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「スマホではなくちゃんとしたカメラを買って写真や動画を撮ろう。
どうやら今はミラーレスカメラってのが主流らしい…」…ぐらいまで調べれば
間違いなくそのブランド名に辿り着くであろうレベルまでメジャーになったピークデザイン
俺もいくつか愛用していて、ストラップやカメラバッグに関しては現在ほぼピークオンリーという状況。

初めてピークデザインの製品を購入したのは2016年12月
シグマのdp Quattro系4台にsd Quattro、ソニーのa7II、オリンパスのE-M5IIなど手持ちカメラの数が
とても多く増えていた時期で防湿庫内は常にギュウギュウ詰め。そうなると各カメラに装着されている
ストラップがとても邪魔になってくる。そこでピークのアンカーリンクスとマイクロアンカーを購入して
ストラップの数を減らして防湿庫内の空間に余裕を持たせようとしたのが始まり。

続いて
2017年4月からエブリデイバックパック30LチャコールV1 BB-30-BL-1を使い始め
2017年12月から今回の主役エブリデイスリング10LブラックV1 BSL-10-BK-1とスライドライトを使い始め
2018年8月には耐久性不足が発覚したマイクロアンカーV3からV4への全数無料交換対応に感動し
2018年12月からカメラキューブM BCC-M-BK-1を使い始め
2020年11月からfpのような軽いカメラ用に細いストラップのリーシュを使い始め
2021年3月に銀座にオープンしたPeak Design Tokyoでディバイダー(仕切り板)を買い足したり
2021年7月からエブリデイスリング6LブラックV2 BEDS-6-BK-2を使い始めたり
などなど。

バリエーションの豊富さ・使い勝手の良さ・デザイン・手厚いサポート体制に惚れ込んでいき
気が付けば4サイズのカメラバッグと2サイズのカメラストラップが揃い
全てのカメラにはマイクロアンカーが装着されている。



そんなピーク製品の中で、購入から現在までの4年半最も頻繁に使用してきた、背負い続けてきたバッグ
2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1 _1/3
EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1が…………いよいよ壊れた。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1 _2/3
先月某日の朝、メイン収納部のジッパーが「ぶりりっ!」と剥がれて閉じられなくなってしまった。
幸い出先ではなく、カメラやレンズを収納して「さぁ行くぞ!」というタイミングだったので被害はゼロ。
何の前触れもなくある日突然…というワケではない。使用していく中で徐々に動きが渋くなってきていた。

元々エブリデイシリーズのV1(バージョン1)バッグに使用されている止水ジッパーはキツめで
モデルチェンジされたV2(バージョン2)ではジッパーの改善がアナウンスされていた。
ネットで検索してもジッパーが壊れたという報告が多くヒットする。どうやらV1系の弱点のようだ。

いよいよピークデザインのLifetime Warranty、生涯保証の力を試す時が来たのだ。

ピークデザイン製品日本総代理店は様々な海外ブランド製品を扱っている銀一株式会社
検索すると「日本国内の店舗で購入した製品は銀一が対応してくれるけど、海外の店舗で購入した製品は
アメリカのピークデザインと直接やり取りする必要がある」といった内容をアッチコッチで目にした。

今回壊れたエブリデイスリング10LブラックV1はキックスターター経由でピーク公式から購入した物なの
だけど…「ものは試しだ!」と銀一のピークデザイン保証受付フォームに諸情報を入力して送ったら…
「交換対応します。V1は既に生産終了しているのでV2との交換となります(要約)」との返信が!
メールの内容は書きませんが銀一さん、しっかり&柔軟に対応してくれます。素晴らしい!頼もしい!


「“生涯保証”って書かれてるんだから何年使っても交換されて当たり前でしょ?」と思う人もいるかもだけど
世の中そんな優良ブランドばかりじゃない。耳聞こえの良いワードで客を集めておいて、実際は詐欺紛いとか
今回みたいな製品の保証についてだと責任の擦り付け合いが始まって全然対応してくれないとか、交換はする
けど1回切りで2回目以降は有料だぞ…とか。いつの間にか契約内容が改悪されてたりとか、最近ホント多い。

でも今回のピーク&銀一の保証対応ではそんな「えー!?そんなの聞いてないよ~!」みたいな事は皆無。
諸情報を入力して、購入証明書類と故障個所の画像を添付して送信したら即「交換します」と返信が来た。
そして交換品にも生涯保証が適用されるから、また数年後に何かしらの不具合が出た場合、再度交換して
もらえる(ハズ)。本当に素晴らしい。ピークと銀一の経営と関係が今後も健全であり続け、ピークの生涯保証
サービスが今後も末永く継続されていく事を切に願います。


2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V1 (Black) BSL-10-BK-1 _3/3
無事に後継モデルと交換してもらえる事になりホッとした反面、4年半の間最も多く背中を預けてきた
このバッグは廃棄処分されてしまう…別れを惜しみながらしっかり手洗い洗濯。ジッパーこそ壊れてしまった
けれど、その他に関してはまだまだ問題なく使える…けど…ゴメンな。お分かれだ…今までありがとう…

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _1/7
そんなこんなで交換された新しいEverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2がコチラ。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _2/7
以前カメラ屋さんで自分のV1と比べた事があるので知ってはいたけど、改めて手にするとV2は…大きい。
V1はメイン収納部は8Lで、マチを拡張出来るサブ収納ポケットの2Lを足した合計で10Lなのよね。
対してV2のサブ収納ポケットはマチも無く拡張も出来ないのでメイン収納部だけで10L。

