連載シグブラを担当している写真家・三井公一さんの引率で
シグマの製品をお試ししながら皆でフォトウォークするという人気のイベント。
記念すべき第10回目となる今回の舞台は滋賀県の彦根。

JR彦根駅前に集合して、先ずはベース基地&昼食処となる個室ダイニング 赤鬼まで移動していたら…
いきなり仮面ライダーWと遭遇してビックリ。後で調べて知ったけど
滋賀県内でSTOP THE 飲酒運転活動をテーマに走行しているツーリングクラブの方みたい。
日本一の大きさを誇る琵琶湖は全国からツーリング目的でライダーが集まる。俺もいつか一周してみたい。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 16-28mm F2.8 DG DN C022
【SIGMA fp + 16-28mm F2.8 DG DN C022  F2.8】

個室ダイニング 赤鬼に到着したら諸情報の説明と機材貸出し。今回お借りしたのは
SIGMA fpL  →撮った写真はコチラ
SIGMA 20mm F1.4 DG DN A022  →撮った写真はコチラ
SIGMA 24mm F1.4 DG DN A022  →撮った写真はコチラ
SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  →撮った写真はコチラ
の1台3本。コレに自分のSIGMA fpを加えた2台3本を
午前中は【fpL+20mmF1.4DNアート】+【fp+24mmF1.4DNアート】
午後は【fpL+20mmF1.4DNアート】+【fp+105mmF2.8DNマクロアート】
という組み合わせで撮っていきます。

いざ出発。午前中は銀座町~芹川界隈をブラブラ。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F8.0】

【〇〇銀座】と名付けられるエリアは各県各都市に沢山ある。昭和時代の一つの流行りよね。
今はその多くが寂れてしまっていたりもするけど、フォトウォークをするのには情緒があって大変宜しい。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F8.0】

彦根と言えばやっぱりひこにゃん。かわぇぇ。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F1.4】

彦根、そして琵琶湖と言えば鳥人間コンテストだけど、他に人力紙飛行機選手権なるものもあるようだ。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F6.3】

2本一緒に発表された20mmF1.4DNアートと24mmF1.4DNアートは言ってみれば双子レンズ。
午前中は同時に使用してたので比較するように撮ってたので気になる方はFlickrをチェックしてね。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F8.0】

発表プレゼンでは星景の厳しい性能要求にも応えられる事がアピールされてた20mmF1.4DNアートだけど
24mmF1.4DNアートも含めて近距離では樽型の歪曲が残るね。Lマウント用だと普通は自動で補正される
部分だけど、SPPで開いてもLRで開いても変わらず。補正ミスか、あるいは仕様なのか、は分からず。
もしかしたら星景とか風景とか無限遠側でのゼロディストーションを重視した結果なのかもしれんね。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F1.4】

ある程度距離が離れれば歪みは出てない(ちゃんと補正されてる)ので問題になる場面は少ないでしょう。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F2.8】

前回試したI Series 20mm F2 DG DN C022も良かったけど、やはりF1.4のアートレンズは更にイイね。
とは言え20mmF2や24mmF2のビルドクオリティの良さが全面に押し出されたI seriesレンズもイイ。
最高描写のF1.4アートか、描写とサイズのバランスの良いIseriesのF2か、小型軽量なIseriesのF3.5か。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F1.4】

今のシグマの広角レンズのラインナップはズームも単焦点も豊富でとても良い。けど同時に悩ましい。
ってか2022年の新レンズがズームも単焦点も全て広角レンズ系だったのには驚き。他の参加者から
「24mmF3.5からF2に買い替えたばかりなのに、また直ぐに今度はF1.4を出してくるなんて!」
という声もあったりして「あ~、なるほど…ソレは確かにキツイ…」と頷くしかなかった…(汗
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F1.4】

個室ダイニング 赤鬼に戻って昼食。近江牛のすき焼き御膳!美味ぁし!
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F8.0】

シグブラフォトウォークは毎回食事が美味しくてイイ。
当初は関東中心で開催されていたイベントだけど奈良・岐阜・彦根と徐々に開催地域が地方へ拡大。
今回も関東・北陸・近畿地方などから広く人が集まった。ご新規さんも多かった印象。
自分にとっては撮影旅行に行く良いキッカケになっているイベント。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F8.0】