全体のシルエットも下すぼまりの台形からよりスクエアな形状に変更されているので
V1よりも大きなノートPCを収納出来るし、A4サイズの書類やカタログなんかも角が折れずに済みそう。
V1と比べるとかなりの容量増と使い勝手の向上に繋がってる印象。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _3/7
メイン収納部のジッパーは軽くスムーズになり、引き手が2つになったので左右どちらからでも開閉可能に。
左右入れ替えられるショルダーストラップと合わせて右利き・左利き、右肩・左肩それぞれに対応。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _4/7
実質的な容量増(=中に入れる機材の重量増)に合わせてショルダーストラップのパッドが
幅広&厚みのあるシッカリした物に変更されているのも良い改善点。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _5/7
ただ、バッグ外側に三脚を装着・固定する方法については、ストラップが幅広でバッグ本体に固定されていた
V1の方が優れていたかも。V2はストラップが着脱式で細い。ストラップ固定用ループは左右3ケ所にあるが
どれも位置が左右端にあるので縮長が40cm未満の小さめのトラベラー三脚とかだとしっかり装着・固定
出来なさそう。逆にトラベラー系ではない重めの三脚とかだとストラップが重さに耐えられず緩んできそう。
手持ち三脚のサイズや重さとの相性次第ではあるけど、個人的には三脚のキャリー性能に関してはV1の方が
使い勝手が良かったように思う。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _6/7
V2になって実質的な容量増となっているエブリデイスリング10Lだけど、同梱されているディバイダー
(仕切り板)はV1と同じく2枚。容量をフルに活かそうとすると…正直もう1枚ぐらいあった方が便利。

2022/07/20_ PeakDesign EverydaySling 10L V2 (Black) BEDS-10-BK-2 _7/7
ちなみに今回のような交換対応となる場合、必要なのはバッグ本体のみでディバイダーは不要との事。
長年気に入って愛用したV1を忘れたくないし、他のピークのバッグにも流用出来るし…と手元に残して
正解だった。ファブリックや厚さに微妙な違いはあれど、この通りV1用もV2用も全くの同形状。



カメラもレンズも、三脚やストラップやカメラバッグも、製品は丈夫で壊れないのが一番だけど
ピークデザインや銀一みたいに手厚いサポート体制がしかれているブランドは安心して使い続けられるね。
とは言え、いくら【Lifetime Warranty、生涯保証】と宣言してもブランドが潰れてしまえばそこで終わり。
今持っている製品を大切に使うのは勿論、より良い製品が出ればちゃんと追加購入していかないとね。



最近発表された中だとモバイルシリーズの【1" BALL ADAPTER】が凄く気になってたりする。

バイク用のスマホホルダーはRAMマウントのを使用してるので、その1インチボール規格に対応してて
しかもショックアブソーバー機構を内蔵しているこのアクセサリーは待望の新製品。
今度スマホを新しくしたらスマホケースとセットで購入するつもり。
今後もピークデザインの意欲的な新製品に注目&期待だ。



【2022/07/22 追記】
上記の通り今回はキックスターター経由でピーク公式から購入した製品でも銀一が交換対応してくれましたが
銀一の【ピークデザイン 保証制度について】のページには “また、国内正規販売店様を除く並行輸入品および
国外でのご購入につきましては、弊社での保証対象外となります。” と明記されています↓

ピークデザインのエブリデイスリング10L(V1)が壊れ、新型(V2)に交換してもらえた話_b0213320_03295333.png

ので、今回と同様の状況だったとしても「本国のピークの方でやってもらって」と対応を断られてしまう
場合もあるかもしれません。むしろ↑と明記している以上、断って当然と言える。銀一は何も悪くない。
もし断られてもこのブログを例に出して「俺も同じように対応しろよぉ!」と面倒臭くゴネたりしないでね。
「対応してもらえたらラッキー!ダメだったら…まぁ、しゃ~ない」という気持ちでね。諦めてピークに
対応してもらいましょう。先の見えない不安定な世の中、保証内容や対応はいつ変わってもおかしくない。

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世界がコロナ禍で翻弄され始めてからかれこれもう丸2年以上…まだまだ終息は見えないけれど
だからって何もせずにずっと留まり続けてるワケにはいかねぇのよ!と
春以降徐々に各活動が再開し始め、そしてついに…

2020年末開催で企画・参加者募集されていたけど残念ながらコロナ禍で中止になってしまった
第9回シグブラフォトウォークin世田谷・砧」が「第9回シグブラフォトウォークin新本社」として復活!

イベント復活にあたり、新規で参加者を募集するのではなく中止になった「in世田谷・砧」に参加予定だった
メンバーに声をかけてくれるという配慮が嬉しかった。こういう心遣いがシグマの素晴らしいところ。好き。

今回は第1回シグブラフォトウォークと同じくシグマ本社を起点に黒川・町田の多摩丘陵を廻るルート。
コロナ禍後の復活第1回目という意味でも、完成したばかりの新本社で開催という意味でも、最適なプラン。

シグブラフォトウォークはブラブラのプロ、三井公一さんに引率してもらいながら撮影スポットを
開拓出来て、気になってるカメラ・レンズ、発売前の新製品が存分にお試し出来るという最高のイベント。
今回は発表直後で発売前で俺も予約済みの16-28mm F2.8 DG DN C022が5本も用意されていた。

俺は
SIGMA fpL、EVF-11、HG-11
SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021
SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020
をお借りして、自分のfpと合わせて2ボディ2レンズでブラブラ。

EFマウントやSAマウントがメインだった頃は大きく重いアート単焦点シリーズをメインで使っていたけれど
Lマウントのfpを使い始めてからはサイズ的にマッチするI seriesレンズばかりを使うようになってたので
ミラーレス専用に開発されたDN世代のアート単焦点レンズをちゃんとお試ししてみたかったのよね。
そしてfpLの6100万画素も…これまで他人が撮った作例をDLしてチェックしたりはしてたけれど
やっぱり最後は自分で撮ってみない事には良い部分も悪い部分もちゃんと把握出来ないよね。

今回の「第9回シグブラフォトウォークin新本社」で撮った写真はFlickrのアルバムにまとめたので
上記機材の描写やシグマ新本社周辺の街並みや自然にご興味のある方はチェックを。 →【コチラ


シグマ本社新社屋、外壁からもうカッコイイ。
周辺の緑や空を鈍く映し込む半艶の金属パネル、たまりませぬ…良いFoveon物件。
中も美術館か、はたまたリゾートホテルか、といったクリーンで落ち着きのある心地よい空間でした。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_3/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F4.0

サプライズで山木社長も登場。
旧社屋よりも里山の自然に近い新社屋の立地。建設時にはカメ、タヌキ、イノシシなどが現れたとの事。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_1/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

社屋と同じく新しくなった営業車などを撮りつつ、敷地内から伸びる階段で直接浦山へアクセス。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_4/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F2.0

過去に本社で開催された体験イベントでも少しブラブラした事のある場所だけど
近景・遠景共に撮り甲斐のある被写体が多くて楽しい場所。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_5/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

伝説の秘宝、FFFを求めて三井探検隊はジャングルの奥地へと突き進むのであった…
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_14/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

今回の写真は全てカラーモード フォレストグリーン をベースに素材としての見え方を重視した現像。
アスペクト比の変更や多少の構図調整、露出補正はしてるけど、周辺光量などはいじってないので
Flickrで等倍で見てもらえば35F1.4DNアートと85F1.4DNアートの描写の特徴が掴めるハズ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_8/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

関東平野の中でもかなり真っ平な辺りに住んでるので
多摩丘陵の緩やかなアップダウンが重なる景色は新鮮で魅力的。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_15/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

前日・前々日は関東各地で雹が降ったり、翌日からは本格的な梅雨入りを思わせる雨続きの予報だったり
果たして無事にブラブラ出来るのか…と不安だったけど、イベント当日は奇跡的に丸一日良い天気でした。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_9/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

噂には聞いていたけど…85F1.4DNアート、ホントすごいレンズだ…
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_21/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

6100万画素のfpLで撮っても近景も、遠景も、絞り開放F1.4から鬼シャープ。ボケもキレイ。
俺も使ってた一眼レフ用のアートと比べて大幅に小型軽量化されて、もう文句なしだわ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_22/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

重箱の隅を突つくんであれば口径食、四隅のボケのぐるぐる感だけは一眼レフ用の方が優れてたかも。
ここら辺は小型軽量化とのトレードオフの部分なのかもしれない。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_26/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

超絶大きく重いけど絞り開放から四隅まで玉ボケが丸いのが特徴のボケマスターこと105mmF1.4
その内ミラーレス用のDN仕様になってモデルチェンジしてくるんだろうけど…口径食とサイズと重さ
それにAFスピード等も含めたバランスをどう落とし込んで出て来るのか…今から興味津々。

35F1.4DNアートのF1.4絞り開放の口径食はこんな感じ。Flickrの方にはF2.0とF2.8もあるよ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_15/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

神奈川(黒川)と東京(町田)の国境警備隊……ではなく、先頭でみんなを待つ三井さん。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_31/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

俺はポートレートは殆ど撮らないけど…このレンズでなら撮ってみたい。そう思わせる1本。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfpL + SIGMA 85mm F1.4 DG DN A020_35/40
fpL + 85mm F1.4 DG DN A020  F1.4

SGV第一弾として2012年に発売された初代35mmF1.4アートは周辺光量落ちがかなり激しい
穴蔵レンズだけど(とはいえ当時としては最高の1本だった)、新しいDN版は周辺光量もたっぷり。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_24/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F1.4

旧社屋にも立ち寄りました。今後は改装してまた新しい使われ方をするとの事。これまた楽しみ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_25/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F5.6

旧社屋内に展示されていたシネレンズシリーズ。コレもSGV以降のターニングポイント。
シネレンズで映像・映画製作業界に進出した事でfpシリーズのコンセプトが生まれたんだと思う。
最近では絶賛公開中のトップガン・マーヴェリックでシグマのシネレンズシリーズが使われていると話題。
俺も見てきた。最高だよ。近い内にまた見に行くつもり。未見の人は是非映画館へ。
その内各所で配信も始まるだろうけど、きっと「あぁ…なんで俺は映画館で観なかったんだ」と後悔するよ。
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_28/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F4.0

そして旧社屋から新社屋へ戻り、撮った写真を選別して講評会へ。
今回貸出し機材がLマウント用だった事もあって皆fpやfpLを中心に使っていたけれど
シグブラフォトウォーク参加者はLアライアンスやfpが出る前からのシグマファンばかり。
シグマへの要望としてはやはりFFF、フルフレームFoveonに関する事が多かったのが印象的。

今回試した2本を含めDN版の新レンズはどれも高評価だし、fp系でシグマのカメラユーザーが一気に増えて
かなりメジャーになったと思う。素晴らしい事だ。けど、やぱり皆の心はFoveonの描写に魅了されている。
それは俺も同じ。急かす気持ちは全く無い。いつまでだって待ちます。FFFが世に出て、手にするその日を…
20220604_【第9回 シグブラフォトウォーク in 新本社】_SIGMAfp + SIGMA 35mm F1.4 DG DN A021_30/30
fp + 35mm F1.4 DG DN A021  F2.8

今回のシグブラフォトウォークも実に楽しかった。次はどこで開催されるのか…
静鉄とのコラボで開催されたシズブラのように泊まりでの撮影旅行ブラブラも良いな…
コロナ禍が終息して、そういうイベントがまた気兼ねなく開催出来る世の中になりますように…

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皆様、明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
自作アクセサリーをご注文くださった皆様、ありがとうございました。
本年もこれまでと同様、どうぞよろしくお願いいたしまする…
…と、新年の挨拶をするのには既に遅すぎる時期ですが
毎年書いてた撮影機材の売った・買ったのお話です。

ちなみに過去は↓
【2011年】【2012円】【2013年】【2014年】【2015年】
【2016年】【2017年】【2018年】【2019年】【2020年】

2021年は手放した撮影機材は無し。購入した撮影機材はレンズ3本。
購入した経緯や使ってみての印象も含めて1本ずつ紹介していきます。


SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN A019 (Lマウント)
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN A019 + WR-PROTECTOR Filter 82mm
2020年春、MFTマウントの機材を全て手放した事で手持ちレンズの中から標準ズームレンズがゼロに。
世はコロナ禍。無駄な外出はするな、旅行に行くな、イベントは中止だ、となると標準ズームの出番は減る。
実際暫くは困る事もなかったのだけれど、流石に半年以上経過すると標準ズームの便利さ・必要性を再認識。

さぁ買うならどれだ?候補はパナのF4通しでズーム倍率も高くて手振れ補正入りで便利な24-105mmF4
同じくパナの20mmスタートで小型軽量な20-60mmF3.5-5.6、そしてシグマの24-70mmF2.8の3本。

ズームレンズとしての使い勝手で言えば間違いなくパナ24-105F4が正解だし、
小型軽量なfpに装着して使う事を考えるとバランスが良いのはパナ20-60F3.5-5.6だし、
フルフレームフォビオン機FFF(仮)で使う事まで考慮すればF2.8通しのシグマ24-70F2.8こそ相応しい。

悩みに悩んで中庸なパナ24-105F4は候補落ちしてパナ20-60F3.5-5.6対シグマ24-70F2.8の二択に。
銀座LUMIXでパナ20-60F3.5-5.6を借りて1日使い込んでみたりもしたけど決め切れないまま年を越し
「どっちかを買う」と心に決めて毎年恒例フジヤカメラの初売りセールへ。勝者は………シグマ2470DN!