食後にはレアレンズ、FF Classic Prime Lineの40mm T2.5 FFのお触りタイムも。
スチル用レンズと比べると大きく重いけど、フォーカス&絞りリングのぬめぇ~っとした操作感は最高。
光学系自体は最新設計だからちゃんと芯はあるけど、ボケやゴーストの出方が最高にエモくてヤバかった。
流石にこのシネレンズそのままだと厳しいけど、フォーカスリングの官能的な回し心地はホントに最高。
F2.8+~F2のI seriesやF1.8~F1.2のアートレンズとは別で、MFで良いからF1.0とかのレンズが一本だけ
フラッグシップモデルとしてあったりしたら欲しいかも。例えば50mmF1.0とか…と妄想してしまった。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fp + 24mm F1.4 DG DN A022  F4.0】

午後の部スタート。琵琶湖に向かうか彦根城に向かうかの選択式。俺は彦根城に向かうチームに同行。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F5.6】

午前中スタートした時は薄曇りだったけど、この日は午後になるにつれてどんどん晴天に。
真夏の強い陽射しの中での軽い登山、彦根城チームはみんな良い汗をかかせていただきましたわ…
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022
【SIGMA fpL + 20mm F1.4 DG DN A022  F5.6】

彦根城天守閣下からの眺望。琵琶湖越しの雲が夏。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020
【SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  F8.0】

いざ天守閣へ。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020
【SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  F5.6】

天守閣の中から望む琵琶湖。発射台は見えないけど、鳥人間コンテストが開催される松原水泳場もこの方角。
琵琶湖の湖面に微妙に明暗差が出ているのは柵越しの撮影だからです。それにしてもバチバチにシャープだ。
105mmF2.8DNマクロアートのMTF曲線は現時点でDN単焦点レンズの中で最強。fpじゃなくてfpLに装着
して撮った方が良かったとちょっと後悔。最近のレンズはどれも高性能過ぎて、正直2400万画素のfpじゃ
詳細な良し悪しを評価出来なくなってきてる印象。レビューに使うなら6100万画素のfpLの方が適役だね。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020
【SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  F8.0】

もちろん近距離のマクロ域の描写も完璧。長年の風雨で削れた柱が鳥の羽毛のようになっていて美しかった。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020
【SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  F8.0】

中望遠レンズでのスナップが好きというのもあるけど、とても使い易かった。
発表プレゼンでは最高の描写を優先した結果AF速度が犠牲になっていると明言されていたけど
十分実用になる速度だと感じた。寄ってヨシ、離れてヨシ、開けてヨシ、絞ってヨシの最強レンズだわ。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020
【SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  F2.8】

四番町スクエアへ戻り、カメラとレンズを返却して、講評会、そして参加者限定の特典やプレゼントも沢山。
これまで同様、今回もとても楽しかった。シグマ公式のイベントレポートには
“次回以降もまた新たな場所で実施していきたいと考えています” と書かれている。
次のシグブラフォトウォークがいつ、どこで開催されるのか、楽しみでならない。
20220910_第10回 シグブラフォトウォーク  in 彦根_SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020
【SIGMA fp + 105mm F2.8 DG DN MACRO A020  F4.0】


今回撮った写真をFlickrのアルバムにまとめましたので、気になる方はチェックを。  →コチラ


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■日本カメラ 2016年3月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
■日本カメラ 2016年4月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
■SIGMA 新製品体験イベント 2017 spring(in大阪)にオリジナルアクセサリーを出展しました!
■SIGMA 新製品体験イベント 2017 spring(in黒川)にオリジナルアクセサリーを出展しました!
■自作アクセサリーが【飛びこめ!!沼03】や【engadget日本版】にチラッと登場しました!
■3Dプリンターでこれまで製作してきたSIGMA製品用アクセサリー群のまとめ
■CP+2020シグマブースのミニステージに登壇決定!→CP+中止!→PhotoBar【sa-yo:】で新作発表!
■SIGMA fp Impressionページの新コーナー「+fp」にて紹介していただきました!
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色々と思うところがあり、かれこれもう半年以上も前の事だけど、2022年6月25日に開催された
SIGMA 新製品貸出し体験会 2022 Summer in 新本社でお試しさせて貰ったF2系のI Seriesレンズ
20mm F2 DG DN C02235mm F2 DG DN C02065mm F2 DG DN C020、の3本の写真をご紹介。
SIGMA fp + 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary 022


■SIGMA I Series 20mm F2 DG DN C022  →Flickrのアルバムはコチラ
先ずはイベント開催時点で最新の20mmF2Cの写真から。
完成したばかりのシグマの新本社内も撮って良いとの事でウキウキ気分で各所をパシャパシャと。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
長い廊下、明るく周辺の自然が良く見える環境。食堂や応接ルームも、シャレオツ。カッコ良すぎる…
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
まるで美術館やお高めのホテルのよう。「こんな職場で働きてぇぇ~」と思いながら写真を撮ってた。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
グッドデザインも受賞したLens Cellarも心地よい空間。こんな防湿庫(防湿部屋)が欲しい。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
屋上や中庭も自然で溢れてる。話によれば季節に合わせて草木を植え替えていくとの事。スゴ過ぎ。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
そろそろレンズの描写の話もしないとね。この写真↓、ピンボケ写真じゃないよ。ちゃんとピンは来てる。
画像クリックでFlickrに飛んで元データを見て欲しい。F2開放からキレッキレ。ヤベェです。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
人工物などの直線を入れると強いパースで超広角レンズだと分かるけど、自然物だと全く分からない。
20mmという焦点距離からは超広角故のユルさとか、逆にギチギチとしたカタさを想像しがちだけど
20mmF2Cはそのどちらでもない。ユルくもなく、カタくもなく、雑味(収差)もなく、ただただ写りが良い。
SIGMA fp + 20mm F2 DG DN | Contemporary 022
この体験イベントとほぼ同じタイミングで購入した16-28mmF2.8Cも大のお気に入りのレンズになって
2022年後半は殆どこのレンズばかりになってたりしたけど、やっぱりズームと単焦点とは違うね。
今回お試しさせて貰った3本の中で描写の良さで一番インパクトがあったのはこの20mmF2C。


■SIGMA I Series 35mm F2 DG DN C020  →Flickrのアルバムはコチラ
続いてはレンズを35mmF2Cに交換して黒川駅方面へブラブラ開始。
このブログを書いてる2023年1月24日は記録的な大寒波が日本を襲っているけど
体験イベントが開催された2022年6月25日は真逆。まだ6月なのに最高気温36度という猛暑だった。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
外に出た瞬間汗が出てくる。レンズを受け取った際にシグマの方がくれた塩サイダー飴がありがたい。
こういう手に持った物を何気なしにポンと気楽に撮れるのが35mmレンズの丁度良いところ。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
陽射しも強くて日陰に退避しながらのブラブラ。超暑かったけど、今は極寒なので暑さが恋しくなる…
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
今回借りた3本の中では口径食は強め。この写真↑はF値をF8まで一段ずつ変えて撮り比べてあるので
気になる人は画像クリックでFlickrに飛んで元データをチェックされたし。右上の玉ボケの形の変化に注目。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
2023年1月時点でI seriesレンズはF2系が4本、F2.8+系が3本で合計7本。
小型軽量優先の24mm45mm90mmのF2.8+系はフィルター径55mmで統一。
サイズと描写のバランスが良い20mm、24mm、35mm、65mmのF2系はフィルター径62mmで統一…
…かと思いきや、35mmF2Cだけはフィルター径58mmでサイズ的にもF2系とF2+系の中間。
サイズや重さや描写に関しても、35mmF2CはF2系とF2+系の中間という感じ。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
とは言えそれが印象としてネガティブというワケでは決してない。
むしろI seriesレンズの中から最初に1本選ぶとしたらこの35mmF2Cがアリなのかもと感じた。
※シグマの山木社長も海外出張のお供にはfp+35mmF2Cをチョイスする事が多いらしい。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
余りに暑すぎてスーパーやコンビニを見つける度に避難して元気を補給しながらブラブラ続行。
SIGMA fp + 35mm F2 DG DN | Contemporary 020
ウン。やはり35mmの扱い易さは鉄板だ。