「おめぇ~シグマ好きだからどうせ最初っから2470DNにする気だったんだろ」とは思って欲しくない。
マジでどっちにするか迷ったし、メーカーが違っても装着・使用出来るのがLアライアンスのメリットだし。
最終的に決め手になったのはやっぱりFFFの存在。きっとCP+2021でFFFが発表されるに違いないから!!!

…この時はまだ、FFFがまだまだ世に発表出来る段階ではない事も、F2.8通しでありながら小型軽量で
fpに装着するのにピッタリな28-70mmF2.8が発表される事も、もちろん知る由も無いのだった……


そんな購入前後に紆余曲折あった2470DNですが、実際使ってみると実に良いレンズでした。
これまで標準ズームレンズはF値の明るさよりもズーム倍率や手振れ補正の有無を優先して選んでいたけど
明るいは正義。F2.8通しは素晴らしい。「なるほどコレが大三元か…」と唸る描写と使い勝手の良さ。
初めて行く場所での撮影、レンズ交換をためらう悪天候での撮影、日照時間の短い季節の撮影、夜景、
様々な場面で24mmスタートで、F2.8通しで、近接撮影に強くて、堅牢な作りに助けられた。

その後28-70mmF2.8に続いて18-50mmF2.8DCが発表されたりもしたけど、FFFの存在を一旦忘れて
fpのみで使用するという想定でも、俺の今の使用用途だと2470DNが一番合ってると感じてる。



SIGMA 24mm F3.5 DG DN C021 (Lマウント)
SIGMA 24mm F3.5 DG DN C021 + WR-PROTECTOR Filter 55mm
2020年12月1日のオンライン新製品プレゼンテーションで新しい【I Series】として発表された1本。
(マグネット式メタルレンズキャップのテスト動画、ウケたよねw)

同時発表の35mmF265mmF2も面白そうではあったけど、個人的に一番刺さったのはこの24mmF3.5。
fpと同時購入して愛用している45mmF2.8と瓜二つのデザインと小型軽量さ、最短撮影距離の短さ、
焦点距離の距離感、45mmF2.8とケンカせず使い分けるのに実に丁度良さそうなレンズ。
同じ24mmをカバーする2470DNをお正月に買ったばかりだけど発売日に購入。


実際に使用してみるとコレがまた実に便利。24mmって昔は立派な超広角域の焦点距離だったけど、
今や誰もが換算24~28mm画角の“標準レンズ”が搭載されたスマホを持ち歩いてる時代。
良くも悪くもだけど特別感も無く、気負いもなく手軽に持ち出せて使える1本。
装着するボディが小型軽量なfpやfpLなら更に相性バツグンな1本。

描写も45F2.8Cと次に紹介する90F2.8Cを含めたI Series【F2.8+】系の3本の中では
この24F3.5Cが一番癖が無くて優等生。癖強な2本を陰から支え、上手くまとめる存在のレンズ。

年末に2021年に撮った写真をライトルームに読み込んで各レンズの使用頻度や撮影枚数を調べたら
2470DNとこの24F3.5Cが同着一位だった。

撮影目的や被写体が明確に決まってる時に頼りになる2470DNとは対照的に、明確な撮影プランなく
軽くブラブラしよう…とか、多分写真は撮らないだろうけど一応カメラも持ってくか…みたいな時に
“小型軽量 & 広角 & 寄れる” なfp+24F3.5Cの構成は最適。結果的に撮影枚数も増えた。

あとコロナ禍で泊まり旅行や友達と集まる事が制限される中、孤独なオッサンに出来るのは
どっかのご当地グルメを食べにバイクで日帰りソロツーリングに行く程度。
そんな場面でもfp+24F3.5Cは幾度となく活躍してくれた。



SIGMA 90mmF2.8 DG DN C021 (Lマウント)
SIGMA 90mm F2.8 DG DN C021 + WR-PROTECTOR Filter 55mm
24F3.5C、35F2C、65F2Cの3本がI Seriesとして発表された直後から
「広角の24F3.5C、標準の45F2.8Cと3本セットで使うなら、中望遠域のレンズは
65F2Cより更に望遠側の75~90mmでF2.4~2.8辺りのが欲しいなぁ…」みたいな事をぼやいていたら
「分かっとるわい!」と言わんばかりに期待してたドンピシャのスペックで登場してきてくれた待望の1本。


実際に使うと心の底から「コレだよ!コレなんだよぉ~俺が欲しかったのは~!」とニヤつく仕上がり。
元々85mmF1.4等の中望遠域の単焦点レンズが大好きで、自分の視力や視野に凄く近いと感じてる。
街中をブラブラしてて「お、なんだアレ、面白いな、撮りたいな」と感じたその場でカメラを構えて
構図がしっかり決まるのがこの焦点域・画角のレンズたち。

でも凄く使い易くて大好きなんだけど未だにやってしまう失敗が “ぼかし過ぎ(絞り足らず)” 。
見る人の視線を被写体へ向けさせたい、被写体を浮き立たせたい、その強い気持ちのまま撮って
後で見直して「コレもっと絞って撮れば良かったな…」と反省する事が多い。逆にF1.4で撮って
「あ~足りない!もっとぼかしたい!もっと明るいレンズが欲しい!」なんて思う事は全くない。

そんな自分にとって開放F2.8なこのレンズは凄く丁度良い。装着するボディが小型軽量なfpって事もあって
これまで経験した事のないレベルで軽快かつ気楽に街中ブラブラが出来てとても楽しく、幸せだ。
正直撮ってる時に「あ、もう1段開けたいかな…」なんて思う瞬間はある。あるんだけど
後で撮った写真を家のモニターで確認して同じように感じる事は不思議と無い。