■SIGMA I Series 65mm F2 DG DN C020  →Flickrのアルバムはコチラ
シグマ製品の体験イベントやシグブラフォトウォークで黒川を訪れる事はこれまで何度もあるけど
駅の北東側は未開拓。レンズを65mmF2Cに交換して向かうと…そこには広大な畑が広がってましたとさ。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
カメラやレンズを買うと家の周りの畑を撮りに行く事が多いのだけど、どこもキレイに平坦に整地されてる。
黒川駅北東の丘陵地帯に並ぶ畑の景色は新鮮で撮ってて楽しかった。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
住んで生活する上での利便性を考えるなら平地の方が楽で良いだろうけど
写真を撮る目線で見ると丘陵地帯の街並みは表情豊かでとても良いね。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
第9回シグブラフォトウォークin新本社で行ったシグマの浦山散策コースも楽しいけど、コッチもアリだな。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
安心してください。fpの電子シャッター歪みじゃありませんよ。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
65mmF2Cは友達が使っていて以前少しだけ借りた事があるので今回が全くの初体験というワケではない。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
でも前回友達から借りた時とは印象が違った。65mmという珍しい焦点距離と画角のこのレンズ
前回は中望遠レンズだと感じたけど、今回じっくり試した印象では標準域のレンズだと感じた。
SIGMA fp + 65mm F2 DG DN | Contemporary 020
個人的にはドンピシャ50mmのレンズよりも少し広角側の40~45mm辺りの方が使い易く感じてたけど
逆の少し中望遠側になる65mmというのも標準レンズとしてとても扱い易かった。
写りも20mmF2Cと並んでI Seriesのツートップ。イイネこれ。


ちなみに
65mmF2Cの最短撮影距離55cmでカメラを固定して35mmF2C、20mmF2Cの画角を重ねるとこんな感じ↓
SIGMA_I Series 20mmF2C_35mmF2C_65mmF2C_画角比較
このブログに貼ってない写真も全てFlickrのアルバムにまとめてあるので是非。  →コチラ


さて、どうして今になって半年以上前の体験イベントの写真を発掘してチェックしていたのか?
それは自分の過去のツイートの呪いに追い詰められてるから。
SIGMA 新製品貸出し体験会 2022 Summer in 新本社 でI SeriesのF2レンズ3本をお試し。_b0213320_00082044.png

前回書いた通り2/16発売予定のS5IIを予約済み……さて…どうしたもんかなぁぁ…
SIGMA fp + 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary 022
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写真・カメラ  車・バイク

皆さま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


えぇ~、3年半ぶりに、カメラを、買おうとしています。


前回購入したのは2019年10月25日発売のSIGMA fp
嵐の中レヴォーグで中野のフジヤカメラまで行ってからもう3年以上経ったとは。
この3年間という期間は、そのままコロナ禍の期間とも言える。fpというカメラはコロナ禍と共にあった。

20191026_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_09

発売した年の冬から新型コロナウイルスが世界を蹂躙し、人々はマスクで顔を覆い、CP+は中止に。
人も物も流通が滞り、様々な行動・活動が制限され、生活様式、働き方も大きく変わった。

在宅勤務に伴うオンラインミーティング増、急遽高まったウェブカメラ需要に
“無駄に高画質で高価なウェブカメラ”としてfpが注目されてたのも懐かしい。

コロナ禍前からどんどん増えていっていたYouTubeのエモ色の映像作品や配信でも
fpのティールアンドオレンジやパウダーブルーといったカラーモードが注目されていたね。

20191027_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_45

俺は「県境を跨ぐな」「人と集まるな」「お店で食事するな」という御達しに対し
「んじゃ~県内を一人でバイクで走って自分でキャンプ飯作れば文句はないべなぁ!?」と
デイキャンプ用品を買って房総半島内をツーリングして写真を撮ったりを繰り返してストレス発散してた。
小型軽量で振動による不具合が生じ易いメカパーツが少ないfpは、そんな用途にも最適だった。

20191110_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_14

fpというカメラは俺がこれまでに使ってきたベイヤーセンサーのレンズ交換式カメラの中で
最も小さく、最も軽く、最も高画質なカメラ。使っていて楽しくないワケがない。
更に3Dデータ公開によるアクセサリー製作のサポート等も加わって
購入から3年間以上、本当に楽しませてくれたカメラ。
今だって楽しい。これからも楽しむぞ。

20200214_02_帰路

…しかし、fpには小型軽量を優先してメカシャッターを排してしまった事によって
【電子シャッター歪み】と【フリッカー光源下での影の写り込み】という明確な弱点がある。
ツーリング中に食べた物の記録写真、スナップ、風景、星景はめっぽう強いけど
ヒコーキ等の乗り物や、人や動物といった動体を撮るのはめっぽう弱い。

でもコロナ禍の最初の2年間は航空祭や運動会等の学校行事が中止されていたので
fpの弱点が大きな問題になる場面は少なく、気にならなかった。
「メッチャ歪んでるw」と笑いのネタにする程度。

20220116_しんしんロケ地巡礼銚子フォトウォーク_fp_14

ところがコロナ禍3年目となる2022年になると各種イベント・学校行事が再開され始まった。
春の甥や姪の運動会、ちゃんとピントも来てる。タイミングや構図も良く撮れている。
でも背景になる他の生徒や応援する親族、校舎が電子シャッター歪みでナナメに…

写真を見せた子供らに「なんでみんな(背景の人々)ナナメなの?」とけがれなきまなこで聞かれた時は
さすがに申し訳なくなってしまった。自分一人が見るだけの趣味の写真なら歪んでても許せる。
でも家族や友人の思い出になるような写真は、ちゃんと撮ってあげないとダメだ…と。

20220116_しんしんロケ地巡礼銚子フォトウォーク_fp_29

一時は毎週末のように羽田や成田へ行き撮っていたヒコーキ写真も、いつの間にか殆ど撮らなくなっていた。
撮りたい被写体の為に機材を選ぶべきなのに、その機材で撮れるものしか撮らなくなっていた。
その事を自覚してしまった時、結構ショックだった。このままでは良くない。

FP005333.jpg

fpは手放さない。今後も使う。でも、fpが苦手な部分だけはもう他のカメラに任せよう。
fpを嫌いにならない為にも、写真を撮る事を嫌いにならない為にも、その方が良い。

FP004502.jpg

そうして夏ごろから動体に強いカメラ探しの旅が始まった。

ざっくりとした条件は
・APS-Cサイズ~フルサイズセンサーのミラーレス機。
・マウント直上のファインダー、可倒式背面ディスプレイ、ボディ内手振れ補正。
・自分の目(メガネ)に合うファインダーと手に合うグリップ形状。
・像が歪まない(メカシャッターor積層センサー)で10コマ/秒程度の連写速度。
・↑設定時に静止画の最高画質の記録形式で100枚程度の連続撮影枚数。
・動体AF性能に優れている事。被写体認識機能があれば更に良し。
・換算100-400mm前後の望遠ズームレンズの選択肢がある事。テレコン対応なら更に良し。
・SIGMA製レンズが使えれば最高。手持ち機材とバッテリーや記録メディアの共用が出来れば更に良し。
・スマホ用カメラ連携アプリがあり、Wi-Fi・Bluetoothで撮影画像のスマホ転送が可能。
・カメラボディ単体で30万円以内、周辺機器やレンズの入替え等も含めた最終的な出費が50万円以内。
といった具合。

具体的に候補に挙がったのは…
CANON EOS R6 Mark II
CANON EOS R6
CANON EOS R7
Panasonic LUMIX S1
Panasonic LUMIX S5
FUJIFILM X-H2s
FUJIFILM X-H2
SONY a7IV
どこがどうとかを全部書き出していたらキリがないけど、どれも良い所もあれば悪い所もある。
アレやコレやと吟味して、11~12月の時点で CANON EOS R6 Mark II or FUJIFILM X-H2s の二択に。