カメラのファインダーや3インチ前後の小さい背面液晶で見て感じる適切な被写界深度と
家の4K32インチの大きなモニターで見て感じる適切な被写界深度とには大きなズレがある。
この認識のズレをついつい忘れて上記の “ぼかし過ぎ(絞り足らず)” をやらかしてしまう。

脳内の井之頭五郎が「ほー いいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」と言ってくるレンズ。



2019年に買った45F2.8C、2020年に買ったライトバズーカ100400F5-6.3Cとテレコン、
そして2021年に買った2470F2.8A、24F3.5C、90F2.8C、この5本+テレコン2本で
自分の中での “fpで使うレンズ群” はしっかり揃った気分でいるので、今のところ
レンズに関するムラムラとした物欲は無く、スッキリとした気持ちで2022年を迎えた。
First sunrise of 2022 _1
でも…今年もきっとレンズを買ってしまったりするのだろう…何本か…
First sunrise of 2022 _2
シグマの事が好きだし、結果的に今カメラもレンズもシグマオンリーになっているけど、
シグマ以外の製品を選択肢から排除しているワケではない。
First sunrise of 2022 _3
(ライカは価格帯的に手が出ないけど)Lアライアンスのメリットはしっかり享受していこうと思ってるので
シグマだけでなくパナからもどんどん魅力的な新製品を出してきて欲しいし、もっと色んなメーカーが
Lアライアンスに加わってきて欲しいと思ってる。その方が絶対面白くなる。
First sunrise of 2022 _4
コロナ禍はまだまだ続きそうだけど、2022年をワクワク楽しく前進できる一年にしていけますように…


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■日本カメラ 2016年3月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
■日本カメラ 2016年4月号に3Dプリンターで製作したカメラアクセサリーが紹介されました!
■SIGMA 新製品体験イベント 2017 spring(in大阪)にオリジナルアクセサリーを出展しました!
■SIGMA 新製品体験イベント 2017 spring(in黒川)にオリジナルアクセサリーを出展しました!
■自作アクセサリーが【飛びこめ!!沼03】や【engadget日本版】にチラッと登場しました!
■3Dプリンターでこれまで製作してきたSIGMA製品用アクセサリー群のまとめ
■CP+2020シグマブースのミニステージに登壇決定!→CP+中止!→PhotoBar【sa-yo:】で新作発表!
■SIGMA fp Impressionページの新コーナー「+fp」にて紹介していただきました!
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毎年恒例、今年買った代表的なモノのご紹介…と思ったけど
今回はやっぱり何を買ったかというよりもこの1年の総括の方に重点を置きたくなる。

ちなみに過去は↓
【2011年】【2012円】【2013年】【2014年】【2015年】
【2016年】【2017年】【2018年】【2019年】


【1月】
昨年末から内々でCP+のSIGMAブース登壇の話をいただいていたので、1月はそれの準備だったり
同じくSIGMA fpのスペシャルページ、+fpで紹介していただく取材だったりで大忙し。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のニュースは既に報じられていたけど
1月の段階ではまだ日本国内はそれほど混乱してはいなかった印象。
むしろ例年のように春節休みで中国人が大挙して来ない分
観光地をゆっくりまったり楽しめて良いね!
ぐらいの状況だった…懐かしい。


【2月】
台風の影響で一度は中止されたSIGMAと静鉄のフォトウォークイベント、シズブラに参加。
去年までは年に数回は写真仲間たちとフォトウォークイベントに参加していたけど、今年はこの1回のみ。
静鉄の車両基地、日本平、久能山東照宮、海の幸、さわやかのげんこつハンバーグ…楽しかったなぁ…

fpフェスでフルフレームFoveon(FFF)の開発リスタートと発売延期がアナウンスされる。残念ではあったけど
まだまだfpの盛り上がりも右肩上がりの状況だし、真のポテンシャルも発揮されてない状況だったので
FFFが直ぐに発売されないと知って心の底では少しだけホッとしてたというのも正直なところ。
それよりもfpのFW2.00やsdQやdpQへのティールアンドオレンジ追加が楽しみだった。

そして国内でもCOVID-19の患者が増えてCP+や東京モーターサイクルショーの中止がアナウンスされる。
ステージ登壇の準備をしていた事を差し引いても春の2大イベントが両方無くなってしまい大ショック。
でも大変嬉しい事にPhoto Bar【sa-yo:】さんでCP+の代替イベントをさせてもらえる事になり感激。
ご協力していただいた皆さま、イベントに来ていただいた皆さま、本当にありがとうございました。

同じくPhotoBar【sa-yo:】さんで開催された闇会合「シグマ愛を語る会」も本当に楽しかった。
同じ趣味や仕事を持つ者同士が集まって和気藹々と語り合う…コレが出来なくなる日々が来るとはね…


【3月】
PhotoBar【sa-yo:】さんで発表したSIGMA fp用LVF-01ブラケット&コールドシューブラケットを発売。
fpの発売前、昨年7月のfpのサプライズ発表会直後から色んな人に要望されてきたアクセサリーなだけに
ありがたい事に沢山のご注文をいただきました。ただただ忙しかったなぁ~という印象しか残ってない。

その合間を縫って10年以上使い続けてたPCやモニターを一新。詳しい友人に色々教えてもらい
初めてのPC自作に挑戦。無事に完成して今もバッチリ動いてくれてる。性能も格段にUPして快適。


【4月】
SIGMA fpのスペシャルページ、+fpが公開。毎日見てるサイトに自分の顔が出て来るとねぇ…ビビるよw
これによって忙しさは更に増す。世間はコロナの第一波が来て大騒ぎだったけど俺はずっとこもって作業。

家の中や庭や家の周りでも活躍出来るマクロレンズがバカ売れしたり、テレワーク用にfpがバカ売れしたり
コロナが無くとも年々厳しくなっていたカメラ&レンズ業界に新しい風が吹き始めたのもこの頃だったかな。

SIGMAの公式オンラインショップがリニューアルされて爆安アウトレットコーナーが登場。
初代カミソリマクロと同じく先輩SIGMAユーザーが皆絶賛してた8-16mm F4.5-5.6 DC HSMを購入。
sdQに装着する他に、望遠端16mm&アスペクト比21:9や4:3ならMC-21経由でフルサイズのfpに装着しても
ケラレずに使える
事が分かり楽しさ倍増。dp0Q以来の広角域の拡張が新鮮で楽しい。買って良かった。


【5月】
他県ナンバーのクルマやバイクが狩られたり外出自粛だステイホームだとうるさく言われた今年のGW。
春にPCを一新して大幅にスペックアップしたし、外に出てトラブルに巻き込まれるのも面倒臭いし…と
PCでウォーサンダーというゲームを始めてみたり。今も楽しくプレイしてる。今年新しく始めた唯一の事。


【6月】
今年はGWに友達と会って遊んだりも出来なかったし、新製品の体験会に集まってワイワイも出来ない。
人と会う機会が極端に減ってきた。ここら辺でいよいよ「あぁ…寂しい…この生活…いつまで続んだ…」と
思い始める。先々の不安が増してくる。


【7月】
DN版ライトバズーカことSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020や新型USB DOCK UD-11
1.4倍テレコンTC-1411、2倍テレコンTC-2011、三脚座TS-111キットなどがドドーンと発売。
元々一眼レフ用のライトバズーカを愛用していた事、一律10万円の給付金が決定した事、
CP+中止で新製品が発表されなかった寂しさ、などが重なりセイヤー!と全て購入
その後は撮影枚数も撮影日数も45F2.8Cを抜いて今年一番のメインレンズに。

MC-11経由で一眼レフ用のライトバズーカを使っていた頃よりもAF性能は上がり、三脚座も追加され
テレコン使用で最大800mmまで拡張出来るようになり、使い勝手は向上。使い方の幅も広がった。
残念なのは人の移動が減って飛行機が飛ばなくなったり、航空祭や基地祭が中止になった事で
例年よりも活躍の場が少なかった事。もっと撮りたい!もっとこのレンズを使いたい!来年こそは!


【8月】
コロナの第二波が来たりオリンピック&パラリンピックが延期になったりで日本中が混乱する中
カメラ業界は待望の新型カメラがオーバーヒートしたりシャットダウンしたりが話題の中心に。
そこでヒートシンク内蔵のfpの耐夏性能や自作アクセサリーの有無でカメラ内(センサー)温度が
どれぐらい違ってくるのかを確かめるべく連日35℃以上の中で耐久テストを行った結果…
fpよりも先に自分の身体に限界が来てしまい酷い夏バテで何日も寝込んだりしてた。


【9月】
Lアライアンス待望のメインストリーム機、Panasonic Lumix S5が発売。
サイズ良し!軽さ良し!必要な物は大体揃ってる!使い勝手も良さそう!キャッシュバックもやってる!
キットレンズのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6はfpに装着してもメッチャ相性良さそう!と気になるも
残念ながらパナ機に求める動体AF性能を試す機会が全く無く購入を決断出来ぬまま今に至る。

解像のFFF(仮)、小型軽量&高感度のfp、というフルサイズセンサーのカメラ2台に更にもう1台…となると
動体AF性能にプラスしてAPS-Cセンサーのカメラだったりすると上手く使い分け出来そうなんだけどね。


【10月】
LUMIX GINZA TOKYOでLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6をレンタルしてマル1日かけてたっぷりお試し。
小さいし軽いし写りも良くて好印象。俺の求める“標準域”と比べるとかなり広角側にズレてるけどね。
こういうお試しの機会が大幅に減ってしまったのはカメラ&レンズ業界にとっては大きな痛手だと思う。
春にMFT関係を全て売却して以来「あぁ…やっぱり標準ズームレンズは必要だ。1本は持ってないと…」
と感じていたのでLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6は購入候補。対抗馬は24-70mm F2.8 DG DN A019
どちらも非常に魅力的。次に標準ズームレンズが必要な場面が来たタイミングでどちらかを買うと思う。
どっちの方が魅力的かはしょっちゅう換わってるので最終的にどっちを選ぶかは自分でも分からない。


【11月】
SIGMA fp用後玉チェッカー&ライカ エルマー50F2.8用沈胴ストッパー&リミッターを発売

Amazonのブラックフライデーセールで安くなってたDellの25インチモニターU2520DRを購入


【12月】
春のPC更新時に購入したBenQの32インチモニターPD3200UとDellの25インチモニターU2520DRの色味が
微妙に違うのがじわじわ気になり出したのでdatacolorのモニターキャリブレーターSpyderX Proを購入
今日初めてのモニターキャリブレーションをしてみた結果、輝度やコントラストやトーンは揃ったけど
色味は完全には揃わず。PD3200UもU2520DRもハードウェアキャリブレーションには非対応だし
メーカーもパネルも別物なので最初から完全に揃えられるとは思ってなかったけど少し残念。
キャリブレーションの方法が間違ってないか、他に方法が無いか、などを色々と勉強中。


【総括】
去年と比べると今年は精神的にも身体的にも何かと忙しい1年だった。充実もしてたけど疲れもした。
コロナの影響は世間一般よりは全然少なかった方だと思う。それでも「おいおいマジかよ…どうしよう…」と
対応に頭を悩ます場面は多かったし、具体的には書かないけど今も解決していない問題は結構ある。
人と距離を置く事を求められる今だけど、同時に沢山の人に助けてもらったお陰でこの1年を生き抜く事が
出来たという実感も大きい。どんなに強がってもやっぱりニンゲンは一人じゃ生きていけないわな。

去年までは当たり前に有った明日の活力の糧となっていたものが今年は沢山失われてしまった。
そしてそれが来年も続きそうな事が本当に残念で仕方がないし実に憂鬱だ。

それでも…………それでもだ、なんとか乗り越えていくしかないよね。
コロナに翻弄された1年。この1年の経験を来年以降にどう活かしていくかだ。頑張ってこう。

文字にするとお馴染みの定型文でしかないんだけど、今年は心の底から言います。


皆さま、本年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。良いお年を。



20201231_Tokyo Sky Tree
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# by foxfoto | 2020-12-31 20:00 | ●日記
前回の更新から早半年以上、久しぶりにSIGMA fpに関する新作アクセサリーのリリースです!
実は5月末には既に完成してたけど前回リリースしたfp用LVF-01ブラケットシリーズが好評で
手が回らなかったのでここまで遅くなってしまいました。ホント申し訳ない。