20191027_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_34

年末の頃にはもはや考え悩む事にも疲れ始め、歳末のバカテンションもあり、2021年の時の様に
「フジヤの初売りに行って、その場の気分で決めちゃうか!」とか思っていた時
ギリッ……ギリのタイミングで自分的に最高のダークフォースが現れた。
SIGMA fp、コロナ禍、そして…Panasonic LUMIX S5IIへ…_b0213320_21440263.jpg

Panasonic Lumix S5II & S5IIx

もうね、待望の像面位相差AFを搭載してきた時点で「コレだぁぁーーー!!!!」と。



上記リストにある通り、S1とS5は購入候補に入ってた。なんなら一番最初に思い浮かんだ候補だ。
fpやレンズといったLマウント資産が既にあり、未だ見ぬFFF(仮)を待ち望んでいる自分にとっては
S1とS5の“Lマウントである”という素性は他のカメラには無いものスゴく大きなアドバンテージ。
レンズの買増しや買替えも不要なので他マウント候補と比べて出費を大幅に抑えられるのも良い。

そんな大きなアドバンテージがありつつも候補落ちする理由はDFDというAFの、AFC時のウォブリング。
あの高速かつ強烈にウニョウニョと像が揺れ続けるウォブリング動作は個人的には耐え難いものがあった。

以前フジヤカメラ主催の体験イベントでG9をじっくり試した事がある。イベント参加者特典として
メチャクチャお得な購入プランも提示されて、当時使用していたOM-D E-M1 Mark IIからの乗り換えも
検討したけど、結局ファインダーの見え方(ウォブリングと光学系の歪み)が原因で思いとどまった。

S1もS5も実際に手に持つとガッチリした剛性感はとても好印象。他メーカーで言えばニコンに近い。
他の候補を実際に手にして感じる華奢な印象はないし、G9もAFの歩留まり自体は良かった。
実際に使用しているユーザーが口を揃えて言う発色の良さも全くその通りだった。
でも、あのファインダーを一日覗いて動体を撮り続けられる自信が無い。

あとシグマのマウントアダプターMC-21を経由してSAマウントやEFマウントのレンズを装着すると
AFCモードで撮影出来ないというのも残念ポイント。今でこそ手持ちレンズはミラーレス用のDNレンズ
が主体になってきてるけど、まだSA&EFマウントのレンズばかりだった時に発表されたS1&S1Rで
MC-21経由ではAFCが使えないと判明した時は大層落胆したものだ。「Lアライアンスって何なの?」と。

FP005489.jpg

そんな中で発表されたS5II、ウォブリングのない測距動作を見た瞬間「やった!コレでやっと買える!」と。
“メカシャッター×AFCで7コマ/秒”という連写速度は正直まだ物足りないけれど
“RAW+JPEGで200枚以上の連続撮影枚数(バッファ容量)”は大したものだ。
その他にEVFの解像度増、三角環を使わないストラップ取付、グリップの大型化&形状改善
キレの良いシャッター音、8方向ジョイスティック、リアルタイムLUT、etc.etc.どれも良いアップデート。

そしてSUMIZOONさんの先行レビューによればMC-21経由でもAFCが使用可能との事で最高に嬉しかった。
結局のところ測距時のウォブリングにしてもMC-21でAFCが使えない事にしても全てDFDが原因だったのだ
ウォブリングとMC-21、パナSシリーズを購入するに至らない2つの足枷が像面位相差AF採用で解決した。
コレでEFマウント、SAマウント、Lマウントの全ての手持ちレンズが共用出来るようになる。最高だ。
個人的には「やぁーーっとコレで本当の意味でのLアライアンスが始まったな!」ぐらいの気持ち。


LUMIX BASE TOKYOで開催されたタッチ&トライイベントで実機を触ってきたけど、概ね好印象だった。
AF測距中のファインダー&背面液晶のフレームレートが30fpsに落ちたり、露出の常時プレビューが
キャンセルされてしまう、といった動体スチル撮影ではものスゴく不便な仕様もあるけれど
ソレをパナの中の人が問題点として認識し、今後ファームアップで改善させるべく
動き出している事を明言しているので、ちゃんと改善されると信じてる。