今回リリースするアクセサリーはSIGMA fpにマウントアダプターを経由してオールドレンズを
楽しんでいる、もしくはこれから楽しもうと考えている方々に向けたアイテムです。

もしくはオールドレンズを既に沢山持っていて、fpの事も気になってはいるけど
手持ちのレンズが使えるのかが分からず購入に踏み切れない…といった方にも役立つアイテムです。

昨年の7月11日のfpのサプライズ発表からもうかれこれ1年と4ヶ月。写真と動画をシームレスに
行き来する事などをアピールされたfpだけど、個人的にはコンパクトかつシンプルなfpを見て
そして会場でfpのメニュー階層に潜って電子接点のないレンズ用の補正機能が充実してるの
を見て「このカメラはオールドレンズ遊びをしてる人達はみんな飛び付くだろうな~」
という印象を感じてた。

実際fpが発売されるとLアライアンスつながりもあってかライカユーザーが皆fpを買っていたのを
TwitterなどのSNSを利用している人達なら沢山目にしてきたハズ。

ウチにも数は少ないけど親父が遺したMマウントやスクリューマウントのレンズがある。
その内の1本がMマウントのLEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)という沈胴式の古いレンズ。
安いM→Lマウントアダプターを購入して、さ~装着するぞ!となった瞬間不安になった。
「あれ?このレンズ、沈胴させて大丈夫なんだろうか?fpはメカシャッターレスとは言え
万が一センサー周辺に傷を付けちゃったりするのは絶対に嫌だぞ…」と。

幸いシグマが公式でfpの3Dデータを公開してくれているので各部の寸法を参考にしつつ、自分の
fpを実測した値も合わせて3Dプリンターで出力し易い形状にモデリングし直して製作したのがコレ↓


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SIGMA fp用後玉チェッカー 【 3200円 】
20201110_01_SIGMA fp用後玉チェッカー
これまでのアクセサリーと同様に青緑赤黄白黒の全6色展開です。

では実際に使ってみましょう。
20201110_02_SIGMA fp用後玉チェッカー

エルマー50F2.8にM→Lマウントアダプターを装着し、後玉チェッカーに装着し、沈胴させてみると…
20201110_03_SIGMA fp用後玉チェッカー
う~ん、惜しい。1mmほど足りず最後まで沈胴させられませんでした。

裏から見ると沈胴した鏡筒の枠がfpのセンサー前のフレーム部分に干渉しているのが分かります。
20201110_04_SIGMA fp用後玉チェッカー
こうして後玉や沈胴部分の突出が干渉するのか否か、どれぐらいのクリアランスが残っているのかを
“裏側から”確認出来るのがこのアイテムの特徴。これがあればfp本体や貴重なオールドレンズの双方に
傷を付けてしまうようなアクシデントを回避する事が出来ます。

ちなみに、今回試したエルマー50F2.8のようにセンサー前のフレームに干渉しなかったとしても
20201110_05_SIGMA fp用後玉チェッカー
このように後玉チェッカーの背面からほんの少しでも突出してしまうようなレンズは
fpのセンサー前のカバーガラスにぶつかる事を意味します。
今回のエルマー50F2.8のような沈胴式でなくとも、オールドレンズには広角レンズ系を中心に
後玉が大きく突出しているレンズが多いので要注意です。

既にお持ちのオールドレンズ群をfpに問題なく装着出来るかを裏側から確認する用途の他に
新しくオールドレンズを購入しようとした際にもこの後玉チェッカーは役立ちます。
後玉チェッカーを中古カメラ屋さんに持って行き装着テストをさせてもらえば購入前に
fpで使用出来るか否かを確認する事が出来るワケです。

fpがいかにコンパクトだとは言え、毎日仕事カバンに忍ばせるのは難しいという人も多いでしょう。
でもこの後玉チェッカーだけなら持ち歩くのにストレスは無いでしょう。仕事帰りにふらっと
中古カメラ屋さんでオールドレンズを物色するような沼の住人には良き相棒となりましょう。

なんなら全国の中古カメラ&レンズ屋さんに1個ずつ常備していただければぁっ!!!!……なんてねw

※この後玉チェッカーで再現しているのはあくまでSIGMA fpのセンサー周辺の形状です。
 この後玉チェッカーで問題がなさそうだったとしても、同じLマウントのLEICAやPanasonic
 そして今後出てくるSIGMAのカメラでは後玉とセンサー周辺、シャッターユニット等が干渉する
 可能性が予想されます。fp以外のカメラとの干渉チェック用途には絶対に使用しないでください。



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LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴ストッパー 【 2100円 】
20201110_06_LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴ストッパー
さて、沈胴させると鏡筒とfpのセンサー前のフレームとが干渉してしまう事が分かったエルマー50F2.8。
ウチの個体は絞りリングがかなり固く、そして鏡筒自体を回転させて沈胴をロックする機構はかなり緩く
なっているので、絞りを操作する際に鏡筒のロックが外れてガクッと不意に沈胴してしまうような状態。
「別に沈胴させなきゃ干渉もしないし問題ないでしょ」と放置して使用するには余りにも怖すぎる。
製造から何十年、何人ものユーザーを経てきたであろうオールドレンズにはこういう事も多いでしょう。

で、製作したのがこの沈胴ストッパー。名前の通り鏡筒にスペーサーを装着して沈胴出来なくするアイテム。
20201110_07_LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴ストッパー
まずはパチッパチッと鏡筒に沈胴ストッパーを装着し

更に沈胴ストッパーの上から貼り革(付属しません。各自で用意してね。)を巻き付けると…
20201110_08_LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴ストッパー
どうです?いかにもオールドレンズっぽさが増してコレはコレでアリなのではないでしょうか?

20201110_09_LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴ストッパー
fpに装着するとこんな感じ。やっぱりコンパクトでシンプルなデザインのfpは
同じくコンパクトなMマウントやスクリューマウントのレンズとの相性がバツグン。

LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)はかなりメジャーで本数も多く、価格も安いので持ってる人も多い
でしょうし、これからオールドレンズに手を出す人の最初の1本にも良いレンズだと思います。
上記のfp用後玉チェッカーとセットでご注文いただければ幸いです。
後玉チェッカーと同様の全6色展開です。


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SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター 【 800円 】
20201110_10_SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター
最初に書いた通り、5月末の時点で既に完成していた①と②をやっとこさリリースするべ~とブツ撮りまで
したところでふと「あれ?後玉チェッカーでどれぐらい干渉するのかが分かってるんだから、沈胴機構を
使えなくするんじゃなく干渉しない所まで沈胴量を制限してやるだけで良いんじゃね?」と思い立ち
急遽追加で製作したアクセサリーです。

20201110_11_SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター
こうして鏡筒にパチンと装着するだけ。小さくカットした両面テープでレンズに貼り付ければより確実です。

これまで3Dプリンターで色々と製作してきたけど、これほど小さく軽くシンプルなアクセサリーは初めて。

パナから最初のミラーレス機が登場してマウントアダプターを使ったオールドレンズ遊びが広まって12年。
もっと言えばライカMボディに露出計が内蔵されたりシャッターが横走り幕からフォーカルプレーンに
なったりして古い沈胴レンズを沈胴させられなくなって何年経つ?この間沈胴機構をキャンセルさせたり
沈胴量を制限するアイテムがどこからも出て来なかった事が不思議だし、正直残念な気持ちでならない。
こういうのはライカ自身が用意してあげても良かったんじゃないの?とか思ってしまう。

20201110_12_SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター
気を取り直して改めて①の後玉チェッカーで確認すると十分なクリアランスが確保出来てるのが分かる。

20201110_13_SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター
沈胴させるとこのコンパクトさですよ。更に沈胴量が減った事でリアキャップとの干渉もなくなったので
こうしてカメラから外して持ち歩く時のサイズもコンパクト&便利になります。

今回は赤で出力したけど①や②と同様の全6色展開です。好みのカラーリングをお選びください。

20201110_14_SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター
現状Lマウントのフルサイズ対応レンズの中で最小のSIGMA 45mm F2.8 DG DN C019と比べてもこの差。

20201110_15_SIGMA fp+LEICA ELMAR 50mm(5cm) F2.8(1st)用沈胴リミッター
fp+45F2.8Cの組合せの小ささは殆どコンデジと言っても良いレベルだったけど、コレで更に小型化出来た。
AFでもないし電子接点もないのでEXIFデータも残らないし、もちろん写りも45F2.8Cには敵わないけど
このコンパクトさ。この佇まい。イイ。すごくイイ。良くないッスか?

発表会で感じたfpとオールドレンズとの相性の良さを再確認。fpはこういう楽しみ方もアリなカメラだ。

※この沈胴リミッターで干渉を回避出来るのはあくまでSIGMA fpのセンサー周辺の形状だけです。
 同じLマウントでもLEICAやPanasonic、そして今後出てくるSIGMAのカメラとでは沈胴した後玉と
 センサー周辺、シャッターユニット等が干渉する可能性が予想されます。fp以外のカメラでは絶対に
 使用しないでください。



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■その他、3Dプリンターでの出力品についての特徴と注意点です。
 ※FDM方式の家庭用3Dプリンターでの出力となりますので、一般的な大量生産のプロダクトのような
  キレイな表面仕上げとはならず、表面には積層造形由来の微細な段差があります。
 ※各アクセサリー共に一部分に出力時に必要となるサポート材の剥がし跡が残ってしまいます。
  剥がし跡は白くなるので黒で出力した場合に特に目立ってしまいます。
 ※出力素材のABS樹脂は後塗装が可能ですのでサンドペーパーなどで軽く表面を均してから
  塗装する事で上記の積層段差やサポート材の剥がし跡を目立たなくする事が可能です。
 ※使用素材(フィラメント)はAFINIA純正プレミアムABSフィラメントを使用しています。
 ※カラーバリエーションは上記フィラメントに設定のある黒の6色です。
 ※各アクセサリーは定期的にマイナーアップデートを繰り返していますので
  注文時期によって写真と細部の形状が異なっている場合があります。

■発送方法・送料
 ・現在は日本国内のみの発送とさせていただいております。
 ・注文品は追跡が可能なレターパックライトorレターパックプラスにて発送します。
 ・レターパックライトはポストへの投函配達、レターパックプラスは対面での配達となります。
  ご在宅状況などに合わせてご希望の発送方法をお選びください。
 ・アクセサリー名の後に“ ★ ”マークのある物はレターパックライトの発送条件である
  “厚さ3cm以内”に収まらないため、レターパックプラスのみでの発送となります。
 ・レターパックライトで発送の場合の送料 → 370円
 ・レターパックプラスで発送の場合の送料 → 520円
 ・注文品合計金額が5000円以上になる場合は送料無料にて発送します。

■支払方法
 ・支払い方法は三菱UFJ銀行口座への振込みとなります。
 ・振込手数料は別途お客様のご負担となります。
 ・ご注文メール確認後、振込み先口座情報などを返信いたします。
 ・口座への入金履歴順に3Dプリンターで出力・梱包し、発送後に追跡番号をメールいたします。

■その他
 ※遅くともご注文メールの翌日中までには上記Gmailアドレスから振込み先口座などを返信しておりますが
  Gmailドメインを受信拒否設定されていたりしてコチラからの返信できない場合が希にあります。
  お手数ですが予めGmailドメインの受信拒否設定を解除の上でご注文いただければ幸いです。
  ご注文メールの送信から2日以上経っても返信メールが届かない場合はこのブログのコメント欄か
  Twitterをされている方は私のTwitterアカウントへご連絡下さい。
 ※ご注文メールに色指定の記載が無かった場合は“黒”にて出力・発送させていただきます。
 ※ご注文メールに希望発送方法の記載が無かった場合はレターパックライトにて発送させていただきます。
 ※注文アクセサリーの種類・個数によりレターパックライトの規定【厚さ3cm以内】に
  収まりきらない場合はレターパックプラスでの発送とさせていただく場合がございます。


各アクセサリー共通の上記特徴と注意点を踏まえた上で購入をご希望の方は
【氏名、発送先の郵便番号・住所、希望アクセサリー名、希望カラー、注文数、希望発送方法(下記参照)】
などを記入してコチラのアドレスまでご連絡ください。→ order.foxfotofactory@gmail.com

それではご注文、お待ちしております。


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■3Dプリンターでこれまで製作してきたSIGMA製品用アクセサリー群のまとめ
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