20191027_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_13

カメラ業界全体としてもS5IIの像面位相差AF搭載と本体&レンズセットの戦略的な価格設定と
太っ腹の予約&キャッシュバックキャンペーンが話題になっているようで、供給不足のリリースも出た
SIGMA fp、コロナ禍、そして…Panasonic LUMIX S5IIへ…_b0213320_21404865.jpg

S5IIの性能をアッパーエントリー機として見るか、ボトムミドル機として見るかで評価は変わるだろうけど
2023年始時点の感覚からすると本体で25万弱、レンズ2本セットで30万弱というのはかなりお得感がある。
更に2~3万円のキャッシュバックと予約特典で予備バッテリーまでプレゼントとなればもうビックリ価格。
発売がCP+開催前という事で他社の新製品待ちによる買い控えを防止する為とはいえ、超気合が入ってる。

一見20-60mmF3.5-5.650mmF1.8の2本セットの方がお得に見えるけど、俺はボディ単体を予約。
予約開始直後からレンズ2本を転売する気でダブルレンズキットを予約してる人も結構多いみたいだけど
カメラ屋さんもバカじゃないので予約開始からの2週間弱で20-6050の買取査定額はどんどん下がってる。
S5II発売までまだ1ヶ月弱、S5IIx発売まではまだ5ヶ月以上ある。査定額・市場価値は今後更に下がりそう。

更に初期不良リスクを考えるとレンズセットは厄介。例えばボディだけ、レンズだけに問題があったとしても
ソレだけを交換はして貰えない。セット丸々の交換になる。内容物が多いほど初期不良を引く確率も上がる。
幸い最近はそういう報告は出てきてないけど、過去には埃まみれの個体が出荷されちゃったりしてるしね…
勿論20-60mmF3.5-5.6や50mmF1.8が欲しい、必要だって人はそのセットを買うのが正解だしお得だけど
転売目的でレンズセットを予約してるって人は……今後更に査定額が下がっていかない事を祈りましょうね。

FP004439.jpg

今フルサイズミラーレスカメラを牽引してるキヤノンやソニー機との性能比較も沢山UPされ始まってるけど
その殆どが動画に関する比較ばかりでスチルオンリーマンな自分にとっては興味が無い。
S5IIの評価は動画機として見るか写真機として見るかでも変わりそう。

S5IIを写真機として見て、AF&連写性能のみで評価するなら…正直S5IIよりも優れた候補は他に沢山ある。
でも、個人的にはもう他のマウントのライバル機との性能の優劣はどうでも良くなってきている。

重要なのは“S5IIが現状のLマウントカメラの中で最も動体スチル撮影に優れたモデルなのか否か”という事。
この点に関しては間違いないでしょう。やっとスチルで動体をまともに撮れそうなLマウント万能機が来た。
とても良くまとまっているけどDFDが足枷になっていたS5が、像面位相差AF搭載で一気に魅力的な存在に。

FP006577.jpg

更に今年後半にはフラッグシップのS1シリーズのモデルチェンジもあるかも?って噂もある……けど
もう気持ち的に限界なのだ。とてもじゃないけど待ってられない。春にはまた運動会がやってくるのだ。
それに3年以上小型軽量なfpをメインで使ってきた身としては、もうS1系のサイズと1kg越えの重さはムリ。

20191026_SIGMA fp + 45mm F2.8 DG DN C019_36

これで動体撮影はS5II、その他の撮影はこれまで通りfp、と役割分担が明確になる。
心を落ち着けて未だ見ぬFFF(仮)をじっくりと待つ事が出来るハズだ。
FFF(仮)が揃って初めて自分的Lアライアンスが完成する。

画質のFFF(仮)、小型軽量のfp、動体のS5II。
Lマウントの三賢者、三権分立。

シグマさん、待ってますよ…いつまででも。

S5II & S5IIxの登場でLマウントのユーザー数やシェアが少しでも伸びてくれる事を切に願ってる。
後々のファームアップでの機能向上も含めて、今日から丁度4週間後の発売が楽しみだ。


※写真は全てこの3年間で撮ってきたSIGMA fpの写真

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※2023/02/21  追記。  遂に発売されたS5IIは…残念ながら地雷だらけのカメラでしたとさ…

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